学生時代の実績
大学の部活動で副将として団体戦の全国入賞を目指したことだ
上記の理由
部活動を始めたからには勝ちたいという思いがチーム全体にあったからだ。弊部では年度初めのチームミーティングで年間の目標を決める。今年度は、「厳しい練習を重ね全国入賞を目指す」か、「緩やかに活動し楽しむことを優先する」かの二択が議題となった。部員の意見を聞いたところ、「大学までやり切れなかったからこそ、大学の部活動では高い目標に向かって挑戦したい」という声が多く、今年度は全国入賞を目指すことになった。
工夫したこと①
強豪チームじゃないからこそ、何とかして勝つことをチームとして大切にした。具体的には、7人制の団体戦にて、1勝6引き分けでもいいので勝ちを目指したことだ。チームを体格と実績から「勝ち」・「引き分け」・「一発逆転」の役割の3グループに分け、対戦校に対して選手を組み合わせることで勝利を目指した。個人としては、部員一人一人に対して向きあい、全員が「悔いのない試合となった」と試合後に言えることを目指した。
工夫したこと②
グループ分け初期に、花形の「勝利」の役割を担えない選手から不満が上がり、部内に不和が生じた。そこで、不満を持つ選手と食事に行き、役割の重要性や付与理由を説明したり、その役割の選手がどう活躍するかを実際の映像で見せることで理解を促した。また、練習中に役割の動きをしてもらうことでイメージをつけてもらった。それでも納得しない選手は、試合に勝つことで、大学までに抱いてきたコンプレックスを乗り越えたいという強い思いがあった。そこで、共に「勝利」の役割を担う実力をつけるための計画を立て、実行することを条件に花形の役割を与えた。さらに、週一回・9カ月間合同で自主練習を行うことで、他の選手も納得してくれた。
得られたこと
結果として対戦校に競り負け、入賞は逃してしまった。悔しさは残ったが、全員が「試合で出し切れた」と実感できた。各自が役割を徹底したことはチームの成長につながった。現在は来年度の飛躍に向け走りだしている。