25年卒
女性
- 関西外国語大学
ES情報
公共交通機関の「使命」とは何か、あなたの考えを記載してください。
私が考える公共交通機関の「使命」は2点あります。1点目は、安全かつ信頼性の高い移動手段を提供することです。天候や社会的情勢の影響を受けやすい公共交通機関は安全第一でお客様を目的地まで運ぶため、欠航や遅延などの正しい判断が求められます。そして信頼性を高めるために、定時運行に努め、遅延や運休の際には迂回ルートの提案や運転再開に向けた取り組みを迅速に行う必要があります。時間通りに来ることで有名な日本の公共交通機関は人々からの信頼性が高いことが分かります。そして2点目は、交通の利便性を高めることです。公共交通機関はすべての人にアクセス可能な移動手段を提供します。これによって、自動車の免許を保有していない人や高齢者、身体障害者なども社会に参加できるようになります。また、航空という分類の「使命」とは、以上に加えて航空独自の付加価値を提供することだと考えます。他の公共交通機関と比べて時間も費用もかかる飛行機は、お客様に空港や機内での高品質な接客サービスや居心地の良い環境を提供することで公共交通機関の使命を果たします。よって公共交通機関は都市や地域社会において重要な役割を果たしていると考えます。
学生生活の中で困難な状況に直面した時、あなたはどのように乗り越えてきましたか。また、その経験から今に活かしていることについても記載してください。
私は、困難な状況を“自己成長の機会”と捉えることで乗り越えてきました。学生生活の中で困難な状況に直面した経験は数多くありますが、その中でも特に印象に残っているのは高校受験の失敗です。小さい頃から航空業界を目指していた私は、当時、高校受験を夢の実現に向けた最初の段階のように感じ、ひたすら勉強に励んでいたため、私にとってこの失敗は初めての大きな挫折となり、「もう夢は叶わないのではないか」と悲観的に考えてしまう時もありました。しかし、この失敗から私は、挫折や失敗を自己成長の機会だとポジティブに捉えることが重要だと学び、失敗の原因を冷静に分析し、自分に不足している点を理解することで目標実現に向けて何をするべきか考えるきっかけとなりました。この経験から、今では何事にも失敗を恐れずに挑戦し続けることで自己成長を感じられると同時に、様々な経験、知識を積むことで他者の意見を受け入れる柔軟性を身につけることができました。この強みを活かして、国内外のお客様に高品質なサービスを提供、そして社会貢献活動を行いながらも、変革に恐れることなく努力と挑戦し続ける貴社の環境で困難な状況を乗り越え、成長し続けます。
「チーム」や「コミュニティー」の活動の中であなたが最も影響を受けた人はどんな人ですか。また、そこから何を学び、自身がどのように変化したか記載してください。
私が最も影響を受けた人は、アルバイト先の3歳年上の先輩です。幼い頃から航空業界を目指していた私はホスピタリティを学びたいという思いでホテルの配膳スタッフとして働き始めました。入った当初、知識やスキルが不十分で、マニュアル通りの対応を行うことで精一杯だった私は、当時バイトリーダーとして働いていた先輩の常にお客様に高品質なサービスを提供することに熱意を持ち続ける姿に感銘を受け、「こうなりたい」と感じることで自己意識を高めることができました。先輩から学んだ最も重要なことは、仕事に対する責任感とチームワークの重要性です。どんなに小さな作業にも手を抜かず、一人ひとりが責任感を持ち行動すること、いかなる状況でも仲間同士で積極的にコミュニケーションを取り、協力することがより良いサービスに繋がると教えていただき、日々心がけていました。そしてお客様から「ありがとう」という直接感謝の言葉を伝えてもらうことで大きなやりがいを感じることができました。先輩の指導は、私の行動と価値観に大きな影響を与え、プロとして、また人として成長するきっかけとなりました。