はじめに
この記事では、丸紅の内定者が実際に提出したエントリーシートをご紹介します。
丸紅は、多様な国内外のネットワークを通じて、様々な分野で輸出入を行う大手の総合商社です。
その内定を目指す学生は、高い意欲と明確なキャリアビジョンを持った、特に国際ビジネスに関心を持った人が数多く応募しています。
そのため、一般的に選考を受ける学生のレベルは高い傾向にあり、エントリーシートの段階で高い壁があると言われています。
この記事は、内定者のエントリーシートについても独自に調査を行い、記事を作成しました。
また、編集者の視点でエントリーシート通過のポイントを詳しく解説していますので、他のサイトを確認した方も、最後まで目を離せない内容となっています。
丸紅の頻出質問事項

出典元:丸紅株式会社
丸紅の面接でよく問われる質問事項は以下の通りです。
Q1.学生時代に力を入れたこと
Q2.志望動機
Q3.長所
Q4.過去のチャレンジングな経験
Q5.将来のキャリアビジョン
「チャレンジングな経験」という限定された質問からも分かるように、直近数年では単純な「成功体験」ではなく丸紅が求める人材像に適した能力を備えているかについてもエントリーシートで確認する傾向があるようです。
また、将来のキャリアビジョンの質問からは、あなたが丸紅でどのように活躍するかを見定めたいことがわかります。
これらの質問の特徴は、ES通過後の面接の場においても同じ質問をされる傾向があります。
そのため、丸紅で働きたい理由や企業を選ぶ軸を明確にしつつ、ガクチカや挫折経験などの内容を合わせるようにすると、面接の場でも上手にアピールすることが出来ます。
ぜひ意識して書いてください。
丸紅の内定者エントリーシート一覧
あなたの強みである個性を表すキーワードと、その個性がよく表れている具体的なエピソード(最大3つ)について、概要を記載してください。(600字以内)
1.サークルでチームとして働く際の失敗経験を活かし、初出展の模擬店運営を指揮しました。
個別指導塾での英語のカリキュラムを見直し、講師がスケジュール通りに指導できる形を作りました。自身の語学の会話能力の低さを改善するために留学生との交流を行い、日常会話を学びました。
2.私は学生生活を通してテニスサークルと国際交流サークルの2つで幹部を行ってきました。
テニスサークルではマネージャーとして練習の手配や新歓業務のリーダーを務めました。新歓業務はチームを動かす初めての経験であり、自分が中心となって仕事をメンバーに割り振る形をとりました。
一方メンバー内での価値観のずれから士気の低さや業務への認識の乖離があり、結果として目標数の新入生が所属したものの、同期内部での関係が悪化しました。
国際交流サークルでの初出展の模擬店運営ではこの点を反省し、メンバー全員が取り組みやすい形を作りました。
具体的には調理や準備方法をわかりやすく伝え、また活動を事前に多く行うことでチーム内での関係を深めました。
また他の人の意見や希望を積極的にとりこみ、連携を強めました。このようにチーム全員が同じ方向に向かって取り組める形を作り、目標個数の1600個を完売するだけでなく、文化祭後のサークルの活発化にも成功しました。
あなたの将来のキャリアビジョンについて、「人生を通してどのような事を成し遂げたいか」もしくは「将来自分がどのような人物へ成長したいか」という観点から教えてください。(300字以内)
私は海外経験から世界全体の中でみた日本を強く意識し、国内企業の成長や海外進出を成功させられる人物になりたいと考えています。
そのためには国内の産業に可能性を見つけ、世界中に届けられる人物になる必要があります。具体的には特定の産業を熟知し、他の業界や企業と結び付けてシナジーを生み出せる調整力をもった人物でありたいです。
そのため、私は業界・国など価値観の違いを越えて信頼を作れるプロフェッショナルになりたいです。
当社において実現したいこと、成し遂げたいことを記載してください。※必ずしも事業に紐づく具体的なものでなくても問題ありません。これまでの経験を踏まえ、当社でどのように活躍したいかを教えてください。(200字以内)
私は貴社に入社して商品の新規開発を行いたいです。
私は好奇心が強い性格であり、学生時代の間にカードゲームの開発や文化祭の運営など自らニーズを探り何か開発する経験をしてきました。
貴社では部門を多く抱えるため部門横断的に、商材にしばられることなく目的に合わせた開発が可能であります。
私は貴社でトレードを通じて相手の視点にたったニーズの模索を可能にし、その後事業投資や新規商品開発に携わりたいです。
丸紅のESはここを対策しよう!
上記の通り、丸紅のエントリーシートでは丸紅が求めている人材像をしっかりと把握し、そこに合ったストーリー展開ができる内容で作成することが大切です。
仮に単純な「過去の成功体験を教えてください」という質問が来たとしても、過去のエントリーシートの傾向からその裏側には「(丸紅の求める人材像に合った)成功体験」という意図が込められていると考えられます。
エントリーシートで確認される主要な項目を併せて、以下の3点のポイントを意識して作成を進めましょう。
- ・他の企業の横展開ではなく「丸紅だからこそ志望した理由」を明確にする
・丸紅の求める人材像と、自分の個性や成功体験を結びつける
・入社後に自分が想定しているキャリアについて考えておく
これらのアドバイスを参考にしながら、丸紅の面接官に自分がこの企業で成功できる理由を明確に記入したエントリーシートにしましょう。
さいごに
今回は丸紅のエントリーシート作成における重要なポイントについて解説しました。最後に重要なポイントをもう一度確認しておきましょう。
まず、丸紅が求める人材像をしっかりと分析することはもちろん、自分の経験や強みが丸紅の期待とどのように合致しているのかを明確に伝えることが大切です。自分の個性や長所を丸紅の求める人材像にうまく結びつけることで、エントリーシートだけでなく、面接時にも自己PRとして非常に有効です。
最後に、丸紅に入社した後のビジョンを具体的に持ち、それをエントリーシートの作成に生かすことが重要です。面接で聞かれた際にも、自身のキャリアを丸紅でどのように築き上げたいのかを具体的に発言出来るようにしておきましょう。
これらのポイントをしっかりと意識してエントリーシートを作成し、堂々と面接に臨んでください。
皆さんの就職活動が成功することを心から応援しています。