大切にしている価値観とその原体験
私が大切にしている価値観は、常に高い自己成長が実現できる環境を追求することだ。この価値観は、幼少期から現在に至るまで、一貫して私の選択基準となっている。私は幼い頃、サッカー選手を目指し、よりレベルの高い環境でプレーするために強豪校への進学を決意した。小学4年生から塾に通い、周囲が遊ぶ中でも勉強を継続し、県内屈指の強豪校に合格することができた。また高校では、新たな挑戦として会計士受験を志し、そのために最適な環境を求め、経営学部進学を目標とした。定期試験で9割近い成績を収め続け、希望の学部へ進むことができた。その後大学では、試験合格に向けて専門性を深めるため、資格学校に通いながら日々の学習を継続し、成長の機会を最大限活かした。このように、私は常に高い自己成長を実現できる環境を求め、自ら選択し挑戦してきた。今後も、自身を高められる環境に身を置き、さらなる成長を追求し続けたいと考えている。
学生時代に得た素晴らしい経験
私が得た素晴らしい経験は会計士受験だ。この経験は私の人生最大の挑戦であり、人生最大の挫折経験であった。大学卒業までの合格を目的としており、膨大な勉強時間と継続力が求められた。開始当初はサークルやアルバイト、授業で時間が削られる中での勉強は両立が難しく、自由であるからこその誘惑が多かった。しかし、自分を律し勉強を継続した。その結果、学内の簿記大会で60人中1位を獲得、簿記2級を取得することができた。2年次には生活を受験勉強のみに絞ることで、1日10時間以上の勉強を約9ヶ月間継続し、計2400時間の勉強をした。結果的に、自分の全力を尽くしてたが、本試験は不合格であった。この経験を通じて、努力の方向性が結果を大きく左右することを痛感した。ただ時間を費やすのではなく、常に目的を意識した戦略的な取り組みの重要性を学んだ。失敗経験ではあるが本気で挑戦し、成功も挫折も味わうことができた素晴らしい経験だ。
自身の将来ビジョンを踏まえた志望動機
私は、企業の存続と発展を支えるM&Aに携わり、日本経済の成長に貢献できるプロフェッショナルを目指している。その実現のために、業界のパイオニアであり、圧倒的な情報ネットワークを持つ貴社を志望する。貴社は、全国の金融機関や会計事務所と連携し、中小企業に寄り添ったM&A支援を行っており、特にM&Aの啓蒙活動を通じて市場の拡大に貢献している点に強く共感した。前提としてM&Aに対する理解がまだ完全に深まっていない社会において経営者の理解を深めることがM&Aを推進させていく上で最も重要だと考えている。会計士試験の学習を通じて培った財務分析力や強靭なメンタルを活かし、ディールが破談しそうな場面でも粘り強く成約に向けて行動することで、クライアントの未来を支えたいと考えている。将来的には、コンスタントに成約を積み重ね、M&Aアドバイザリーとして日本の中小企業を支える一端を担いたいと考えている。