26年卒
女性
- 東京科学大学
ES情報
学生時代に挑戦したこと
200人以上が在籍する運動系サークルの再起に挑戦した。当時、サークルではコロナ禍で幹部の士気、活気や戦績が低迷することが危倶されていた。私はこれらに対し、2つの策を実行した。まず運営指針をマニュアル化し、周知させた。マニュアル作成に向けた会議では、はじめ幹部間で士気に相違があった。そこで私は女子代表として、意見の統一を急ぐのではなく、在籍する会員の意見を満遍なく傾聴することを重視した。具体的には、参加頻度の低い幹部からも直接意見をくみ上げ、会議でメリットをフィードバックするボトムアップ制度を導入した。これにより、大所帯の中で自分の意見を持つことに意義を感じてもらい、運営に対する士気の底上げを達成した。また、2つ目の策として、新入生勧誘制度をパーソナライズした。具体的には、サークル対するモチベーションが高い新入生には、サークル体験の枠を超えた技術向上のための場を提供し、他団体との差別化を図った。また、コミュニティの拡大に興味を持つ新入生には、一方的な勧誘ではなく、親睦を深めて信頼関係を構築することを意識した。これらの取り組みの結果、以前の1.27倍の入会希望者数及び複数名の全国大会出場経験者の獲得に成功し、活気、実力を維持することができ、サークル設立史上初の関東団体戦2位という結果をおさめることができた。この挑戦から、潜在的な課題やニーズを発見するための傾聴力と、目標達成に向け戦略を立て、実行し切る推進力を身に付けることができたと考えている。
志望動機
志望理由は2つある。1つ目は、貴社の強みである市場の俯瞰調査や分析に基づいた戦略立案から、現場に踏み込んだ実行までの幅広い事業領域におけるノウハウを吸収したいからだ。私は個別塾講師のアルバイトにおいて、ITを用いた生徒カルテの管理システムの立案、導入を主体的に行った。当初紙媒体で管理していた生徒カルテをデータ化することで、担当生徒の現状の可視化、弱点克服のためのオーダーメイドのカリキュラムの提供を実現し、生徒の長期的な目標に向けたサポート体制の構築を達成した。その結果、4年連続担当生徒全員を第一志望群の学校に合格させることができた。この経験から、ITを用いた多角的な視点からのソリューションの創出と一気通貫したサービスの提供に携わりたいと考えている。2つ目は、多様性とワンチームとしての連携を重んじる貴社の社風に強い魅力を感じたからだ。貴社は昨年度、東京都の女性活躍推進大賞にて優秀賞を受賞している点や、様々なキャリアをお持ちの社員の方がいらっしゃる点から、性別、バックグラウンドの障壁なく協業できる環境づくりに尽力している。また、貴社は「PwCらしさ」として、「Worktogether」と掲げているように、他ファームには見られない部署間での強固な連携と情報共有を強みにしている。貴社のような多様性に富んだ環境において、自分の強みである顧客のニーズをキャッチアップする傾聴力を生かすことで、ワンチームの一員として貢献できると考えている。