学生時代に学んだこと
大学で言語学を学ぶ中で、消滅危機言語のフィールドワークとして、離島に赴きました。現地では限られた時間と資源のなかで住民の方々にインタビューを重ね、暮らしの中に残る言語や文化の痕跡を丁寧に記録しました。そこでは、住民の方との信頼関係を築くことが何より重要であり、相手の話に真摯に耳を傾け、背景にある想いや歴史に寄り添う姿勢が求められました。こうした経験を通じて培った「相手の立場に立って考え、対話を大切にする姿勢」は、お客様一人ひとりの価値観や人生に向き合う住まいづくりにも必ず活かせると感じています。また、調査の進行や関係構築はすべて自分で計画・実行したため、状況に応じて柔軟に動き、自ら課題を見つけて行動する力も身につきました。人の暮らしに長く寄り添う住まいの提案を通じて、誰かの「これからの人生」を支える仕事に挑戦したいと考えています。
自身の強みと弱みなど
私の強みは「挑戦を楽しむ努力家」であることです。強豪校出身者が多い大学スポーツ部において、公立高校出身の私は最初こそ圧倒されましたが、自主練と分析を重ねて特技を磨き、Bチームのスタメンで活躍できるレベルに成長しました。この経験から、課題に粘り強く取り組む姿勢が身につきました。弱みは慎重になりすぎて初動が遅れることですが、仲間と相談しながら早めに動くことで改善に努めています。幸せを感じるのは、人と真摯に向き合い信頼関係を築けたときです。離島でのフィールドワークでは、島民の方が心を開いてくださり、言葉や暮らしに込められた想いまで共有してもらえたことが忘れられません。一番悔しかったのは、高校最後の試合で思うようなプレーができず負けたことですが、その悔しさが、大学でも挑戦を続ける原動力になりました。
志望理由
私が積水ハウスを志望する理由は、「人々の暮らしを豊かにする住まいづくり」という企業理念に強く共感したからです。大学でのフィールドワークや研究活動を通じて、地域社会の多様なニーズを理解し、それに応えることの重要性を実感しました。特に離島での調査では、地域の文化や自然環境に調和した住まいのあり方を考え、住環境が人々の生活の質に大きく影響することを学びました。積水ハウスの「環境と共生しながらお客様の声に寄り添う姿勢」は、私の価値観と一致しています。事務系総合職として、地域やお客様の声を正確に捉え、社内外の調整や企画に活かすことで、より良い住環境づくりに貢献したいと考えています。また、多様な人々と関わりながら、自分自身も成長できる環境だと感じており、挑戦を楽しみながら貢献していきたいと思っています。