最終面接
基本情報
場所 | web |
時間 | 20分 |
社員数 | 1人 |
学生数 | 1人 |
結果通知時期 | |
結果通知方法 | 企業マイページ(メール) |
質問内容・回答
①簡単に自己紹介をお願いできますか。
○○大学3年の○○です。大学内の活動では、スペイン語と情報の2科目の教職課程を専攻し、勉学に励んできました。教職を取ろうと思ったきっかけは、人前に立つ苦手意識を克服するためと、インプットの機会だけでなく、アウトプットが実践できる機会になると考えたためです。大学外の活動では、課外活動に積極的に参加し、岩手県の地域の課題解決を行ったり、ひとりで岩手県で企業に入って企画提案を行ったりしました。様々な環境に進んで飛び込めるのが私の強みです。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
【深堀質問】
・スペイン語と情報は珍しいですね?
・企画提案は具体的にどのようなもの?
【深堀質問への回答】
・私の所属する学科がスペイン語の教職課程のみしか取れないということもあり、選択しましたが、4年間スペイン語に浸かることで深い知識を得られる貴重な機会にもなりました。情報に関しては、数学科の授業に参加し、より応用された範囲の内容を高いレベルの環境で習得できるよう励んでいます。
・岩手県〇〇村が抱える課題である大学生関係人口を増やせるような滞在プランを5人構成のチームから提案するということに3ヵ月全力投球しました。現地調査では村長をはじめとする10人ほどにヒアリングを行い、対話をする際には、応答に対してさらに話を深ぼることができるような質問を投げかけたり、ミラーリングなどを用いて快いヒアリングが実現できるよう心がけました。中間報告では、村の方や大学職員から厳しい意見をもらい、0から作り直すという経験もしました。チーム内で意見の衝突が度々起こり、苦しい時期もありました。最終報告前ぎりぎりまでzoom会議をし、作り上げたプランは良い評価を得ることができ村で施行が検討されたり、地元の新聞にも取り上げられました。
②学生時代に頑張ったことは?
私がアンバサダーを務めているエナジードリンクの配布本数を1ヶ月で5万本に増やしたことです。私を含む学生約30名が在籍しているこのチームの主な活動内容は、更なるファンの獲得と同世代の才能の解放をサポートするという目的のもと、全国の大学の団体に対して無料でエナジードリンクの配布を行っています。配布は電話やSNSのDM機能を活用し、自らコンタクトを取っていくのですが、中々一筋縄ではいきません。無視をされたり、不信感から配布を断られることも多く、100件メールを送っても20件返信があればいい方でした。その課題を乗り越えるために、アプローチする際の文面の見直しとSNSの広報に力を入れました。組織について正確に記し、より身近に感じられるような対話を心がけました。また多くの人の目にとまるInstagramを用い、配布した団体への感謝とエールを発信したりしました。すると徐々にメールの返信率や承諾してもらえるような団体も増え、昨年の10月においては個人では約2千本、チーム全体では目標を上回る約7万本の配布に成功しました。課題に真摯に向き合ったことが成果に繋がったと思っています。
【深堀質問】
7千本はすごい数字なのか?規模感がわからない。大変だったか?
【深堀質問への回答】
ケース数で配布を行うのですが、24本入りのケースで大体100ケース以上配っていることになる。普段の決められている月のケース数は15ケースになるため、かなり大きい数字となっています。50ケース以上になると、トラックのチャーター便として発送されるため、非常に大きい金額の輸送コストも私たちに担われているため、責任感のある仕事ともなっています。
③簡単な志望理由と入局してからやってみたいことは?
かつての私がそうだったように、スポーツのもつ影響力は凄まじく1人の人生を劇的に変えてしまいます。そんなスポーツの力で人々に勇気と感動を与え、人生を彩るきっかけをNHKのスポーツ番組・中継にて提供したいと考えています。陸上競技に没頭していた中学時代、「全中陸上」の生中継を観ていた私は、同年代の選手が大舞台で躍動する姿に衝撃を受けました。「次は自分がここで戦う番だ」。そう決意し臨んだ翌年、全中には届かなかったがリレーで関東大会に出場できました。この高い目標を励みにやり切る力は今でも存分に生かされています。そのような若い世代の意欲向上という価値の創出に、NHKは公共メディアとして働きかけてきました。また地上波かつ全国に網羅したネットワークによって、偏りなく多くの人に映像を届けられる点でも社会的意義を果たしています。その魅力溢れる姿勢のもとで、地域放送を起点にスポーツで地域を盛り上げ、スポーツが誰かの活力になる社会を創造したいと思います。
【深堀質問】
スポーツ番組で具体的にやってみたいことは?
【深堀質問への回答】
サッカーをプレーする全国の高校生が憧れる大舞台、選手権大会はまさに冬の代名詞とも言える盛り上がりを見せています。実際に、大学の蹴球部には多くの名の知れた選手権出場選手が所属しています。強豪校はメディアにも取り上げられ知名度も凄まじい一方で、Jリーグのユース試験を突破した優秀な選手がいることの認知度は未だ低いように感じます。競技は違えど陸上競技に長い間打ち込んでいた身からすると、その違和感が拭えません。直向きにサッカーと向き合い、努力を重ねてきたユース選手に密着するコンテンツは注目度を上げるだけではなく、選手権選手の刺激やサッカー選手を目指す子どもたちの希望にもなります。このスポーツ密着番組では、日本のサッカーの未来を背負っている若手の選手やコーチ、クラブに焦点を当てます。Jリーグの下部組織(U-15、U-18、U-23)に所属する選手たちの奮闘や成長のストーリー、クラブの環境や周囲のサポート、コーチの指導哲学などを紹介します。肝な部分は、選手権の選手とユースの選手の交流、対談企画があることです。ともにサッカーに全力で取り組む選手同士だからこそ生まれる絆や指導環境のギャップ、思いの強さを共有することができる機会はほとんどありません。影響力のある映像コンテンツとして発信することで、世代や性別関係なく、興味を引く企画であるとともに、さらなる文化創造への投資にも働くと考えています。
面接詳細情報
面接官の社員の特徴 | 男性で50歳前後。オフィスカジュアル、スキンヘッド |
面接官の印象 | |
学生の服装 | |
面接の雰囲気 | 面接官の方はユーモアがあり、面接時間をすぎても丁寧に質問に答えてくださった。対話形式ではあるが、雰囲気は穏やかで非常に話しやすかった。反応も多くあり、きちんと私の話に興味を持っている印象だった。 |
評価されたと感じたポイント | 話をする際に、しっかり段階を踏まえて発言したり、内容に齟齬がないよう丁寧に話した。その中でも、きちんと熱意が伝わるような話し方を心がけた。逆質問で、面接官が震災報道を担当していたため、それに付随する質問をしたら沢山エピソードを話してくれた。 |
対策やアドバイス | 私自身、スポーツ番組以外のところでお気に入りの番組がなかったため、質問を振られた際にテンパってしまった。企業の方針を頭に入れておくのも大事だが、自分の将来像のイメージをふくらましておくことのほうが大事だと思われた。OB訪問である程度内情を聞いていたので、深みのある逆質問を考えられたのも大きかった。 |