エンジニア職
26 年卒
男性
- 電気通信大学大学院
面接情報
最終面接
基本情報
場所 | オフィス |
時間 | 40分 |
社員数 | 1人 |
学生数 | 1人 |
結果通知時期 | ー |
結果通知方法 | 対面 |
質問内容・回答
①これまでどのような経験をされてきたんですか?
これまで一貫して、「人や社会の意思決定を、データや仕組みで支援すること」に興味を持って取り組んできました。
中高大時代は、○○部でキャプテンを務め、コロナ禍でもチームが前向きに活動できるよう、目的を共有しながら新しい練習方法を提案するなど、仲間とともに成果を出すことに力を注ぎました。
研究活動を始めてからは、環境やエネルギーといった社会課題に対して、数理的なアプローチでどう貢献できるかを考えるようになり、学部では再製品プロセスの最適化、大学院では電力需給最適化に取り組みました。そこではAIや数理最適化を活用し、理論だけでなく、現実的な制約や価値判断をどう設計に落とし込むかを学びました。
また、研究の過程で国際会議への論文投稿や留学も経験し、異なる専門性や文化背景を持つ人と協働する力も養いました。これらの経験を通して、技術だけでなく「人を巻き込む力」「合意形成する力」も意識的に磨いてきました。
【深掘質問】
その中で、最も自分らしさが出たと感じる経験は何ですか?
【深堀質問回答】
大学時代の部活でキャプテンを務めた経験です。コロナ禍で部活動が制限され、目的を見失いかけていたメンバーに対して、「今できること」の意義や目的を整理して共有しました。モチベーションが回復し、最終的にリーグ昇格という成果に繋がったことから、人の行動や意欲を設計できることの面白さを実感しました。
【深掘質問】
技術以外で意識してきたことはありますか?
【深堀質問回答】
技術や分析はあくまで手段だと考えているので、「どう活用されるか」「相手にどう伝えるか」を意識してきました。例えば、ミーティング前には必ず自分の考えを整理して準備し、協力してくれる人の時間を無駄にしないように心がけていました。こうした姿勢は研究でも、今後の実務でも活かせると思っています。
②なぜこれまでの研究分野と異なる事業ドメインに興味を持ったのか教えてください。
研究で扱ってきたのはエネルギーやサプライチェーンといった社会インフラ分野でしたが、「データを用いて人の意思決定を支援する」という本質的な面白さは、Webサービスにも通じると感じています。 中でもサイバーエージェントのABEMAのような”生活に近いメディア”であれば、ユーザーの反応をリアルタイムに見ながら仮説検証を回せる点に魅力を感じました。抽象的な課題を具体的に設計・改善できる環境で、自分のスキルをさらに活かしたいと考えています。
【深掘質問】
なぜ『生活に近い領域』に魅力を感じたのですか?
【深堀質問回答】
留学中に、日本のアニメやスポーツを通じて海外の人と感情を共有できた経験が大きいです。そうした”文化や価値観を越える共通体験”を作れるメディアに、データで貢献できる仕事がしたいと思うようになりました。Abemaのような場には、その可能性があると感じています。
【深掘質問】
研究とビジネスでのデータ活用の違いは何だと考えていますか?
【深堀質問回答】
研究では「理論的な正しさ」や「再現性」が重視される一方、ビジネスでは「意思決定にどうつながるか」「行動をどう促すか」が重要だと考えています。 そのため、ビジネスでは技術的な正しさに加えて、”伝わりやすさ”や”使われやすさ”も意識したデータ設計が必要だと感じています。
③将来のキャリアビジョンについて教えてください。
短期的には、データサイエンティストとして現場の意思決定に寄与できる力をつけたいと考えています。具体的には、事業課題を構造化し、改善インパクトのある指標を自ら定義していけるような人材を目指しています。
中長期的には、データと企画の橋渡しができるような存在になりたいです。データを武器に、プロダクトの方向性そのものに影響を与えられるような視座を持ちたいと考えています。
【深掘質問】
将来的には企画にも関わりたいということですか?
【深堀質問回答】
もともと「数字が読める人が意思決定に関わるべきだ」と思っていて、分析を通して得た示唆をそのまま次のアクションに繋げられるような立場に魅力を感じています。まずはデータサイエンティストとして信頼を得て、徐々に領域を広げていけたらと思っています。
【深掘質問】
PdMや企画職に移ることも視野に入れていますか?
【深堀質問回答】
将来的には十分にあり得ると思っています。ただし、まずはデータサイエンティストとして専門性を高め、事業理解や周囲との信頼関係を積み上げた上で、自分が関わるべき領域を広げていきたいと考えています。
【深掘質問】
ビジョンに近づくために、入社後どんな行動をしていきたいですか?
【深堀質問回答】
まずは配属された領域のKPIやビジネスモデルを深く理解し、事業目線での分析提案ができるようになりたいです。そのうえで、日々のアウトプットに仮説や文脈を添えて発信することで、周囲との議論を生み出せるような存在になりたいと考えています。
面接詳細情報
面接官の社員の特徴 | 役員:男性で40歳前後、オフィスカジュアル |
面接官の印象 | ー |
学生の服装 | 私服 |
面接の雰囲気 | 重い空気でした。 相手の面接官は愛想は良くないが、こちら側の話をしっかりと聞いてくれている感じがしました。 |
評価されたと感じたポイント | 将来のビジョンを明確に伝えることができた点と、入社が目的ではなく、手段として考えられている点が評価されました。 |
対策やアドバイス | 入社意思を強く伝えられるようにするべきです。 |