25年卒
男性
- 中央大学
ES情報
サイボウズの事業や製品、 文化に関する記事やニュースで、 あなたが最も関心を持ったものとその理由、 およびそれに対するご自身の考察を具体的に教えてください。(ビジネス職・ビジネス専門職・システムコンサルティング職)
記事・ニュースのタイトル:隠さないから、 格差ない組織に──日経新聞広告 「隠すのって疲れません?」 の意図をサイボウズ青野に聞いた
関心を持った理由と考察:関心を持った理由は、所属する学生団体において、情報を巡って足を引っ張りあってしまった経験があるからだ。所属する学生団体は会長を中心とする理事会の下に、各委員会が設立され活動を行う階層組織である。各委員会には予算が振り分けられ、その範囲内で企画の実施を行うシステムとなっている。しかし理事会と委員会の方針のすれ違いから、徐々にお互いに情報共有せずに企画を推進してしまおうとする問題が発生した。自分自身も提案した企画を「スポンサーがNOと言ったから」突然却下されて、「急に却下されるくらいなら勝手に進めてしまおう」としてしまったことがあり、不和の原因を作ってしまったことがある。この結果の原因は、それぞれが感情のコントロールをうまくできなかったことことと考える。活動を進めていく中での小さなすれ違いが、相手への嫌悪感であったり不信感を増長させてしまい、「情報を隠す」「勝手にやる」などといったことが起きるのだろう。しかし人間の営みである以上、そういった感情は避けて通れない。感情という最も根源的な情報をオープンにし、小さな対立が起きた時に都度解決していくことが、結果として大きな対立を回避できるのだと考えた。どんな気持ちなのか・なんでそう思うのかを相手に伝えて不信感や嫌な気持ちを抱え込まなければ、「相手が持っていない情報を独占してやろう」という気持ちを抑えることができるのではないか。今後社会人・組織人として、多くの人と関わることが予想される。その中にはきっと馬の合わない人もいるかもしれないが、第三者を通した対話やプライベートでの交流など、積極的な感情の情報交換を行なっていきたいと思う。
サイボウズはチームワークあふれる社会を創るために、「理想への共感」「多様な個性を重視」「公明正大」「自立と議論」を大切にしています。 この4つのうちあなたが選択したものにまつわる、チームの中であなたが取った行動を教えてください。実現できた成果の大きさよりも、あなたがチームの中で何を考えてどのように行動したのか、その過程を 具体的にご記入ください。
選んだ項目:理想への共感
過去のエピソード:チームワークにまつわる経験として、所属するゼミの活動の一つである合同発表会に向けた取り組みがある。この経験はチームに対して自分がどのように動けるのかを把握した、非常に良い機会だった。作業は、3人のメンバーと共に「○○製造企業の中国への販売拡大」を取引モデルを策定し、そこで発生しうる契約書の作成と法的リスクを検討するものだ。そして合同発表会において成功に導くことを理想として活動していた。契約書類を各メンバーが分業で作成する中で、お互いの作成した書類に納得できない、齟齬が生じてしまうという問題が発生した。私たちはこの問題に対して、取引モデルのどこをこだわるのかという共通認識の不足・自分達の知識が十分でないことが原因と考え、これを解決するために①ミーティングの数を増やす、②専門教授への問い合わせを実施した。しかし結果的にメンバーの負担を増やす原因となり、しばらくするとプロジェクトに対するモチベーションの低下が発生してしまった。ここで私は「煩雑な作業を積極的に行う」ことで、モチベーションの再起を考えた。①質問事項など準備を要する教授への問い合わせを可能な限り引き受ける、②皆の進捗状況を個別に確認してミーティングまでに時間がかかる場合は作業を手伝う、これらを意識的に行なった。以上の取り組みをした結果、他のメンバーが「今度は私が手伝うよ」と作業を手伝ってくれたり、教授の問い合わせに積極的行ってくれるようになった。互いを尊重し合う最高のサイクルが発生し、再び「発表会を成功させる」という理想へのモチベーションを再燃させることに成功した。そして担当教授からは、モチベーションを継続していること・資料の一貫性について評価を受けることができ、開催された合同発表会では7チーム中、2番目の順位を得ることができた。この経験から、チームに貢献しようとする姿勢、メンバーを尊重する姿勢を実際に示すことが、チーム全体のモチベーションに大きく影響を与えることを学んだ。
サイボウズで働くことを志望する理由と実現したいことを教えてください
貴社での職務を通して、企業の組織力強化を支援し、競争力の強い社会の実現ができると考えたからだ。私は大学の講義で、日本は少子高齢化を主な原因として産業力の低下が顕著であり、年齢・人種・バックグラウンドに関わらない多様な人材活用の必要性を学んだ。しかし多様性のある人材を活用するにあたって、現在以上に社員間の情報の効率性を重視しなければならないと考える。異なる人材間には多くの「情報」に差があり、その共有が迅速に行われないことは働きにくさや生産性低下に直結する。よって社内の情報共有を円滑にすることで人材を最大限活用することができ、日本全体の産業も発展していくことができるだろうと考える。これを実現するにあたり、貴社の「チームワーク溢れる社会を創る」という企業理念と、製品であるグループウェアに共感した。貴社のサービスを拡大させ、企業内のコミュニケーションの効率化を実現することで少子高齢化に負けない、競争力の強い日本を目指していきたい。セールス職を志望する理由は、自身の強みである「バイタリティ」の高さを活かし、貴社に貢献できると考えたからだ。私は所属する学生団体にて多くのボランティア活動に従事した。自身の担当は定例会企画、団体内イベント企画、児童養護施設交流であった。しかしタイの教育支援・子ども教室・海洋プラスチックなど、その他の活動で人員が足りない場合などには、自ら手を挙げ活動参加をし、団体の円滑な活動運営に貢献した。セールス職は、顧客にとって最適なプランを試行錯誤して信頼関係を築いていく役割だと認識している。その中で、「相手が何が困っているのか」「何で貢献できるのか」を把握し、そのため最大限行動ができる私の強みは、貴社のサービス拡大に貢献できると考える。