26年卒
男性
- 東京大学大学院
ES情報
あなたのこれまでの人生で、”最も”主体性を発揮して周囲も巻き込みながら課題解決に取り組んだ経験を教えて下さい。
タイトル
20 文字以下
○○での流氷の厚さ計測手法開発
【内容】
320 文字以上 400 文字以下
私が最も主体性を発揮して課題解決に取り組んだことは、○○隊として流氷の厚さを計測したことである。使用する予定だった、流氷の厚さを測るセンサーが吹雪で破壊され、現地でデータが全く取れなくなってしまった。そこで、センサーでの計測は諦め、別の方法を考えた。自分だけで出せるアイデアには限界があるため、日本にいる方に過去の氷厚計測手法の調査を依頼し、インターネットがつながらない現地では、10 人ほどの研究者の方とご飯の時や飲み会の際にお話をしながら、アイデアを出し合った。その結果、横倒しになった流氷をカメラで撮影することで、氷の厚さを計測するというアイデアにまとまった。このアイデアを試したところ、誤差は 20cm 以内で、元々のセンサーとほぼ同じ精度で流氷の厚さを計測することができた。この過程で、制約の多い状況の中でも他の方と協力し、諦めず課題を解決する力が身についた。
これまでの人生で、人と意見が対立し、相互理解が進まず苦労しながら物事を進めた経験
について、原因と反省点も含め教えて下さい。タイトル
20 文字以下
タイトル
20 文字以下
△△での停船観測
内容
320 文字以上 400 文字以下
人と意見が対立したのは、△△隊に参加した際の、停船観測の可否に関する対立である。この時、私が所属する◇◇チームは、停船観測を行い、流氷の調査を行いたかった。しかし、船を運航する航海士の方は、燃料と時間がないため、停船観測は行えない、という立場だった。対立した原因は、言語の壁や、折衷案の前例がないことである。私たちのチームは全員日本人だったが、航海士は全員カナダ人であり、お互いに妥協点を伝えるのが困難であった。また、今回は例年と比較し大幅に燃料と時間がなく、前例がないことから、折衷案も出なかった。最終的には、私が、船内で最も乗船経験のある水夫長と懇意にすることで、水夫長から折衷案を出していただき、規模を縮小して観測が行えた。この経験の反省点として、意見が対立した際、対立を続けるのではなく、お互いにとって説得力を持つ第三者に案を出していただくことを学んだ。
修士論文の研究テーマについて、選択した経緯、研究内容と進め方について教えて下さい。また、研究活動から得られたものを東京ガスでどのように活かしていきたいと考えていますか。いずれの質問も、専門外の人も理解できるように、かつ具体的に記述してください。
タイトル
20 文字以下
○○船の船速予測
内容
320 文字以上 400 文字以下
私は、研究を通してデータ分析のスキルを身に着けた。取り組んだことは、○○船の船速予測だ。従来、○○船の船速は経験則頼りで、目的地までの到達時間が予測と数日ずれることもあった。正確な予測ができない原因は、予測のカギとなる船の推力センサーが故障していたためである。そこで、私は他のデータからの推定や機械学習の活用により推力を予測し、より精度の高い船速予測プログラムを構築した。この課題を選んだ理由は、やりがいの大きさに魅力を感じたからだ。○○船は物資・人員を運ぶインフラであり、船速予測が不適切であると全作業の遅延につながる。こうした課題解決に携われる点に、大きなやりがいを感じた。私は、得られたデータ分析のスキルを、貴社でガスや電気の需給予測や価格の最適化に活かしたい。特に、カギとなるデータが未知の状態でも、他のデータの利用や、機械学習での推定を活用し、正確な予測につなげたい。
第1志望の選考領域をお答えください。
ガス需要・供給の分析と予測、LNG 契約のオプション価値評価
マーケティングデータ関連の解析・活用推進 電力取引における需給・価格予測、最適取
引ロジックの構築
あなたは東京ガスで働くことによって、誰にどのような価値を届けたいと考えていますか?志望する選考領域について、記述してください。
320 文字以上 400 文字以下
私はガスや電気の料金が「高い」と感じている方に対して、経済的負担を軽減し、安心してエネルギーを使える価値を届けたいと考えている。このように考える理由は、昨今のガス・電気料金の値上げが続く中、不満や懸念の声を日常生活で多く耳にするためである。そこで、私はデジタル化やデータ分析により、この不満を解消したい。具体的には、料金の低減と価格変動の安定を、データ分析によって実現したいと考えている。料金の低減に関しては、地域ごとの需要や供給の動きをより精密に予測することで、コストの最適化を目指していきたい。価格変動の安定については、電力やガスのデータだけでなく、天候や消費動向など、他分野のデータも組み合わせながら分析することで、価格変動を正確に予測し、長期的に安定な価格を実現していきたい。