最終面接
基本情報
場所 | オフィス |
時間 | 40分 |
社員数 | 1人 |
学生数 | 1人 |
結果通知時期 | 面接終了後即時 |
結果通知方法 | 即時 |
質問内容・回答
①自己紹介
〇〇大学4年〇〇です。大学時代は、ボランティア活動やアルバイト、インターンシップを通して活動をしてきました。1~2年生の時は地方活性化について、3~4年生では国際協力と生きづらさについて探求してまいりました。本日はよろしくお願いいたします。
②就職活動状況
大学3年生の11月から就職活動を開始しました。業界は人材で、ベンチャー、メガベンチャーの規模感の企業を見ております。
【深掘質問】
なぜ11月に始めたのでしょうか。
【深堀質問回答】
私は10月まで休学するかどうかを迷っておりました。自分自身、国際協力や生きづらさに興味があり、それを将来的にも仕事にしたいと考えております。そのため、社会人になる前にもう少し世界を見たり、理解できる幅を広げていきたいと思ったからです。しかし、本やネットで情報収集をしたり、知り合いに話を聞いたりしていくうちに、ビジネスで社会問題を解決することが一番やりたいことだと思うようになりました。それをするためには、早くビジネスを経験することが近道だと思い、休学をやめて就職活動を始めることにしました。
③ビジョンと志望理由
大きなビジョンは、孤独に関する問題解決のための事業を作っていけるような人材になり、生きることが苦しい人を1人でも減らしたい、ということです。そのために私は、自分が最速で成長できる見込みのある環境、そして苦しい状況にある社会課題にアプローチしている事業に取り組んでいる企業への就職を目指してまいりました。
1つ目の成長に関しては、自分自身今までの経験でできるか分からない仕事にも挑戦し、その経験を通して自分にできることを増やすことができました。このような状況に直面したときに世界が広がり、より高い次の目標に向かうこともできるようになりました。その際、自分から積極的に仕事をすることが前提ではあるものの、多くの憧れを抱くことができる人がいるということも重要な要素だと思います。
2つ目の苦しい状況にある社会課題にアプローチしている事業とは、自分の言葉として表現すると「生きるのが辛い」ところに繋がっている問題です。そのような問題解決を支える、または進める仕事をしたいと思っております。そう考えた時に、貴社はどちらの要素もあり、最も惹かれる企業でした。
【深掘質問】
入社できたら具体的にどのようになりたいですか。
【深堀質問回答】
3年以内に自分なりのリーダー像を見つけたいです。貴社に新入社員として入社したのちは、3年もしくは5年は人材系事業の営業として、その事業や業界・問題の課題感を学んでいきたく存じます。そして論理的思考力や説明力、マネジメント力をつけたいと考えております。機会を掴むチャンスが訪れたとき、新規事業といったゼロからスタートする仕事にも携わりたいと思っております。感情と論理のバランスを保ち、社会課題解決とビジネスについて、自分なりの考えをしっかり持っているような人になりたいです。
④学生時代に力を入れて取り組んだこと
最も力を入れたのは、○○の技能実習生のための日本語学校でのインターンシップです。2ヶ月間、その学校で生徒や先生と寝食を共にしながら、生活指導の確立を行いました。2つ目は、高校吹奏楽部でのアンサンブルコンクールで金賞を目指した経験です。弱小の部活から金賞を目指したパートリーダーとしての経験は今でも活きています。3つ目は、○○での建築ボランティアで、20人のチームのサブリーダーとして半年間奮闘したことです。
【深掘質問】
1~2年生の時に興味があった地方活性化については、何か活動していましたか。また、国際協力と生きづらさは社会問題の中でもジャンルが少し違うような気がしますが、どのような考え方をしているのですか。
【深堀質問回答】
1年前までは、国際協力を仕事にしたいと思っておりました。昨夏、○○で2ヶ月間のインターンシップを経験したときに、国を良くしようと努力する現地経営者の姿を見て、私も日本の問題を解決したいと思うようになりました。そして、日本を見た時に、孤独の問題や生きづらさなど精神的な問題が大きいことに気付きました。学生時代で一番ショックを受けたニュースは、トー横キッズ関連・不登校・ひきこもり・自殺率の高さでした。また、同時期に弟が一時的に不登校になってしまったことが重なり、このような人たちを1人でも減らすことが一番やりたいことなのではないか、と思うようになりました。
そして、「生きることが苦しい」という人たちは、共通して孤独を抱えていると思っております。その孤独の背景として、自分自身の存在意義を感じられない、という問題があると考えています。
私は高校生から大学生までボランティアをしており、相手のためになりたいといつも考えていました。しかし、実際は相手から与えてもらうことが多いと感じていたため、申し訳ないという気持ちが大きく、なかなか心の底から楽しむことができずにいました。しかし、大学3年の夏、○○の日本語学校でインターンシップに行きました。そこでは、責任のある仕事に一生懸命取り組み、相手の役に立てた実感と距離が縮まったことから、心から楽しむことができました。これは、働くことで自分の存在意義を感じられる経験でした。「働くこと」を手助けするような仕事として、人材業界に興味を持ちました。
面接詳細情報
面接官の社員の特徴 | 事業部長、男性、40代、スーツ |
学生の服装 | オフィスカジュアル |
面接の雰囲気 | 今までの面接とは打って変わって緊張感がありました。 スピードはゆったりとしていました。 面接官はパソコンに打ち込んでいる時間が長く、あまり目が合いませんでした。 反応も表に出さない方でした。 |
評価されたと感じたポイント | 敢えて難しい言葉を使ったり、大袈裟に言ったりはせず、誠実に自分の言葉で話をしました。 その時点での自分のビジョンを明確に持っていたことが、評価をされたと感じたポイントでした。 面接官の話を聞いているときは、目を見て聞いていることを態度で示すようにしました。 |
対策やアドバイス | ビジョンや自分の価値観を明確に説明できるようにしておくことです。 そして、相手の目を見ることも大切です。 分からないことは分からないと伝え、誠実な受け答えをしましょう。 |