25年卒
男性
- 法政大学
ES情報
研究課題(ゼミ・卒業論文)または興味のある科目(170字)
作品制作主体の術ゼミに所属しています。芸術家や他のゼミ生の多様な価値を取り込み、新価値を創出する術を学ぶことで、個々人の能力や発想を対話させて組み合わせ、創造的な成果を生み出す「創発力」を得ました。
勉強以外に力を注いだこと・課外活動(サークル・部活動・ボランティア等)(170字)
半年間、日本各地に住み込んで地域の人手不足解消活動に参加したことです。本活動は「社会に出る前に国内で多くの経験を積むべき」という使命感から始めましたが、様々な背景を持つ人々と共同生活をし、宿泊・飲食・農・漁業を経験することで多様な価値観を知り、使命感が「有意義な活動を続けたい」という意欲に変化しました。以上の経験から、「未経験の仕事にも挑戦して多様な価値観を学ぶことが、自身を有意義な姿に成長させる」という信念を持ちました。
【Q1】志望動機を教えてください。 (330字)
私は200本以上の筆記具を所持する収集家であり、高付加価値の筆記具の使用を活力に大学受験を乗り越えた経験から、文具業界を志望しています。その中で、後発メーカーだからこそ可能な「新価値を生み出す挑戦力と、それを実現する推進力」を持つ貴社に惹かれました。
私が収集家になった契機は「〇〇」です。本製品を扱うにはキャップの開閉という手間がかかりますが、開閉のたびに感じる心地よい嵌合や洗練されたデザインがプレミアムな使用感を演出することで、その一手間を付加価値にし、自分の中のシャープペンへの認識を「筆記具」から「表現具」へと変えました。
この経験から、機能性に留まらない「表現具」としての付加価値を生み出せる貴社であれば、既存の価値観を転変させる新価値を創出できると確信したため、貴社を志望します。
【Q2-1】自己PR 欄 これまでの人生で、あなたの強みや持ち味を発揮した出来事を教えてください。(写真やイラスト も歓迎いたします) (500字)
強みは、様々な価値観を活かして企画を実現できる「推進力」です。
作品制作主体の現代美術ゼミにて、4人で1つの映像作品を3カ月で作る課題でチームを指揮した際、次の2つの問題を解決しました。1つ目は、各自のやりたいことが分散しており、作品の方向性が定められないという問題です。これは、元美術部の経験や趣味の小説執筆から得た力で、全要望を取り込んだ映像シナリオを作成し解決していきました。
2つ目は、自身の裁量が大きく、私個人の色が強い作品になり、メンバーとの熱量の差が広がってしまった、という問題です。この問題に対しては、各自が能力を最大限に発揮できる環境を整えるサポート役に転向し、対応していきました。
各自の個性と能力を活かした共同制作でしかできない作品を作りたい、という考えのもと、上記の施策を行った結果、全員の熱量がこもった作品が完成し、講評会にて「共同制作でしか成し得ない独創的な作品」との評価を得ました。
以上より、皆の意見を取り入れるだけでは足りず、価値観を尊重した意味を考えて企画の中で最大限に活かすことが重要だと学びました。
【Q2-2】上記の強みや持ち味は、仕事をするうえでどのように活かせるか教えてください。(220字)
上記の創作活動から得た学びは、販促企画や売り場づくりの際に、お客様一体型のワークショップを行ったり、「ぺんてるアーツ」のような「表現するよろこび」を発信する企画で活用したり、等の「新たな価値観を基にした施策」で活かせると考えます。また、「推進力」はそうした「新たなアプローチ」という周囲が受け入れ難いものを、実現に導く際に活かせると考えます。インターンシップを体験して強く感じた「考えを尊重し、意見を出し合える」貴社の環境下でなら、従来の創作活動から得た経験を活かした独創的な施策が実現可能だと考えています。
【Q3】ぺんてるでやってみたいこと、チャレンジしてみたいことを教えてください。
(400字)
「その一手間が活動への合図となり、創造力を搔き立てる」というコンセプトで製品の企画・開発に携わりたいです。
現在、「思考を止めない」オレンズATをはじめとする機能性に富んだ筆記具が流行していますが、〇〇のように使用する際に手間をかけてあえて「思考を止める」ことで、使用者に新たな発想や活力を与える筆記具を提案したいです。無論、機能性を以て使用者の課題を解決する「ニーズに合わせた製品開発」も必要ですが、使用者が抱えている課題の外から使用者の思考を刺激する「ニーズを生み出す製品開発」を実現したいです。
それらは、自動芯出し機構の再発見、限定色を活用した製図用・高価格帯シャープペンの一般化、エナージェルインフリーにおける黒以外のボールペンをメインに据えた着眼点等、後発メーカーだからこそ可能な「機能性に留まらない付加価値への挑戦力」「既出のものを一般化し、スタンダードを塗り替える推進力」を実績に繋げてきたブランド「Pentel」でしか実現できないと確信しています。