取り組んだことを簡単に教えてください。(50文字以内)
大学二年生の講義で、学生五名と企業が約一年間連携し、新規事業であるレンタルスペースの利用者増加に尽力。
その当時どのような背景・状況だったのか教えてください。(200文字以内)
連携先企業は、地域密着型のリフォームや整体、美容院を展開していて、新たに地域のコミュニティ形成を目的としたレンタルスペースやコワーキングスペースを開設した。レンタルスペースは、最大10~15名許容のスペースであり、ヨガ教室、アロマ教室を開催する人が多い。私たち学生は、開設したばかりレンタルスペースの運営から携わった。当初の利用者数は、既存事業の顧客が週に2,3人しか利用していない実情があり、閑散としていた。
上記の背景・状況を踏まえ、あなたは何を目標に掲げ、それを達成するためにどんな課題があったのか教えてください。(200 文字以内)
新規事業を通じて、企業や地域の交流を生み出し、地域全体にも賑わいを創出したい想いから、一日に1人の利用者の確保と月の利用者を50名以上を目標とした。そのために、まず企業の社員と信頼関係を築いていくために、ヒアリングを重ねた。その結果、既存事業の社員が直接顧客に広報していなかったり、新規事業を知るきっかけを作っていないことから、既存事業の顧客の利用促進や顧客と新規事業の接点の少なさが課題だと考えた。
あなたが担ったご自身の役割と具体的に行った行動を教えてください。(300文字以内)
私はチーム内で、企業の背景や想いを理解し、適切に伝えて実行につなげる「通訳者」のような役割を担った。新規事業の成功には企業全体の理解が必要だと考え、他事業部の社員を交えたワークショップを開催。新規事業の魅力を他事業部に伝えるだけでなく、企業の理想像を共有し、社内のつながりを強化した。そこで、私は社長や社員へヒアリングを行い、企業が「30〜40代のママ」をターゲットとし、レンタルスペースを入口に他事業の利用を促したい意図を把握した。企業側の意図を実行していくために、チームメンバーと共に、各事業部の強みを活かし、親子で訪れやすいように縁日風イベントを企画。企業と顧客の接点をを広げる施策を実行した。
上記を経て得られた結果について教えてください。(150文字以内)
施策の実施により、新規事業への認知が向上し、週に5人は予約し、月の利用者は70名に安定した。また、そのうちのターゲット像は、約70%を占めている。さらに、利用者の関係性から友人同士になったという声もあり、地域のつながりを創出した。この経験から、単なる表面的な課題を捉えるのではなく、本質を理解する重要性を学んだ。
上記で回答頂いた活動とは別のシーンで、あなたの持ち味とそれを発揮したシーンを教えてください。(200文字以内)
他者の想いをくみ取り、実行する力が持ち味だと考える。ゼミ活動の一環で、富山県の高校生を対象としたキャリア支援プロジェクトに取り組んだ。高校生と交流を重ねる中で、卒業後の進路選択に胸を張れていない高校生が半数以上という実情があった。自身の選択肢に自信を持ってもらいたいと想い、まずは進路選択の幅を広げることが重要だと考え、ゼミ独自のオープンキャンパスを開催し、自分の進路を主体的に考える機会を提供した。