25年卒
女性
- 同志社大学
ES情報
Q1.これまで集団で取り組んだ経験において、最も困難な壁にぶつかった内容を、あなたの役割やどのように乗り越えようとしたのかを含めて具体的に教えてください(500字以内)
【ガイド団体でのお寺のライトアップ企画における、幹部からの承認獲得】が最も困難な壁にぶつかった経験だ。私が所属するボランティア団体の主な活動は、京都で海外からの観光客様に対するオリジナルプランの作成と当日のガイド提供であるが、コロナ禍で本来の活動が出来ず、部員はガイドのために得た知識を活かす機会を失っていた。そんな現状を変えるべく、総勢120人の部員から30人の実行委員を集め、お寺でのライトアップイベントを企画した。だが、「失敗した際の赤字が長年続く団体の存続危機となる」という懸念を持つ団体幹部からは、前代未聞の活動への承認がおりなかった。限られた期間内に企画を実行するために、早く具体化する必要があるにもかかわらず、承認がおりない点が最も困難だった。そこで、私はイベント企画代表者として、幹部の抽象的な課題を『各部員が毎年5000円支払う部費からの資金調達だと、失敗した際に退部する部員が増加し団体の存続危機になる』と具体的に捉えた。そして、長年の歴史を逆手に取り卒業生からの資金調達を提案し、実行した結果、50万円を調達して幹部から承認を獲得し、イベント開催に至った。
Q2.Q1で回答した経験内容に関して、自分なりに感じたことや学びを教えてください
(150字以内)*
この経験から得た学びは【企画における熱意と論理の重要性】だ。ガイド活動が出来ず無気力となった部員のためにイベントを必ず作るという『熱意』と、幹部説得のために抽象的な課題を具体的に解釈し、長年の歴史を逆手に取るという『論理』を兼ね備えた結果、前代未聞のお寺のライトアップ企画の実現に繋がったと考える。
Q3.あなたが自分の中で最も誇れることを教えてください(400字以内)*
『未だ無い機会を創造する力』が私の誇りである。これを象徴する経験は、留学中に児童館でのボランティア枠を自ら創り出したことだ。昨年、英語力向上のために約1年の留学をしたが、語学学校の生徒20人のうち8割が日本人で、日本語のみが飛び交う環境に直面した。そこで、大学外で目標達成の場を得るため、子供好きな性格と国内でのボランティア経験を活かし、児童館でのボランティアへの挑戦を決意した。2ヶ月間にわたり10以上の児童館にメールで問合せをした結果、英語面接を経て、元々は無かったボランティアの特別枠を創り出した。半年間の活動を経て、帰国後のTOEICでは留学前より300点高い930点を取得した。この経験から【環境は置かれるものではなく、創出するもの】という学び
を得た。英語環境を手に入れるため、自ら児童館でのボランティア枠を創り出したように、主体的に機会を創出する行動力を培った。