志望分野(1)やりたい仕事(30) その詳細と理由(全半角300文字以内)
留学生など海外の方との交流を通して、海外での日本のコンテンツ需要を実感した。それに対して海賊版が溢れるなど、正しく届いていない点を問題に感じる。国内での需要が減少し、アジアをはじめとする世界各国でウェブトゥーンが拡大する中で、電子版での海外進出が今後一層重要になる。その為には、版権の販売だけでなく現地での積極的な活動が欠かせないと考える。具体的には、現地のニーズを把握したうえでのマーケティングや、行政と連動した海賊版の取り締まりなどだ。そうした取り組みで海外での電子版コミック拡大を皮切りに、将来的にはコミック以外の貴社のコンテンツを世界中に拡大したい。
志望分野(2)やりたい仕事(30) その詳細と理由(全半角300文字以内)
大学と大学院で歴史学を中心に、言語学や文化人類学など様々な人文系の学問に触れてきた。そこで感じたのは、学問そのものもさることながら教授の面白さだ。特に外国研究をしている研究者の苦労話などは、大学だけに留めるには勿体ないと感じた。そうした一般層でも手に取りやすい「おもしろくて、ためになる」学問の入口となるような本を作りたい。そして、人気が衰えつつある人文科学が再興するような土壌を作りたい。
志望分野(3)やりたい仕事(30) その詳細と理由(全半角300文字以内)
私は指導教員から「一文字に命を懸ける」ように教えられた。その姿勢で資料に向き合うと実際に誤字や整合性が合わないものを何度か見かけた。そうした誤りはコンテンツの質を大きく左右する要素であると感じ、校閲の仕事に興味を持った。文芸から児童書、ファッション誌などの様々な分野での校閲を経験した上でオールラウンダーな校閲者として陰ながらも読書の根幹を支える仕事がしたい。
●どんなことでも構いません。現在進行形で頑張っていることを具体的なエピソードを交えて教えてください。また、何のために頑張っているかも教えてください。◆(全半角300文字以内)
大学スポーツ界にサプライズを起こす為に選手兼監督として体育会部活動の強化に取り組んでいる。私たちの部活は学校規模や経験者の有無を考えるとかなり不利な状況にある。しかし、そうした不利な状況を覆して強いチームを倒すことをモチベーションに強化に取り組んでいる。具体的な取り組みとして、練習メニューの作成を行っている。ミーティングを重ねて目標を明確にした上で、方針を定め、一貫性のある練習になるように意識している。そして、独りよがりな練習メニューにならない為に選手に要望やフィードバックを求めるようにしている。このような、質の高い練習から強いチームを作ることに現在進行形で試行錯誤しながら取り組んでいる。
●あなたが人生で最も「何かを深く掘り下げた経験」と、その経験から得たものを教えてください。◆(全半角300文字以内)
卒業論文で第二次世界大戦中に出版された『ノロ高地』という本について深く掘り下げた。この本は1941年に出版された戦記物のベストセラーであるが多くの謎が存在した。関連する文献や雑誌、新聞記事など千を超える資料から掘り下げ、最終的に本の代筆疑惑などを明らかにした。研究を始めた頃は資料を読む質に拘りすぎて、他の資料に目を通す事が出来ずに悩んだ。しかし、質の高い読みに拘った結果、徐々に読む速度が上がり、量をカバー出来るようになった。そして、読む量が多くなると自然と読む質も向上した。研究でのこのような出来事から、物事に取り組む際に質と量は二者択一ではなく、正の相関関係にあるという学びを得た。