25 年卒
男性
学生時代にもっとも力を入れたことを教えてください。(400字以内)
2年時に担当したサークルの新歓活動です。コロナによる活動制限は新歓期には殆ど撤廃されましたが、春時点での入会者は例年より少ない傾向にありました。この原因として春のみでは未だライブの観覧機会が少ないこと、またサークルの乱立により自分にはどこが適当なのか分からない学生の存在を考えました。そこで上記の層を取り込むために秋の新歓活動を企画しました。しかし予算は少額という課題もありました。そこで様々なサークルに触れる機会の設定及びコストの分散を目的とし、複数サークルでのライブを立案しました。出演交渉の段階では他サークルの幹部に対し企画のシナジーを説明することに終始し、その出演に漕ぎ着けました。また集客においては目標の300人を集めるためにSNSのアンケートを用いて学生間の音楽トレンドを分析し出演者に反映させる等の施策を打ちました。結果的に集客目標を達成し、入会者も年間目標の計50人に至りました。
現状をよりよくするために自ら考え、行動した経験を教えてください。(400字以内)
人生最大の困難は高校の中退であり、現状を打破するために「熟慮し、目標を定め、物事に打ち込む」ことに徹しました。私は2年生に進級して間も無く、事故で両膝の靭帯を断裂する大怪我を負いました。退院後もラグビーは辞めざるを得ず、ドラムも暫くは禁止されました。また学習面も入院の長期化で周囲に遅れをとりました。趣味を失った虚無感や将来への不安から失意に飲まれて学校にも通えなくなり、大学進学も諦めかけました。この苦難を越えられのは「自分に向き合う」ことに集中したからだと感じます。担任や両親は大学受験を諦めるべきではないと諭してくれました。その上で高校に残るか、一度環境を変えて自分のペースで歩むのかを考える猶予を与えてくれました。その際自分の人生について深く考え直し現状の打破に必要な要素を分析しました。その結果、高卒認定に向けた学習を進め、未来を切り拓こうとしたことで将来への不安が徐々に払拭されました。
将来なりたい社会人像と、それを三井住友海上でどのように実現したいか教えてください。(300字以内)
私は貴社での仕事を通じ企業の挑戦を支え、ひいては日本企業の国際的なプレゼンス向上の一助となることが将来的な目標です。貴社は国内有数の損害保険会社として従来的な保険商品の開発・販売を主軸とする一方で月保険の開発に代表されるような先進的な気質も有する企業です。現代は急速な科学技術の発達やESG経営の浸透など、国内企業の経営体制も変革期を迎えています。貴社は自社のノウハウに加え、インターリスク総研等の専門性の高いベンチャーを傘下に抱えることで各分野に対して高度な分析力やサービスの提供を可能にしています。以上を踏まえ「伝統的な価値」と「新たな価値」の提供を通じ、企業の挑戦の一翼となることを実現します。