研究内容について(200字以内)
私は物理学を専攻する研究室に所属し、光センサのダークノイズ測定を行っている。光センサは、微弱な光を検知して信号に変換する装置である。しかし、微弱な光を検知する性質上、暗室に置いていてもノイズがしばしば検知され、正確な信号との判別が難しい。このため、ノイズの大きさや発生原因を特定し、正確な信号のみを抽出できるようにすることを目的としている。
学生時代に打ち込んだこと(100字以内)
家庭教師のアルバイトで保護者の期待以上に生徒の成績を向上させたこと。
周囲からの支えでつらいことや困難・壁を乗り越えた経験(500字以内)
フランス旅行
私が周囲からの支えで困難を乗り越えた経験は、フランス旅行中に発生したトラブルである。旅行に際しては、持ち前の計画性を活かし、乗るべき電車を全て調べ、地図で道も確認し、初めて訪れる土地でも地図なしで歩けるように準備を整えていた。しかし、現地に到着するとストライキに遭遇し、予定していた電車が運行中止となったうえ、空港の人手不足により手続きが遅れ、最終的に飛行機に乗り遅れてしまった。それでも、素早く対応し、英語が得意ではないながらも近くにいたブラジル人と協力しながら現地の人から情報を集め、別の電車を利用してどうにか目的地までたどり着くことができた。さらに、フランス人からのアドバイスで翌日の飛行機を手配し、友人とも協力して当日の宿泊先も無事に確保できた。
この経験から、予期せぬ問題に柔軟に対応する姿勢と、苦手分野にも果敢に挑戦する大切さを学んだ。貴社でも想定外のトラブルに直面することがあると思うが、その際には、私の柔軟性と挑戦する意欲を活かし、周囲と協力しながら確実に乗り越えていきたいと考えている。
働くうえで大切にしたいこと、譲れないこと、こだわりたいこと(500字以内)
私が働くうえで大切にしたいことは、「地球環境保全に向けて全力で取り組むこと」と「責任感」である。前者について、私は幼いころからエンペラーペンギンが大好きで、南極に関心を抱いていた。しかし、2022年にエンペラーペンギンが準絶滅危惧種に指定されたことをきっかけに、環境問題の深刻さを実感し、個人で行う取り組みだけでなく、より大規模な視点で地球を守る仕事に携わりたいと考えるようになった。
後者の「責任感」については、家庭教師のアルバイト経験から学んだ。私は個人契約の家庭教師で、指導方法のマニュアルがないため、教材の選定や5科目の学習時間配分などを全て自分で決定する必要があった。生徒や保護者と二人三脚で目標達成を目指し、課題を見つけ出し解決していく過程で、将来を見据え、やり抜く責任感の重要性を痛感した。そして、仕事においても責任感を持ってお客様に寄り添うことで、自己成長を図るとともに、信頼関係を築けると確信している。