野村不動産

【希望職制選択理由】

仕事を通じて様々な経験にチャレンジしたいため、より多様な仕事内容に取り組むことが可能な全域型を志望する。加えて自分自身の故郷が郊外都市であるという視点を活かし仕事に取り組んでいきたいと考える。

自分なりにチャレンジングな目標を立てて何かに取り組んだ経験、その目標を立てた背景を教えてください。（500字以内）

卒業設計課題において他研究室の学生2人とチームを組み、最優秀賞を取るという目標を掲げ努力した経験である。個人の課題で過去に受賞経験がなかった私は、学部生生活の集大成として成果を残したいと考え上記の目標を立てた。

一方で過去に受賞経験がなかった理由として、他人に意見を請うことを疎かにし自分だけで思考していたことが原因であると考えた。それと共に、対象敷地から自分達で設定することが初めてであり何から進めていけば分からず、進捗が伸び悩むことが多々あった。

そんな状況に対して、私は2点に注力した。1つ目は自ら積極的に教授にアポイントを取り皆でアドバイスを貰うことである。2つ目はチームで最大限の力を発揮するため、つぶさに雰囲気を読み取り声かけを行うことである。以上に注力し提出直前まで諦めることなくブラッシュアップを続けた。その結果優秀作品に選ばれ学内・学外の教授に発表する機会を貰えた。この経験から共同で物事に取り組む際に広い視野や積極性を持ち行動すること、最後まで努力し続けることの重要性を学んだ。

周囲と協力して集団で課題に取り組んだ経験について、自らの意志で担った役割とその取り組み内容や集団に与えた影響を具体的に教えてください。（500字以内）

所属する学科の授業において、地域特性を分析し都市の将来に対して一つの提案を行うという課題にチームで取り組んだ経験がある。その際専門の異なる学生3人と取り組んだため、都市の課題の調査方法や最終的な提案に結びつけるための思考方法が異なり、初めは議論が中々収集せずチーム内で意見が二極化してしまった。

その理由として、メンバー同士のコミュニケーションや互いに寄り添おうとする姿勢の不足が原因であると感じた。そこで私の強みである、「様々な価値観を持つ人をまとめ最適な方向に導くことができる力」を活かし、中立の立場でお互いの意見を聞き、積極的に意思疎通を図り意見を整理し、各々に合わせたタスクを振り分けるなどした。そのようにチームの雰囲気に気を配り意見をすり合わせていくことで、最終的に各々の能力を最大限に活かした一つの提案へとまとめることができた。

また提案を行政・住民に対して発表した際には、感謝の声に対して非常に充実感を感じた。この経験から二極化した意見の妥協点を見つける難しさ、また解決するためには互いに寄り添い受け入れる柔軟性と協調性が大切であると学んだ。

あなたが就職活動および、今後働く上で大切にしている軸について教えてください。（500字以内）

就職活動及び働く上で大切にしたいと考える軸は2つある。1つ目は、「新しい時代のニーズを読み取り、人の暮らしを豊かにする社会を作りたい」という思いである。2つ目は、「人に・顧客に誠実に向き合い、親身に寄り添う心を忘れない」ことである。

現在取り組んでいる研究活動において、見ない顔の学生が急に街に入りプロジェクトに参画することに初めは懐疑心を抱いていた地域住民の方が、誠実さを持ち意見を伝えていく中で心を開いてくれたという経験がある。この経験を通じて誠実な姿勢で相手に向き合うことの大切さを実感すると共に、人々に寄り添った提案を行うことの楽しさや感謝の声を貰うことに充実感を感じた。

加えて、現状及び将来の課題を解決する際に新しい時代のニーズを読み取ることの重要性を学んだ。このような自身の経験から培った、誠実さを持ち自分ごととして地域に入り込む姿勢を大切にしながら、仕事を通じて新しい時代の社会に対して持続的に価値を生み出せるようになりたいと考える。