現在のあなたを形成している、人生の3大エピソードを教えてください。
1.2人の叔父との出会い
2.「期限内の最良を目指せ」と叔父に言われた事
3.趣味を通しての人間関係の構築
2人の叔父との出会いが今の私に大きく影響しています。1人目は新聞社の海外支局で働く叔父です。私を幼い頃から気にかけてくれ、世界で働くことや、多様な人々との交流を持つ大切さを説いてくれました。世界を日本だけにとどめず物事を考える姿勢に繋がっています。
2人目の叔父には、私が中学生の頃に「期限内に最良を目指せ」という言葉をかけられました。美術部で活動していた私は文化祭に出展する作品に納得がいかず悩んでいたところ、この言葉をかけられました。この言葉から何事も期限から逆算し、やるべき事を明確化し、分析を通じて最良の結果を目指す事を意識し始めました。
大学時代には趣味を通して年齢も環境も全く違うおおよそ100人の方と交流しました。
共通の趣味を持たなければ全く巡り合わなかった人々との交流の中で、趣味の話はもちろん学業や就職活動等の相談に乗って頂き、人に頼る事の重要性を知りました。
あなたの身の回りで、「こうなるともっと豊かになるのになあ」と思うことはなんですか。そのために、あなたなら何をしますか。
私の身の回りで起きたこととして、最近、23歳離れた弟が生まれたました。離れて暮らす母親と弟の暮らしを見ていると改めて「子育て」というものがまだまだ豊かにできることなのでは、と感じます。
私は今まで兄弟がおらず新生児と密接に関わる機会が少なかったのですが、1日の中で行われる授乳がこんなにも多いと思いませんでした。授乳の後にはほぼ必ずと言っていいほど吐き、日中に忙しなく動く母を目の当たりにしました。夜中にも絶え間なく抱っこや授乳を繰り返しており、寝不足になっている母を見て、子育ての大変さを感じました。現在、過去の日本のような地域コミュニティが薄くなっており、近所の方々の育児サポートが減っていることも課題と感じられます。私であればコロナ禍で急速に発展したデジタル化を利用し、場所を問わないオンオフでの育児サポートができるコミュニティを作り、より豊かな子育て環境を作りたいと考えています。