ファーストリテイリング

最終面接

基本情報

質問内容・回答

①自己紹介

こんにちは。この度貴社に応募させていただきました〇〇と申します。現在、〇〇大学〇〇学部の3年に在籍しており、これまで海外で暮らした経験があります。今年の7月までヨーロッパの大学に1年間留学しており、国籍や性別、価値観、経験の異なる人々とチームとなって活動に従事していました。今年貴社のGlobal Management Programに参加させていただき、「貴社のグローバルブランドのマインドのもとで、世界各国の一流大学の学生とチームで新規事業/新規商品を立案する」という貴重な経験をしました。

Global Management Programで出会った貴社の方々と、貴社の価値観である「お客様起点で数々のイノベーションを生み出し、且つ世界で最も必要とされる企業として国家や人種の違いを超えて社会に新たな価値を創造する」点に魅了され、私も、多様な個性を持つメンバーが集まる貴社のチームの一員になりたいと考え、貴社を強く志望しております。

【深掘質問】

ヨーロッパの国に留学していたんだね、ヨーロッパの国はどう？楽しかった？

【深堀質問回答】

はい、非常に興味深い国でした。1つの国の中で異なる言語を母語にする人たちが共生しており、それぞれ異なる文化や考えを持っているけれども、お互いの違いを認め理解し、高いプライドを持っていることが感じられ、日本では決して経験できないような体験を1年間できて楽しかったです。

②学生時代に力を入れたこと

私が学生時代を通して力を入れて取り組んできたものの1つに〇〇活動があります。高校1年生の時に大会に出場し、大学入学後も活動を続けてきました。留学先の大学でも唯一の日本人として〇〇をおこなう学生団体に所属し、同期20人と共にヨーロッパ各国の大会に出場してきました。ヨーロッパの大会では世界各国の学生とチームになる経験を通し、多様な言語・文化・思想の中で同じ目標に向かって取り組む難しさを体感しました。しかしその中でも自身の表現力や相手を受容する姿勢で信頼関係を築き、チームエンゲージメント促進という役割を担うことによりチームで目標達成した経験があります。

【深掘質問】

〇〇で得たチームエンゲージメントを、参加してくれた弊社のインターンでも活かすことはできた？

【深堀質問回答】

GMPで、〇〇の経験を存分に活かせたと考えています。GMPには9カ国から29名の学生が参加しており、私とは異なる文化や考えを持っている人と共に課題を形成し、与件やアプローチを整理して、お客様が今必要としてるものは何かを考えました。その際に色々な考えやアイデアが出てくるのですが、まず私が徹底したのはGMPの講師の方々に教わった「商品起点ではなく、お客様起点で考えると言うこと」です。従って作業中はこの軸をぶらさず皆の色々なアイデアを取り込み、作業時間外は信頼関係を構築する時間として相手の懐に飛び込みたくさんの対話を重ねて交流し、様々な違いを乗り越えて一丸となって1つの目標に邁進して達成できました。

③アルバイトについて

私は学習塾の集団講師を3年間続けています。小学5年生から中学3年生までのクラスの文系科目を教えています。

【深掘質問】

先生ってとても大変なアルバイトだと思うけど、苦労した点と、それををどう乗り越えたか教えてもらえる？

【深堀質問回答】

私が苦労した点は集団の講師であるために、一人ひとりの生徒のニーズを把握して、全ての生徒のニーズに応える授業をすることにバイトを開始した当初はとても苦労しました。1クラス10人前後いてそれぞれレベルもバラバラであり、塾に通う目的も異なります。そのような中で私がおこなったことは、生徒面談の頻度を3か月に1回から1か月に1回に増やし、生徒の要望や状況を把握することを提案し、かつ「補講」と言うシステムを取り入れる提案もしました。

これにより生徒に授業前に15分早く来てもらって面談したことで、生徒一人ひとりの状況を正確にリアルタイムで把握できるようになり、授業構成を随時変更し生徒のニーズを最大限反映した授業を提供できるようになりました。また、塾長にお願いしてなんとか取り入れてもらった土曜日の午後の「補講」制度では、授業についていけなかった生徒を集めてもう一度ゆっくり丁寧に指導することにより、授業の難易度を落とさず全ての生徒のニーズに応えられるようになりました。

④周りからどんな人だと言われることが多いですか？

明るい人や、新しいことによく挑戦する人だと言われる場合が多いです。明るい人と言う点については、「自分の周りやチームの雰囲気は自分から作るんだよ」と両親から教えられ、たとえば、海外で初めて球技系のスポーツをすることになった際には、1人で早く練習に行って走り込んだり練習中に声掛けをたくさんおこなったりすると、自然とチームももう一踏ん張りしてみるかという雰囲気に変わり、チームとしてベストなアウトプットを出すことができました。

新しいことによく挑戦する人と言う点については、海外ではアジア人で唯一球技系のスポーツチームに所属したり、日本では大学留学後に〇〇語を極めるためにあえてヨーロッパの国に行ったり、ヨーロッパの国では〇〇団体に入ってヨーロッパ各国の大会に出場したりと、どんな環境であっても常に怖けずにさまざまな取り組みを経験したと振り返って感じています。

⑤コミュニケーションをする時に意識していることは？

相手がなぜそのような意見を述べるに至ったか、相手のバックグラウンドや考え、意図にまでも想像を膨らませることです。話している相手と自分のバックグラウンドが異なると、相手は当たり前だと思って喋ってても、私には違和感があるように感じたりする場面があります。「こういう方針で進めたいんだ」って考えてるからこういう提案をしてるんだと分かれば、自分も提案する際に相手の考えを踏まえて述べることができると私は感じています。

⑥なぜユニクロを第一に志望してくれているの？

私が貴社を第一に志望させていただいている理由は、貴社が私の就活軸にマッチしているからです。私の就活軸は2点ありまして、「多様な人材がイノベーションを起こし続けていること」「ビジネスで社会課題の解決に取り組んでいること」となります。インターンにて、貴社には本当に多様な人が違いを乗り越えて人流の目標に向かって共に切磋琢磨しているのを実感できましたし、貴社には商品の開発はもちろん、ビジネスを通して社会をより良い方向に変えていき、お客様に世界に最も必要とされる企業になると宣言しており、この点も私の就活軸とマッチすると感じました。

また世界のアパレル企業は、委託工場の劣悪な労働環境を経営上の大きなリスクとして捉えてきており、貴社の工場リスト公表はリスク管理をさらに一歩前進させるなどビジネスで社会の課題の解決に取り組んでおり、この点も私が深く共感できると感じ、貴社を第一に志望させていただきました。

⑦逆質問：〇〇様はマーケティングに長く携わられてきたということで、〇〇様ご自身が感じるファーストリテイリングのマーケティングは他のアパレルブランドとここが違うんだ！ここが唯一無二なのだ！と言うところがあれば教えていただけると幸いです

ユニクロはファストファッションを取り扱うブランドではないため、そこをマーケティングでLifeWearと言う形で、お客様の人生に寄り添っていくと言う点を強調しているところは他社にはないユニクロならではだと考えています、と回答をいただきました。

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