25 年卒

女性

ソリューションエンジニアを志望している理由をご記入ください。(600字以内)

私は、変化の激しい不安定な社会をITでより良くしたいと考えているため志望しました。持続可能な世界を作るためには、現状の不安や、未来の不安を解消することが大事だと考えます。そのためには、データを適切に扱う必要があると考えます。コロナ禍において、多くの情報に翻弄され心配する祖母を見て心を痛めたことがあります。専門家は「正しい知識を持って正しく恐れることが大事」としていましたが、正しい知識を得ることの難しさを感じ、情報を必要とする人が理解できるように、情報を整えるべきだったと感じます。判明している情報を可視化するだけでも不安の解消に繋がり、さらに予測を立てることができれば、安心感を得られることができたと考えています。私はデータを使って、特に労働者の不安を解消したいです。近年の社会は、消費者を優先する傾向にあるため、社会が便利になるとそのしわ寄せが労働者に行きます。労働者も不安なく生活を送ることができるように、データ利活用により困っていることを明確にし、課題を解決することで不安を解消したいです。貴社は業界、企業問わず「共感」と「ヒューマンセントリック」を大事にしています。消費者と労働者との間に共感が生まれれば、消費者も労働者を思いやる行動をすることができると考え、そのためには横断的な取り組みが求められると思います。貴社のクロスインダストリーにより、人々の不安を解消していきたいです。

現在の研究についてご記入ください。まだ研究テーマが決定していない方は、今後取り組む予定の研究についてご記入ください。
▼研究内容について具体的に教えてください。(研究テーマ概要、世の中へ影響、使用言語など)(600字以内)

”傷つかないコメントフィルタリング機能”の構築を目指し、SNSコメントの適切性を表す評価尺度の構築に取り組んでいます。SNS上での攻撃的なコメントの閲覧を回避するために、ユーザ自ら表示させたいコメントの適切性を調節できるフィルタリング機能を提案しました。コメントの適切性を”ポジティブで建設的”であると仮定し、単語の極性と単語の重要度から評価尺度を設定しました。提案した評価尺度だけでは、適切性を捉えることができませんが、評価尺度に加えてコメントの素性を併せると、人手によるコメント評価に近づけることができました。コメントの素性には、コメントに付けられた”いいね”の割合や、コメント内のポジティブな単語の割合、「!」の割合などを用いました。今後の展望としては、ユーザの好みや性格を反映することで、複雑なフィルタリングが可能になると考えており、必要なユーザ情報とその収集方法を検討しています。この研究のメリットは、コメントの適切性を数値で表すことで、フィルタリング結果の根拠を説明することができる点だと考えています。また、客観的な評価が可能になるため、リテラシー教育にも貢献できるのではないかと考えています。単語の極性判定には日本語極性辞書を、単語の重要度算出にはTF-IDFを用いています。コメントの素性の選定と、評価尺度の評価方法は回帰分析を用いており、すべてPythonコードで記述しています。

学生生活で力を入れたことを1つ以上、最大3つまでご記入ください。(30字以内)

・中学高校時代に廃部寸前だった卓球部を再興させたこと
・塾講師のアルバイトで不登校の生徒の成績を向上させたこと
・修士課程での専攻分野に関する自己学習

学生生活の取り組みの中で、自信を持ってやり遂げたと言えるエピソードは何ですか。その背景と、あなた自身が取った行動、その結果をできるだけ具体的にご記入ください。(600字以内)

個別指導塾のアルバイトで、不登校の生徒の成績向上を図りました。その生徒は学校だけでなく、塾の授業も休みがちでした。生徒の話から、学校や塾はつまらない場所だと思っている印象を受けたので、塾は楽しい場所だと思ってもらう必要があると感じました。そこで、生徒との会話を増やして、友達のように接してもらえる先生を目指しました。その中で自己開示を意識し、趣味の話や今日あった話以外に、日常生活で大変だったことや困ったことなども話して、感情の共有による親密度向上に努めました。また、話しかけたいと思ってもらえるように、傾聴力にも力を入れ、傾聴力に関する書籍を読み、家族や友人に実践し練習しました。その結果、まずは授業を休むことが少なくなり、次に授業時間の30分前に来るようになりました。このころから、会話の内容も雑談から勉強の話へと徐々にシフトしていきました。学ぶことで視野が広がることの楽しさを知ってもらえるように、雑学や豆知識を話しました。遂には授業日以外にも塾に来きて、積極的に自習するようになりました。塾長からは「あなたのお陰で笑顔が増えた」と評価していただき、親御様からも感謝の言葉をいただきました。この経験から、ただ言われたことをこなすのではなく、自分にできることを探すことの大切さを学びました。自分にしかできないことをすることで、新たな価値を見つけることができたと感じます。

富士通の「パーパス」を踏まえて、あなたが富士通で挑戦したいことをご記入ください。(600字以内)

私は地方自治体の業務効率化を図り、職員の方々が働きやすい環境を作りたいです。具体的にはデータ利活用により、人手不足に伴う負担を軽減させたいと考えています。人口減少がもたらす問題は、自治体職員も例外ではなく、職員の数は20年前と比較して15%減少しており、志願者が年々低下しています。現場の方々は、作業量の増加に悲鳴を上げ、今後もさらに悪化することを懸念しています。そんな職員の支援や負担軽減が求められる今、ITの力により従来の働き方を変えていく必要があります。人が注力すべき意思決定のフェーズを増やせるよう、ITの力により分担させたいと考えています。貴社はAIを用いた文書検索ツールの”MICJET”により、情報収集の効率化、ペーパーレス化に寄与してきました。Fujitsu Uvanceを支えるにはAIが不可欠であり、貴社はAIを核にコアテクノロジーの強化を目指していると伺いました。私は学生時代の研究において、LLMを用いた対話システムの構築や、機械学習を用いたデータ分析を行ってきました。AI研究は変化が激しく、研究の動向を把握する必要があります。学会に足を運んだり、色々な人の話を聞いて議論したりと、情報のキャッチアップに努めてきました。常に学習に励む姿勢と研究での知見は、不安を解消できるようなAIツールの開発やデータ分析に生かせるかと思います。安心して暮らせる世の中づくりに貢献したいです。

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