今まで力を入れて取り組んだことの中であなたを象徴する出来事を400字程度で具体的に教えてください
大学受験の際、予備校に通わずに自己学習を行い、第1志望の大学に合格したことです。偏差値40からのスタートでしたが目標を偏差値60の大学に設定し、甘えを捨て妥協せずに努力しました。苦手科目に対しても目を背けずに向き合い自分で解決方法を模索しました。具体的には英語の学習です。私は従来の英単語帳を用いた学習方法では、なかなか単語を覚えることができずに苦労していました。自分に適した勉強法を探るためにさまざまな勉強法を試し、長文を1日に5問解き続けるという方法にたどり着きました。この方法では問題を解く過程で新しい単語に出会う機会が増え、自然と単語を覚えることができるようになりました。さらに、私は文脈を通じて英語を解釈することにも力を入れました。単語の意味や使い方だけでなく、文章全体の意味を理解することで、英語の文章をより深く理解することに成功しました。その結果、苦手科目であった英語を得点源にすることができ、第1志望の大学に合格しました。
上記について取り組もうとした理由と、そこから分かるあなたが大事にしていることを400字程度で教えてください。
大学受験に真剣に取り組んだ理由は高校受験での失敗です。中学3年生まで私は大きな失敗を経験したことがなく、自分は他人より何事においても優れていると感じていました。高校受験の際も失敗することなど考えておらず、本気で向き合ってはいませんでした。しかし、結果は不合格でした。努力をしていなかった私は悔しさも感じませんでした。受験に真剣に取り組み努力が実らずに泣いている友人を見て、自分が今まで真剣に取り組んでいなかったことに気づき恥ずかしさを感じました。そこから、努力を惜しまずに大学受験でリベンジすることを心に決めました。この経験から得た教訓は、自己の慢心が自分の身を滅ぼすということです。この教訓から、私は自分の能力や成績に満足することなく、謙虚に学び続け、成長し続けることの重要性を学びました。真の成長は、自己満足に浸らずに決意と努力、継続によって築かれるものだと理解しました。
ジャンルを問わずあなたが関心のある事柄とそれに注目する理由を400字程度で教えてください。
私はLGBTQ問題について深い関心を持っています。最近、2019年に行われた同性婚に関する集団訴訟の1審が出揃い、裁判所の判断の中には違憲判決が下されることもありました。このような判決が出されているのにも関わらず、なぜLGBTQの人々が世の中に受け入れられていないのか、疑問を感じていました。これについて私なりに考えた結果、「特別扱い」をすることが、世論からの「特別視」を生み出して、差別につながっているのではと考えました。特定の属性に基づいて人を「特別扱い」することは、偏見や差別を助長する可能性があります。LGBTQの方々は「特別扱い」される必要はなく当たり前の存在でなければなりません。このことを次の世代に伝え繋げていき当たり前の存在にしていかなくてはなりません。もちろん社会的に立場の弱い方々の一定の権利を守ることの重要性は理解しています。目指すべき社会は「特別視」のない差別なき社会だと考えます。