最終面接
基本情報
場所 | オフィス |
時間 | 30分 |
社員数 | 1人 |
学生数 | 1人 |
結果通知時期 | ー |
結果通知方法 | 電話 |
質問内容・回答
①自己紹介
○○大学○○学部より参りました○○と申します。私は個別指導塾でアルバイトをしております。そこで、チーフというアルバイトのリーダーのような役職についており、塾生のテスト分析を用いて、成績向上の施策を練ったり、新人講師の育成を行なったり、講師として教えるだけでなく、より俯瞰的な立場で塾全体の成績を向上させることに尽力してまいりました。私の長所は、協調性があるところと、人の役に立ちたいという気持ちが人一倍あるところです。短所としましては、逆に協調を大事にするあまり、なかなか意見をすることができない場面もあるところです。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
【深掘質問】
個別指導塾での経験を具体的に教えてください。
【深堀質問回答】
私が働いている個別指導塾では担当の講師によって教え方が異なることや、内容の重複による、授業の質の低下が課題でした。なので、チーフ一同でカリキュラムのテンプレートを作成しました。しかし、自己流でこれまでやってきた先輩も多く、普及させることが非常に困難でした。そこで、まずはじめに作成したチーフと、比較的歴の浅い新人講師の方に使用をお願いしました。その後会議で効果を示すことで、ベテランの講師の使用を促すことができました。この中で、変化をもたらすためにはまず自分からやるということが大切だと学びました。そして自分の熱意と誠意を見せれば、人の気持ちを変えられると知りました。
②短所が意見が言えないとということだったが、それは改善されていますか?
はい、まだまだ完璧にというわけではありませんが、少しずつ意見を発信するようにしています。意見を言いづらいと私が思ってしまう理由として、相手が反対意見を持っていた場合、対立して雰囲気が悪くなってしまうことが怖いと感じてしまうためです。しかし、アルバイトでの経験を踏まえて、意見にしっかりとした理由や論理性があれば、相手は少なからず耳を傾けてくれるし、指示してくれる人が必ずいるということに気がついたからです。なので、何か私が意見をするときは、必ずその意見を主張する論理的妥当性を考え、それをいかに相手にわかりやすく伝えるか、を意識するようにしています。
③最近読んで感動した本や作品を教えてください。またなぜそれを選んだのかを教えてください。
私が、最近感動した作品は「ハイキュー ゴミ捨て場の決戦」という映画です。なぜ私がこの作品を選んだかというと、ハイキューに登場する勝ち負けに興味のない少年が、主人公との出会いを経て、勝負することの楽しさを知っていく過程が非常に感動的だったからです。この映画では、主人公の学校と、その因縁のライバルの学校の試合が描かれています。特に、映画の最後5分間ほどが、その勝ち負けに興味のなかった少年の一人称視点で描かれています。いつもはめんどくさがりで、試合中にいかに省エネで動くかを考えているそのキャラクターが、ガムシャラに勝つためにボールをつないでいる様子が一人称視点で描かれることによって、映画に引き込まれる印象的なシーンでした。
④業種の希望
私は、事前のアンケートでもお答えした通り、販売促進グループで勤務したいと考えております。事前の説明会で、販売促進グループでは、データを分析したり、収集することによって、販売戦略を立案する部署であると伺いました。私の就活の軸は、私のした仕事が、誰かに対して直接的に貢献できること、です。販売促進グループで、私が作ったデータが事業部の意思決定の重要な要素となることで、大きな組織全体への貢献が実感できるという点が魅力的だと感じました。
また、集められたデータの共通点を見つけて、具体から抽象に課題のレベルを上げることが得意だと感じているため、私の強みを活かすことができるのではないかと思い、希望いたしました。
【深掘質問】
集められたデータの共通点を見つけて、具体から抽象に課題のレベルを上げることが得意、に関しての具体的なエピソードはありますか?
【深堀質問回答】
個別指導塾での、塾生のテスト分析の際に、実感いたしました。2月に今年度の都立高校入試があったのですが、今年度の中学3年生20人程度の実際の回答をすべて集めて、分析しました。その時に、5教科すべてで、どの問題ができていて、どの問題ができていなかったのかを全体で分析することで、塾全体でどの単元、科目の指導力が弱点であるかがわかりました。数学を例に挙げると、三平方の定理を用いた図形の問題の正答率が低く出ていました。三平方の定理は中学数学の一番最後に学習する単元であるため、学習が間に合っていなかった可能性が考えられました。つまり、カリキュラムの作成があやふやで、しっかりと全体を見通したカリキュラムを、すべての講師に考える力がないのではないかという問題点が上げられました。なので、次年度からは、カリキュラムをさらに前もって作成し、実力のある講師や、社員にしっかりと精査する時間を設けてもらう制度づくりを徹底するために、今動いています。
⑤希望している職種は大阪本社での勤務だが問題ないか
問題ありません。御社から内定をいただけましたら、どちらの勤務先でも誠心誠意働かせていただきます。
面接詳細情報
面接官の社員の特徴 | 人事 男性で40代 |
面接官の印象 | 終始和やかにお話を進めてくださいました。面接官の方も温和な方で、雑談をしているように面接が進んでいきました。ハイキューのお話をした際も、娘も好きなので話を聞いていますというお話もしてくださいました。こちらも楽しくお話ししながら面接することができました。 |
学生の服装 | ー |
面接の雰囲気 | 面接室の中には自分の向かって右側にカメラが配置されていて、映像が録画されていました。後ほどその映像をもとに、複数人で採用するか判断をするとおっしゃっていました。カメラの方ではなく面接官の方を見て喋るように面接官の方から指示がありました。カメラの存在は事前に知らされていなかったので、少し緊張感が高まりました。 |
評価されたと感じたポイント | 採用したら絶対に入社するという姿勢。 この選考があったのが2月の頭ごろだったのですが、体調不良のため就活をしばらくお休みしておりました。御社に内定をいただけなければ、就活を再開しようと思っている、というお話をしました。また、一般職であるにも関わらず、転勤がある業種なので、強くどこでも勤務可能ですと述べたのが評価されたかなと感じています。 |
対策やアドバイス | キーエンスは、自分の長所と短所の分析をするテストをインターンシップの前で行ってくださいます。インターンシップでは、それをもとに、S職の業務内容と自分の特性を比べて、どこがマッチしていて、どこがマッチしていないのかを見極め、社員の方に一人ずつ発表する場があります。また、他にも自己分析のテスト(キャリパーという名前だったと思います)をもとに、社員さんがWebで1対1で面談を行なってくださいます。 キーエンスは求める人物像を公開していません。なので、インターンや社員さんとの面談をもとに、どのような人物像が求められているのかを見極める力が求められるかと思います。 内定者の方々とお会いした時の共通点は、皆扶養ギリギリ、もしくはそれ以上稼ぐくらいにバイトをたくさんやっているという点がありました。なので、確証はありませんが、働くのが好きな人、ストレス耐性が高い人が選ばれているような印象はありました。 |