学業以外で力を注いだこと(330 文字以内)
私が力を注いだことは、学年全体の副リーダーを務めたことです。
その中で特に私が力を注いだのは、卒研発表会の企画運営です。直面した課題は深刻であり、担当教授に企画運営経験がなく、コロナ禍ではオンライン開催であったため、教授もメンバーも仕事内容の引き継ぎがありませんでした。準備は難航し、このままでは発表会に間に合わない状況でした。そこで私は二つの行動を取りました。まず、過去の資料を徹底的に調べ、企画運営経験のある教授に直接相談して詳細を把握しました。次に、メンバーそれぞれの特性を分析し、各自の能力を最大限発揮できるように仕事を割り振りました。その結果、作業効率が大幅に向上し、企画運営を順調に進めることができ、担当教授からも高い評価を得ることができました。
自分自身の長所・強み(100 文字以内)
先述した学業以外で力を注いだことの内容から、私の強みは問題解決能力であると考えます。経験不足や情報不足などの課題に対して、過去の資料調査や経験者への相談など、積極的に解決策を見出すことができます。
自分自身の短所・弱み(100 文字以内)
私の弱みはチームワークの不足です。グループワーク等において、他のメンバーに仕事を任せず、1 人で全てを行おうとする傾向があります。これは働く上で大きな問題であるため、現在は克服できるよう、努めています。
志望動機について(330 文字以内)
まずゼネコンの志望理由は、定期的に現場に赴くことができる点です。組織設計事務所では、現場に足を運ぶ機会がほとんどないため、現場の進捗状況を自身で確認することができません。その点ゼネコンは、定期的に現場に行くことができるので、設計図面や BIM (Building Information Modeling)だけでは得られない施工時の留意点を学べることは大きな魅力だと考えています。特に貴社を志望する理由は、貴社の素晴らしい社風にあります。8 月、10 月に構造設計職社員の方々からお話をお伺いする機会をいただき、その際に感じた社員の方々の温かく、かつ専門性の高い雰囲気が自分に非常にマッチしていると感じました。
貴社の一員として、多様な専門家との協働を通じて、持続可能な建築物を創造することに携わりたいと考え、志望しました。
入社後どのような仕事をしたいか(330 文字以内)
私は、意匠設計案の実現を目標に構造設計したいと考えています。建築に詳しくない人が建物を見たとき、最も印象に残るのは意匠設計の部分であると考えられます。多くの人に良い印象をもってもらうためには、意匠設計案を変更せず建物を実現させることが重要です。しかし、世の中には素晴らしい意匠計画であるが、その時代の技術では実現が難しく、計画段階で頓挫した事例も存在します。そこで私は、新しい構造システムや材料などの最新技術を取り入れ、意匠設計の魅力を最大限に引き出す構造設計をしたいと考えています。貴社のプロジェクトでも、構造的に実現が難しい案件があると思いますが、貴社の最新技術を駆使しつつ、経済性、施工性を考慮しながら意匠設計案の実現を目標に構造設計したいと考えます。