製品開発職
26 年卒
男性
- 千葉大学
面接情報
二次面接
基本情報
場所 | web |
時間 | 30分 |
社員数 | 1人 |
学生数 | 1人 |
結果通知方法 | メール |
質問内容・回答
①自己紹介・研究テーマを話してください。
本日は貴重なお時間を頂き、誠にありがとうございます。〇〇から参りました、〇〇と申します。学生時代は〇〇コースに所属していたため、4大力学や製図等を学びました。研究室からは医工学の色の強い研究室へ進み、筋肉系疾患の簡便な診断装置の開発に取り組んでおりました。また、趣味では大学からフルマラソンを始め、アルバイトでは個別指導の塾講師に力を入れて取り組んでまいりました。
以上が自己紹介になります。次に研究テーマをご説明させて頂きます。
私は電気的なツールを用いた筋肉系疾患の診断装置開発に取り組んでおります。従来の診断では、浮腫のある人の筋肉量を過大評価してしまう点や、測定者によって診断結果がばらばらという問題があります。そこでこの課題を解決するために私は、浮腫に影響されないかつ、定量的に筋量を測定する実験を考案しました。1から始めた研究であったため、企画、仮説立てからセンサーやプログラムの改良、健常者実験から患者様の測定まで,一貫して行いました。企画部分では,実用化した際の市場規模を定量的に予測し、販売先やエンドユーザーは誰なのかと言ったところまで絞ることで、研究の最終ゴールの解像度を非常に明確にしました。また,センサー設計では、看護師やセンサー会社へヒアリングを行い、現場のニーズを最も満たせる仕様の決定に注力しました。現在は健常者の実験で、診断に必要な筋肉量の評価に成功したため、患者様の測定を進めております。
【深掘質問】
入社後にどう生かせると思いますか?
【深堀質問回答】
現場からニーズをキャッチアップする力、そしてそのニーズを実際の開発へと反映させる技術力の2点を活かすことができると考えております。
②研究が実用化されるのはいつですか?
5年後と考えております。競合と比較することで、クラス2の医療機器を想定しているため、現段階の健常者のデータ取得以降は、臨床データの取得、安全性評価、法規制対応、量産の過程が残っていると考えます。臨床データは150例程度、法規制は半年から1年かかると想定されており、研究室レベルの開発規模であることを総合的に考えて、5年という数字を想定しております。
③シスメックスで何をやりたいですか?
尿検査の分野で改良を施したいと思っております。
【深掘質問】
どんな改良ですか?
【深堀質問回答】
今後、新興国向けにビジネスを展開していく際に、新興国の「医療インフラが整っていない」「人口増加が著しい」という課題にそって、製品を展開する必要があると考えております。そのため、電源不要の装置や、検査スピードを上げた装置が必要になると考えられるため、それらの改良に取り組みたいです。
④職種に間違いはないですか?
はい間違い無いです。アイディアを形にできることを望んでいるため、他職種でなく、製品開発職に応募しております。
面接詳細情報
面接官の社員の特徴 | 製品開発職の機構系のリーダー。男性で50歳前後。作業着 |
面接官の印象 | かなり笑顔が多く、フランク |
学生の服装 | スーツ |
面接の雰囲気 | 社員の方も自己紹介をする時間があったり、製品開発の中の機構設計の部署の説明を5分程度していただいたりしたため、話している時間は半々くらいでした。 |
評価されたと感じたポイント | 研究だけで終わらせずに、実用化している視点を持っていること、また、具体的な数字で、後何年実用化までかかり、そのためにはどのプロセスをそれぞれ何年で行っていく必要があるかを話せたことが評価されたと思います。 |
対策やアドバイス | 実用化までの時間は、想定していないと即興で答えることができないので、どの企業の面接を受ける際も必ず用意して頂きたいです。一次面接に引き続き、笑顔と企業研究も怠らず、「何がしたいか?」という質問にも、なるべく深い回答ができるようにした方がいいと思います。 |