25年卒
男性
- 中央大学
ES情報
あなたが学生時代に興味を持って挑戦したことについて、どのような挑戦をしましたか。また、目標はどのように考えて設定しましたか(200字以内)
私が学生時代に興味をもって挑戦したことは学部4年次からの研究活動です。大学で土木工学を専攻する中で、数値シミュレーションに興味をもちました。また、災害に対して構造物への影響を高い精度で予測することが極めて重要であると考え、高い精度で解析可能な手法の土木分野への適用を目標に掲げ、研究活動に取り組みました。
具体的におこなったことと、その過程における人との関わり(協働)等を詳しく教えてください。(400字以内)
研究を始めた当初は、専門的な知識がないことに加え、従来の手法に比べロジックが複雑なこと、新しい分野ゆえの先行研究の不足により、思うように研究が進まないことも多くありました。目標に向けて、まずは自分自身で現状の把握と課題の整理を行い、計画を立て研究を進めること、多角的な視点から問題解決を図ることの2点が重要であると考えました。そこで、1年、1ヶ月、1週間の長中短期それぞれで研究計画を立て、逆算的に研究に取り組むことを心掛けました。また、困難に直面した際には、多角的な視点から解決を図るべく、研究室の同期や後輩との議論だけでなく、担当の教授や他大学の先生にアポイントをとり、研究に関するアドバイスを頂きながら進み続けてきました。このことから、難しい問題においても計画を立て粘り強く前に進み続けること、積極的な議論で視野を広げ、問題解決の糸口を掴むことの重要性を学びました。
とりくんだ結果・成果。周囲に及ぼした影響、周囲からの評価などについて教えてください。(200字以内)
構造解析の手法を確立し、従来の解析に比べ、高精度な結果が得られる手法を構築しました。卒論発表の場では、教授の方々からグループ内の最高評価をいただくとともに、2年間で4度の学会発表を経験しました。また、担当の教授から研究の成果を認めていただき、来年度の国際学会での発表が決定しました。研究で培った問題解決能力と計画性を業務の中でも発揮し貴社に貢献したいです。
東京電力が果たすべき使命や達成すべき課題などについて、あなたの考えを教えてください。(250字以内)
貴社が果たすべき使命は2点あると考えます。1点目は、信頼の回復です。福島第一原子力発電所の廃炉事業に加え、責任を持って福島の復興に貢献することです。また、激甚化する災害に対して、想定外を重層的に補完し安全性を第一に追求した発電を行うことが重要だと考えます。2点目は、脱炭素化の推進とエネルギーの国産化です。他国の資源に依存する現状を打破すべく、洋上風力など新エネルギーの主力電源化を図り、カーボンニュートラル実現とエネルギー自給率の向上に尽力することが日本を導く貴社の使命であると考えます。
東京電力を志望した理由を教えてください。また、希望する事業会社でやってみたい仕事、あなたの強みを生かして実現したいことなどについて具体的に教えてください。(400字以内)
大学で培った技術を活かし、高めつつ、より多くの人々の生活を支えたいと考え、貴社を志望します。私は、電力供給を通して、鉄道やITインフラなどほかのインフラをも支える「真のインフラ」として、多くの人々の生活を支えることができる電力業界を志望しており、中でも日本の中枢である首都圏を根底から支えることのできる貴社には特に強い魅力を感じています。貴社では、大学で培った土木工学に関する知識と数値シミュレーションの経験を最大限に活用し、洋上風力に関する技術開発や実現に向けた取り組みに尽力したいです。私は、風力発電、特に洋上風力の実現が日本の化石燃料への依存度の低減やそれに伴う自国資金の流出抑制に繋がると考えています。貴社の洋上風力発電事業に携わり、国内のエネルギー問題解決の一翼を担うとともに、多くのステークホルダーと一丸となって協働し、我が国に新たな価値を創造したいです。
あなたの性格について具体的なエピソードを挙げて説明してください(200字以内)
私の長所は組織のために何が必要か考え、周りを巻き込み行動できる点です。研究室活動において、学年を超えた交流が少ない状況が問題視されていました。そこで、親睦を深める機会として合宿を行うことを提案し、皆で協力して計画・運営を行い全員が楽しめる合宿になるよう尽力しました。その結果、チームとして一体感が生まれ、研究分野や学年を超えた活発な議論が日常的に行われるようになりました。