野村證券への志望動機を記述してください。(300文字以下)
1点目は、M&Aが企業の成長に与えるインパクトに強く惹かれたことだ。コーポレートファイナンスゼミで、M&Aが企業の成長を加速させるための極めて強力な手段であることを学んだ。特に投資銀行部門は、企業戦略に深く関与する重要な役割を担っていると実感した。2点目は、インターンシップを通じて投資銀行業界の面白さを実感したことだ。学ぶことが多く、成長できる環境が整っており、好奇心旺盛な性格を活かしてさらに成長できると感じた。インターンでは、他の参加者と競い合う環境の中で切磋琢磨しながら業務を進める楽しさを実感し、競争の中で自分自身を成長させることの重要性を再認識した。
最近の気になるニュースについて、関心を持った理由、注目しているポイント、今後の見通しを記述してください。(500字以下)
KKRによる富士ソフトのTOBだ。富士ソフトの非公開化のため、KKRが主導して公開買付けを行ったところ、ベインキャピタルが対抗TOBを提案し、価格競争が繰り広げられた案件だ。関心を持った理由は2点ある。1点目は、少数株主であるアクティビスト主導で非公開化が進んだ点だ。アクティビストとして知られる3Dインベストメントパートナーズが9%の株式を保有する少数株主でありながら、同社主導で非公開化が進んだことは注目に値する。3Dインベストメントの影響力がここまで大きくなった背景には、会社側が初期段階で株主やファンドとの交渉を十分に主導できなかったことに問題があるのではないかと感じる。2点目は、 企業買収における行動指針が危ぶまれた点だ。企業買収に関する行動指針では、株主にとって有益な条件であれば、企業側はその提案を検討するべきだとされている。実際、ベインキャピタルが提示したTOB価格の方が高かったにもかかわらず、富士ソフトはKKRを選択した。買収における透明性や公平性に疑問が募る。今後の動向としては、KKRが高騰した買収額を上回るリターンを得ることができるのかが重要なポイントとなる。
チームで成果をあげた経験について教えてください。その中で、あなたが果たした役割や、どのようにチームメンバーと協力して目標を達成したかを具体的に記述してください。(500字以下)
ブランド体験を重視するアパレルショップのアルバイトリーダーとして、店舗の売上向上に貢献した。働いている店舗は、商業施設のテナントの一角で、他店舗と比較して、前年度比の売上が低下していた。売上構成を見たところ、購入率と客単価が低下していることが判明し、要因は接客の質にあると考えた。そこで、社員含めスタッフからの期待に応えたいという思いから、2つの策を実施した。1つ目は、インサイトの共有だ。ベテラン社員のノウハウをまとめた資料を作成し、店舗全体に共有することにより、今までのフィーリングに頼っていた接客から消費者行動に基づく論理的な接客に改善できた。2つ目は、ローテーション制度の導入だ。長時間の同じポジションでの業務がスタッフの集中力の低下を招いていることが判明し、これを1時間ごとのポジション交代制にし、スタッフそして店舗全体の活気を高めた。以上の施策を実施し、購入率が2%、客単価が10%増加した。この経験を通じて、一人では達成できない困難な課題も仲間と協力することで実現可能性が広がることを痛感した。
困難を克服した経験について記述してください。克服するためにどのような行動、工夫をしたかについても合わせて記述してください。(500字以下)
困難を克服した経験は、10年以上続けた舞踊芸術団体最後の発表会で、主役を勝ち取るために努力したことだ。主役を得るには技術の高さだけでなく、指導者からの信頼も必要だった。教えは非常に厳しく、時には理不尽に感じる指摘もあったが、挫けず強い気持ちで、全てを成長の糧と捉えて取り組んだ。特に、他の人が諦めるような高難度な技術にも積極的に挑戦し、スタジオを借りて1つの動きを100回以上繰り返し練習するなど、自己管理と粘り強さを大切にした。練習中は何度も挫けそうになったが、そのたびに「もっと努力すれば必ず結果がついてくる」と自分に言い聞かせ、続けることを決して諦めなかった。その結果、指導者からの信頼を勝ち取り、念願の主役の座を手に入れることができた。この経験から学んだことは、どんなに厳しい状況でも、あきらめずに粘り強く続けることの大切さだ。大学受験やアパレルのアルバイトでも活きている。困難を乗り越えるために、粘り強さと自己管理を意識し、目の前の課題に全力で取り組むことができる。