エンジニア職
26 年卒
男性
- 電気通信大学大学院
面接情報
一次面接
基本情報
場所 | WEB |
時間 | 40分 |
社員数 | 1人 |
学生数 | 1人 |
結果通知時期 | ー |
結果通知方法 | メール |
質問内容・回答
①自己紹介をお願いします。
〇〇大学大学院 〇〇専攻 修士2年の○○です。 学生時代は主に研究活動に注力し、国内外での学会発表や英語での論文執筆、研究留学などに挑戦してまいりました。 趣味はバドミントンです。 本日はどうぞよろしくお願いします。
【深掘質問】
いつ、どこに留学されたのですか?
【深堀質問回答】
アメリカの〇〇大学に半年間行っていました。ちょうど1か月前に帰国したばかりです。
②学部の研究テーマについて教えてください。
学部時代はノートパソコンを例に、0-1整数計画法とε制約法を使って、温室効果ガス排出を抑えつつ利益を最大化する最適な再製造オプションを選ぶ手法を提案しました。主にデータの準備や前処理、実験、論文の執筆を行い、筆頭著者として査読にも対応しました。 この研究では、再製造品の販売価格や使用済み製品の回収時期などを、環境負荷と利益の両立を前提に提案できる点に新規性があります。サステナブルなサプライチェーン構築に向けた実践的な提案ができたと考えています。
【深掘質問】
①なぜその手法を使ったのですか?
②実データはどのように用意したのですか?
③新規性はどこですか?
【深堀質問回答】
①再製造を行う過程で、具体的には各部品に対して再製造するかどうか、アップグレードするかどうかを決める必要があり、0-1の意思決定変数が適していたためです。
②既存製品のスペック表や文献から部品ごとのコスト・排出量を収集し、再製造時の変化を考慮して前処理しました。
③再製造品の収益性と環境負荷を同時に扱いながら、部品ごとの選択を最適化するモデルを構築した点です。既存研究はどちらか一方に偏っていました。
③修士の研究テーマについて教えてください。
マルチマイクログリッドの電力需給管理に関する研究をしています。 具体的には、深層学習による需要・発電量の時系列予測と、線形計画法による意思決定を統合した、電力のシェアリングモデルを提案しています。 複数の発電設備と蓄電池が協調して電力を融通し合う仕組みを設計・実装しました。
【深掘質問】
①なぜそのテーマを始めたですか。
②新規性はどこですか。
【深堀質問回答】
①学部時代の研究では、環境配慮と利益の両立に関心があり、製品単体の最適なライフサイクル選択を扱っていました。その中で「モノの個別最適だけでは限界がある」と感じ、より大きな視点で、エネルギー全体の需給を調整する仕組みに興味を持ちました。そこで修士では、再生可能エネルギーやマイクログリッドといった社会インフラ全体の最適化にテーマを広げ、AIと数理最適化を組み合わせて社会実装に近い研究を行うことにしました。
②この研究は、AI予測を活用したマイクログリッド間の協調運用を試みた点に新規性があります。将来的には、コストや排出量など複数の指標を含む管理手法の構築を目指しています。
④長期インターンの経験について教えてください。
物流倉庫向けBIツール開発案件にてソフトウェアエンジニアとして従事しました。画面UIの設計を主に担当しました。
【深掘質問】
プログラミング的なことはそこでは経験した?
【深堀質問回答】
はい、がっつりではないですが経験しました。主な業務は顧客に対しヒアリングを行い、それを設計書に落とし込むといったことをしていました。その設計書に沿ってJavaでコーディングを行うといったことは少し経験することができました。
面接詳細情報
面接官の社員の特徴 | 現場エンジニア:男性で30歳前後、オフィスカジュアル |
面接官の印象 | ー |
学生の服装 | 私服 |
面接の雰囲気 | 終始フランクな雰囲気で進みました。 専門性の高いテーマに関しても、理解を深めるために積極的に質問してくださいました。 |
評価されたと感じたポイント | 自分が今まで触れてきた技術スタックや研究内容について深堀され、エンジニアとしての素養を評価されることになります。迷わず答えられればOKです。 |
対策やアドバイス | ESに記入した内容に対して、技術的な深堀が多いです。面接の前に、自身がいままでやってきた技術的な内容について振り返るべきです。 |