当社を志望した理由と、当社でやってみたい仕事(「希望する業務」第一希望)を具体的に教えてください。
私が貴社を志望した理由は、人の命を守り、心の拠り所となるコンテンツを人々に届けているからです。特に、貴社の報道の正確性・質・スピード感は他の放送局と比べて圧倒的です。実際、私の家では「何かあったらまずNHKをつける」ということが決まりになっています。この経験から、仕事を通じて「放送で人々の生活を支える」ことに携わりたいと考えるようになりました。
その中でも映像取材の業務を志望した理由は、世の中で起こる出来事やそこに生きる人々に最も近く向き合うことができると考えたからです。最前線で自分自身の気づきや所感を含めて判断を行い、背景や時節・感情など様々な情報を取捨選択し、映像に凝縮することは映像取材でしか味わえないと感じております。撮られる側だけではなく、撮る側も心を震わせて撮った映像は、見ている人の心にも必ず響くと思います。見ている人の頭ではなく心を動かし、行動しようと思ってもらえるような映像を撮りたいです。
現在、1番関心のあるニュースを1つ挙げてください。また、なぜ関心があるのかについても述べてください。
私は現在、「PFASによる水質汚染」に関心があります。PFASは有機フッ素化合物の総称で、耐熱性や撥水・撥油性に優れ、多くの製品で活用されております。一方で、人体に有害な発がん性物質であることも確認されています。私はPFASが水道水に含まれていることを知り、興味を持つと同時に恐怖を覚えました。なぜなら、日本は水道水が飲める数少ない国の1つで、私の生活の中では安全に水道水を飲めることが当たり前になっていたからです。このことから、いかに私の生活に水道水が深く関わっているかを再認識しました。そのため、正確な発生源やリスクが明らかになっていないPFASと水道水の関係について、今後は自分のこととして捉え、向き合う必要があると感じております。
これまでに熱心に取り組んできたことについて教えてください。また、その活動の中で自身が果たした役割についても教えてください。
家庭教師のアルバイトとして、生徒の抱える課題に向き合いました。私は家庭教師のアルバイトで講師として、中学受験を行う小学生を指導しております。私の所属していた塾は、教材の配布はされるものの指導方法は講師に一任されておりました。そのため、生徒に合った指導方法を確立する必要がありました。
そこで、私は2つのことを実践しました。1つ目は、生徒の成功体験創出を目的とした短期的な目標の設定および実行です。2つ目は、効率的な記憶の定着を目的にした「アウトプット」機会の創出です。これらに加えて、生徒との双方向的なコミュニケーション通じて、生徒の視点に立つことを意識しました。その結果、これまでに担当した生徒全員の志望校合格に貢献することができました。
あなたの「人生最大の逆境」を教えてください。また、その時はどのように対応し、その経験から学んだことを教えてください。
高校生時代の運動部での経験を挙げて回答いたします。高校3年生の春、コロナ渦で所属していた部活が停止してしまいました。私はチーム力の維持・向上のためオンライントレーニングの発案・運営を行いました。しかし、出席率の低さと不十分な内容が原因で、当初想定していたトレーニングを行うことができませんでした。
そこで、チームメンバーの意見を聞き、トレーニング内容を見直しました。その際、反対意見や主張の理解に努めることと、意見の相違点を明確にすることに尽力しました。その結果、充実したトレーニングを行うことができ、私たちは大会準優勝という結果を残すことができました。この経験から、どんな状況でもアクションを起こすことがチーム力の最大化に繋がることを学びました。
自己PRや、当社について思うこと、これだけは伝えたいということを書いてください。
私はテレビ版ではなく「映画版ジャイアン」です。自分の気持ちに素直で、少しでも興味を持ち、やりたいと思ったことは最後までとことん突き詰めます。また、「お前の物はオレの物、オレの物もオレの物」のセリフにあるように、友人や家族など自分の身の回りの人々に起こる良いことも悪いことも全て自分のこととして捉えます。表には出さないものの、共に喜んだり痛みを感じたりする共感性に富んだ性格だと自負しております。
特に力を入れて学んだ科目や、得意分野について入力してください。
ゼミナールにて「各種調査で使用される測定器の値相違に関する研究」に取り組んでおります。