26年卒
男性
- 早稲田大学
ES情報
挫折経験とその克服方法
私は幼少期から水泳に打ち込み、各種大会出場を目標に努力を重ねてきました。日々の練習や勉強との両立の中で、一番の課題は「自分自身に勝つこと」でした。そこで、9×9 の目標達成シートを作成し、最終目標から逆算して日々やるべきことを視覚化し、モチベーションを維持しました。
しかし、本番が目前に迫ったタイミングで腰を痛め、思うように泳げなくなってしまいました。結果的に選考会出場の権利すら得られず、大きな挫折を経験しました。
この経験をきっかけに、自分の軸を水泳から学業へと切り替える決断をしました。目標を「早稲田大学合格」と再設定し、水泳で培った逆算思考と日々の努力を学業にも応用しました。結果、志望校に合格し、大きな成果を得ることができました。
この経験から私は、一つの挫折を受け止めて柔軟に方向転換し、努力の軸を再構築する力、そして目標達成のために今やるべきことを見極める論理的思考を身に付けました。現在もその力を活かし、常に「今何をすべきか」を逆算しながら行動しています。
周囲を巻き込み、何かをやり遂げた経験
大学の授業でチームプレゼンに取り組んだ際の経験です。
私は、4 人チームで社会課題について発表する授業において、「全員で A+を取る」という目標を掲げ、自らリーダーに立候補しました。メンバーの特性を見極めて役割を分担し、意見を積極的に取り入れながら、チームがベストな成果を出せるよう進行しました。しかし途中で、メンバーのモチベーションが低下し、ミーティングの遅刻などが見られるようになりました。そこで私は、授業後に残って資料を作り続ける、小さな成果でも積極的に称賛・共有する文化を意識的につくった。すると、次第に他のメンバーも「自分も頑張らなければ」と意識が変わり、真剣に取り組んでくれるようになりました。
その結果、チーム全員で A+を取得することができ、リーダーとして成果だけでなく、仲間の気持ちを動かすことの大切さを実感しました。この経験から、「熱意を言葉だけでなく行動で示すことが、人を動かす最も力強い手段である」、そしてメンバー自身が「自分の貢献が認められている」と実感しやすくなり良い結果へとつながったと感じた。今後も、周囲を巻き込みながら目標に向かってやり抜く姿勢を大切にしていきたいと考えています。
厳しいフィードバックを受けた経験とその向き合い方
私は大学でメディア・ジャーナリズムゼミに所属しており、入った当初は研究の進め方も分からず、初めてのプレゼンでは大学院の先輩や指導教員から厳しい批評を多く受けました。
「論理が飛躍している」「問いが曖昧だ」など、自分では気づかなかった課題を次々と指摘され、悔しさと戸惑いを感じました。ただ、その経験を通じて、自分にはまだまだ伸びしろがあると前向きに捉えるようにしました。「なぜ指摘されたのか」「どう改善すればよいか」を冷静に振り返り、先輩や先生の意見をもとに、自分のプレゼン内容や論点の組み立て方を一から見直しました。加えて、他の人の発表の記録を取り、自分の課題と比較することで視点を増やしていきました。
このような経験を重ねる中で、私は「厳しいフィードバックは成長のチャンス」だと実感しました。人から否定されたように感じる場面でも、相手の意見を素直に受け入れ、自分の考えをブラッシュアップする姿勢を大切にするようになりました。この経験を通じて得た「前向きに物事を捉える力」は、どんな環境でも学びを活かし、次の成果につなげる原動力になると考えています。今後もフィードバックを恐れず、挑戦し続けえる姿勢で成長していきたいと思っています。