当社のコアバリューである “Challenge” “Diversity” “One Team” の中から1つ選び、それを体現したエピソードを教えてください。
高校時代、○○部の引退公演をメンバー全員で創りあげたことが、私の人生の中でOne Teamを体現する出来事です。
引退公演は9月に行われたため、周囲が部活を引退し受験勉強に集中している中、夏休み中も練習に励みました。勉強との両立に全員が焦っていることで、意見がぶつかることが何度もありましたが、そこで私は、8割の人が10割納得する提案ではなく、10割の人が8割納得する提案をすることを大切にしました。
「引退公演に向けて、練習時間を増やしたい」という意見、「受験勉強のために、練習は効率よく短時間で行いたい」という意見がある中で、私は「毎回の練習後にリーダーが改善点を提示し、その箇所を各自が次の練習までに修正する」という提案をしました。その結果、練習時間を短縮しながらも練習の質を高めることができました。
この経験から私は、多様な価値観や利害が絡む場面では、一部の人が不満を抱く解決策ではなく、全体が納得する解決策を提案する事が重要であると学びました。
これまでに一番苦労した経験、またそれをどのように克服しましたか
研究活動において一人で現在の研究テーマに取り組んだことです。
研究室に配属された当初、○○について研究を行っているメンバーはいませんでした。指導やアドバイスを得にくいという不安要素がありましたが、自己成長のチャンスだと考え、一人でこのテーマの研究に挑戦することを決意しました。研究を進める中で、同じ実験をしているにも関わらず、結果が大幅に異なるという問題に直面しました。
そこで、先行研究や文献を読むことで、問題の原因を特定しました。そして、その原因に基づいて、3つの仮説を立て、自ら実験を重ねることで適切な解決策を導きました。一人でこのテーマの研究を行っていることで、原因の特定、解決策の模索に時間を要しましたが、粘り強く挑戦し続けました。その姿勢が功を奏し、現在は正確なデータを得ることができています。
この経験を通じて私は、課題解決能力を身に着けました。社会でも多くのことに挑戦し、新しい能力を身に着けることで日々成長したいです。