はじめに
この記事では、三井住友海上火災保険の内定者が提出したエントリーシートの情報をご紹介します。
三井住友海上火災保険は日本はもちろん、アジアを中心とした世界でも有名な企業の一つで、国内最大級の代理店数と顧客を保有しています。
現在、世界で第8位となっている損害保険会社です。
かなりの大手ですので、ESをはじめとする各選考の通過は非常に難関であるといわれています。
この記事は、内定者のエントリーシートについても独自に調査を行いました。
以下にてエントリーシート通過のポイントを詳しく解説していきます。
三井住友海上火災保険の頻出質問事項
三井住友海上火災保険でよく問われる質問事項は以下の通りです。
Q1.ガクチカ
Q2.人物像や強み弱みなどのパーソナルな質問
Q3.志望動機
Q4.弊社の雰囲気はどう
Q5.他に志望している企業
質問の内容は基本的に、ガクチカや志望動機が主のようです。
ガクチカでの経験をもとに、入社後にどのようなことができるかというストーリーをしっかりと話す必要があります。
また会社の雰囲気や志望している企業も問われることもあります。
事前に会社の雰囲気をとらえ、どのような部分がよかったか、なぜそう感じたのかということも考えておくと良いでしょう。
他に志望している会社がある場合、なぜその会社を志望したのかというところも説明できるようにしておくとよさそうです。
三井住友海上火災保険の内定者エントリーシート一覧
学生時代に力を注いだこと(400字以内)
学生時代力を入れたこと
私が学生時代に力を入れたことは個別指導塾のオンライン化です。
私が住んでいた寮では週末に地域の子供向けに個別指導塾を開いていましたが、コロナにより閉鎖を余儀なくされました。そこで他の寮生と相談し個別指導をオンラインで行うことにしました。
しかしオンライン指導のノウハウがないため寮生でオンラインと対面の授業で異なる点を挙げ対策を考えました。
そして授業を行いましたが生徒の理解が対面のときと比べ芳しくないように思いました。
この状況は他生徒でも見られたため、私たちが講じた対策は円滑に授業を進めるためのもので、理解しやすさなど生徒の立場で考えられていないことに気付きました。
そこで子供や保護者の意見を聞くことが効果的だと考え、試用価格で授業を受けていただきました。
そしてその都度改善を行いました。
その結果生徒・保護者ともに満足のいく授業をオンラインで行えるようになりました。
この経験から相手の立場に立ってものごとを考えることの大切さを学びました。
現状をよりよくするために、自ら考え行動した経験(400字以内)
私が現状をよりよくするために、自ら考え行動した経験は新たな実験手法の導入です。
私は現在大学で遺伝子変異型のマウスを用いて糖尿病の研究を行っています。
その中のある実験で、遺伝子変異型マウスと通常のマウス間で差がある傾向はみられるものの有意ではない実験結果が得られました。
そして有意差のある実験結果が生まれるように条件を変え実験を行ったが望むような結果は得られませんでした。
別の実験手法を用いて同じことを示すことができないかと考え、研究室が所有する設備で実現可能な手法を先行研究から調べました。
しかし新たな実験手法を導入する上で実験を行うことができますが、私のプログラミング知識がないため解析するプログラムを作ることができないため解析をすることができなかったです。
そこでその実験を行っている他大学の教員に連絡をとりました。そして教えていただくことで解析することができ、実験を行うことができました。
将来なりたい社会人像と、それを三井住友海上でどのように実現したいか教えてください。(300字以内)
私はこれまで勉強してきたことを活かしながら、資産運用のプロフェッショナルとして他者に頼られるようになりたいと考えています。
幅広い金融商品の運用に関わることができるのは損害保険会社ならではであり、資産運用という専門的な領域において様々な業務を経験して私自身のキャリアに幅を持たせるとともに資産運用に精通した人材になることを目指しています。
具体的に貴社にて、債券や株式、オルタナティブ資産など様々な資産に実際に投資することで複数の金融商品において資産運用の専門性を養い、その後そこでの経験を活かして運用方針を策定に関わりたいと考えています。
スペシフィックコースで活かせるあなたの専門性(研究内容、専攻、資格など)を教えてください。(200字以内)
私は大学時代に日商簿記検定1級の取得により会計の知識を身につけました。
会計の知識は企業への投融資やオルタナティブ資産への投資判断に必要であると思われます。
また債券や株式の運用において会計の知識は必要不可欠では無いとは思われますが、資産運用業務における難解な知識や技術を今後抵抗なくスムーズに獲得していき、資産運用に応用していくことができる点で、私の専門性は活きると認識しています。
三井住友海上火災保険のESはここを対策しよう!
三井住友海上火災保険の選考はES提出後WEBテストを行います。
WEBテストでは「デザイン思考テスト」というものが出題されるようです。
実際にどのような問題がでるのかは確立されていませんが、「デザイン思考テスト」とWEBで検索すると類似問題がありますので、事前確認をおすすめします。
ポイント
- ・ESは自分の志望動機と経験したことを紐付けて記入する
- ・ガクチカでの経験から入社後に活かせることを明確にする
- ・自分の強みや弱みを把握しておく
三井住友海上火災保険の選考では、入社後に自分がどのように強みを活かせるかを問われることが多いようです。
ESには自分が三井住友海上火災保険を志望した理由を記入します。
記入する際は、志望動機と今までに自分が経験してきたことを併せて記入するとよいでしょう。
ESは最初の提出から、最終面接まで使用する会社が多いため、手を抜かずしっかりと記入しましょう。
三井住友海上火災保険の面接では、ガクチカでの経験から入社後に活かせることは何かと問われるようです。
ガクチカでの経験を踏まえて自分ができること、入社後に活かせることをアピールしましょう。
面接では他にも自分の性格や強み弱みを問われることもあるようです。
自分の中で強みや弱みをしっかりと把握しておくことが重要となります。
さらに自分の強みや弱みを入社後どのように活かせるのかも問われるようです。
ガクチカの経験同様にしっかりとまとめ、そこから発展させられるように考えておくとよさそうです。
さいごに
三井住友海上火災保険のエントリーシートの作成や面接のポイントについて詳しく解説しました。
最後に重要なポイントをもう一度確認しておきましょう。
三井住友海上火災保険を志望した理由はもちろん、入社後に自分の強みをどのように活かしていけるかというところまで、しっかりと面接で話す必要があります。
ガクチカでの経験を話す際は、何に一生懸命取り組んだかをつたえることはもちろん、一生懸命取り組んだのちに何を得たのかというところまで面接時に伝えましょう。
他にも面接時に、会社の雰囲気を聞かれることもあるため、事前に下調べをしておくことも大切です。
世界的にも有名で人気のある会社ですので応募倍率も非常に高いです。
この記事で紹介したポイントを活用して、三井住友海上火災保険の選考を突破できるようなエントリーシートを作成し、自信を持って面接に臨んでください。
三井住友海上火災保険の内定者のエントリーシートを参考にしながら、自分自身の強みを最大限にアピールし、内定を勝ち取りましょう。
皆さんの就職活動が成功することを心から応援しています。