記事更新日:2025.04.03
落ちるエントリーシートとはどんな内容?不合格になりやすい事例を紹介!

はじめに

就職活動をするうえで避けては通れないのが、エントリーシートです。

しかし、エントリーシートは選考において最初の関門とされ、ここで足切りされる学生も少なくありません。

エントリーシートの通過率は約50%と言われており、2人に1人は落ちると言われています。

特に人気の企業や大手企業では、エントリーシートの通過が難しいでしょう。

落ちやすいエントリーシートがどのようなものなのか把握しておき、落ちないエントリーシートを作成する必要があります。

本記事では、選考で落ちるエントリーシートの例を紹介します。

エントリーシートで落ちる人に多い特徴

エントリーシートをただ書くだけでは、企業の選考に通過するのは難しいでしょう。

エントリーシートで落ちる方は、書き方に問題がある可能性が高いです。

エントリーシートで落ちる人にありがちな特徴をいくつか紹介します。

自己分析ができていない

エントリーシートでは自己PRや学生時代に力を入れたことなど、自分に関することを書きます。

そのため、自己分析ができていないとエントリーシートを埋めることすら難しいでしょう。

自己分析をしたとしても、分析の仕方が間違っていて企業に自分の能力や魅力を上手く伝えられていないケースがあります。

自分の学生生活や力を入れてきたことを振り返るだけでなく、経験から強みや能力をどのように仕事に活かすのかを考えていきましょう。

自己分析はエントリーシートだけでなく、面接対策においても重要なので、妥協せず徹底して対策してください。

業や業界の理解が不足している

自己分析と同様に企業や業界の分析も大事です。

入社したい企業なのに、その企業のことが理解できていないと志望動機が上手く書けず、企業側にも熱意が伝わりづらくなります。

自己分析はできていても、企業分析が疎かになっていると自分の強みをどのようにして企業の仕事に活かすのか、説明できなくなってしまうでしょう。

自己分析と同じくらい企業分析も大切です。

自己PRをしたうえで自分の強みを希望する企業でどのように活かすのかを、エントリーシートを通して伝える必要があります。

上手く伝えるために企業のことを知り、自分の能力をどう活かすのか伝えましょう。

内容が浅く、具体性に欠ける

エントリーシートの内容が掘り下げられておらず、内容が薄っぺらいと選考を通過しづらくなります。

例えば学生時代に力を入れたことを書く時に数字を使わなかったり、大雑把な内容で記入したりすると、どれくらいの成果が出せたのかが伝わりづらくなります。

どのように頑張ったのか、その結果どのような成果が出たか、頑張ったことで得たものは何だったか、得た能力をどのように活かしていくかなど、細かく簡潔に記載することで合格率が上がります。

文章が読みづらく、日本語の表現に問題がある

エントリーシートは、読みやすさや簡潔な文章を意識するべきです。

採用側は膨大な数のエントリーシートを読むため、読みづらいエントリーシートはそれだけで読むのを敬遠されてしまいます。

一文が長すぎたり、冗長になっていたりすると読みづらいでしょう。

無駄に長くせず、自然な流れになるように区切るのがおすすめです。

“みたい”や”多分”など曖昧な表現も避けた方がいいです。

誤字・脱字もそうですが、日本語の表現にも間違いがあるとマイナス要素に繋がります。

エントリーシートの内容に不安がある場合は、第三者に添削をしてもらうなどして確認しましょう。

文字数が少ない

一文が長すぎて読みづらいのが良くないと解説しましたが、短すぎてもよくありません。

短いと内容が薄く感じてしまい、話すことが少ないと捉えられてしまうからです。

エントリーシートの多くは文字の指定数があります。

他の就活生との比較で落とされる可能性が生じるため、文字数は8割は埋めましょう。

結論を書いていない

エントリーシートを書いているうちに出来事や過程だけ記載し、肝心の結論を書き損じ、結論が曖昧になってしまうことがあります。

結論が分からないと採用側に伝えたいことが伝わりません。

結論の記載を忘れないようにするためにも、結論から書くPREP法が有効です。

冒頭に結論を持ってくることによって、採用側の注目を引くことができます。

多くのエントリーシートの中から読まれるように、書き方を工夫してみましょう。

エントリーシートの落ちる例文集

選考で落ちやすいエントリーシートの特徴を紹介しましたが、実際に問題のあるエントリーシートを見てみましょう。

ここでエントリーシートで落ちやすい例文を紹介しますので、参考にしてください。

落ちる例文①内容が薄っぺらい

書いてあることが大雑把で伝えたいことがまったく分からないケースです。

ただ事実を述べているだけのエントリーシートにありがちです。

例文私が学生時代に力を入れたのはアルバイトです。アルバイトは無遅刻無欠勤を続け、時には残業もして働きました。アルバイトを頑張ったことで働くことへの自覚が芽生え、社会人としての心構えが備わりました。

まず、何のアルバイトをしていたのかが分かりません。

また、無遅刻無欠勤は基本的なことであり、頑張ったこととして挙げても響かないでしょう。

当たり前のことを当たり前のようにできることが評価されるケースもありますが、無遅刻無欠勤を続けるために何をしたのかを書かないと最後まで読まれない可能性が高いです。

社会人として心構えが備わり、それを希望する企業でどのように活かしたいのかまで書かなければ、事実の陳列だけで終わります。

自己分析が足りてないと、例文のように内容が薄っぺらく終わってしまうでしょう。

落ちる例文②志望動機が曖昧

志望動機が曖昧で、なぜその企業に入社したいのかが伝わらないエントリーシートも多いです。

企業研究が進まないと無理やり志望動機を埋めることになり、落ちやすくなってしまいます。

例文私が御社を志望したのは、御社の経営理念に共感したためです。御社の「お客様第一」という企業理念のもと、私も成長していきたいと考えています。入社した際には私もお客様第一で行動し、御社に貢献していきたいと思います。

経営理念になぜ共感したのか、もっと掘り下げて回答した方がいいでしょう。

また、経営理念だけでは志望理由としては弱く見えてしまいがちです。

自分の強みが企業の経営理念と共通するところがあり、どのように活かせるのかまで伝えられると注目される可能性が上がります。

落ちる例文③志望動機が弱い

志望動機が弱いとエントリーシートの段階で足切りされやすいです。

企業のことをよく調べていないと思われないように、事前によく企業研究をしてから志望動機を書きましょう。

例文私は御社の商品が好きなので御社への入社を志望しています。私も御社で商品作りを手掛け、お客様から愛される商品を作っていきたいと思っています。

自分が企業の商品が好きだからという理由は、志望動機としては弱いです。

好きなのは切り口としては問題ないですが、直接的な志望理由にしない方がいいでしょう。

例文私が御社を志望した理由は、業界でナンバー1の知名度を誇っており、顧客満足度もトップなためです。お客様からの評価も得られている御社で私もお客様のためにサービスを作り上げ、貢献したいと思っています。

企業の表面部分しか見れておらず、企業研究としては物足りません。

ホームページを少し見れば誰でも分かる内容であり、志望動機にするには弱いでしょう。

顧客満足度が高い、業界トップだから入りたいのではなく、顧客満足度を高く維持している理由は〇〇だから、その〇〇に私の強みも活かせるから、という志望理由のほうが説得力が増します。

表面上の実績を志望理由にするのではなく、実績を作り上げたプロセスに注目して志望動機を考えましょう。

落ちる例文④志望動機が自分本位

志望する理由が自分にとってメリットがあることだけ書いて、企業側へのメリットを書かないと落ちやすいです。

企業は自分たちにとって利益をもたらしてくれる人材を探しています。

自分のことだけ考えている学生は取りたがらないでしょう。

例文私が御社を志望した理由は給料が高いためです。御社は新卒の初任給の時点で業界の平均よりも多くの金額が貰えるため、働くモチベーションにも繋がると思い志望しました。

上記のようなことを心の中で思うのは自由ですが、エントリーシートに書いてはいけません。

給料について質問するのは問題ないですが、エントリーシートでは書かない方がいいでしょう。

例文私が御社を志望した理由は自分の企画力を更に成長させることができると思ったからです。私は企画力には自信があり、御社でも斬新なアイデアを企画して貢献できると考えています。御社で企画を出して私自身も企画力を高めていき共に成長したいと思っています。

企画力があるのは良いですが、志望理由が自分本位に聞こえます。

企業からすれば就活生の成長はどうでもよく、求めているのは自社の成長に貢献してくれる就活生です。

「御社なら自分の強みである企画力を発揮できる」「強みである企画力を活かしてこんなことができる」「企画力を活かせるのが御社だから」という明確な理由が志望動機としてふさわしいでしょう。

落ちる例文⑤結論が抜けている

前述した結論を書かないパターンです。

結論がないと伝えたいことが伝わらず、採用側は読みたくなくなります。

例文私は学生時代に親睦会サークルに所属していました。サークルでは副部長を務めており、部長が不在の時は率先してサークルをまとめていました。サークルの活動が自分の大学生活の大部分を占めるようになり、自然と活動に力を入れるようになりました。

サークルに所属した結果、何を得たのかが抜けています。

採用側が知りたいのはサークルに所属した事実ではなく、サークルでどのようなことに力を入れ、何を学んだかという結論です。

また、例文だと最初に結論を持ってきていないため、採用側は読み続けたいと思わなくなる可能性があります。

「私が力を入れたことはサークル活動です」というようにまずは結論を書き、そこから掘り下げた内容を書いていきましょう。

落ちる例文⑥文章マナーが守られていない

文章の内容以前に日本語がおかしかったり、不自然だったりすると落ちやすいです。

最低限の日本語の知識がないと採用を見送られる可能性があります。

例文間違った文章私の強みは集中力で。なぜなら自分は勉強で得たからです。私はずっと前は勉強が苦手で勉強なんてしらねぇ!というような性格でした。ところが、受験シーズンともなるとさすがにやべぇ!となり、机に向かいます。マーチに受かりたいので必死こいて勉強しました。だけど困難な道も多く、ちゃんと普段から勉強しておけば良かったと思う日々が続きました。正しい文章

私の強みは勉強で得た集中力です。私は高校生までは勉強が苦手でした。勉強に身が入らない性格で、部活動にばかり力を入れていました。しかし、高校3年生になり、受験の時期が近づいてきたことで危機感が生まれはじめ、5月から机に向かい始めました。目標を〇〇大学に定め、合格するために1日10時間を勉強の時間にあてました。勉強開始当初は挫折しかけることも多く、勉強してこなかった自分に後悔する日々が続きました。

例文では誤字・脱字や不適切な表現が見られます。

冒頭でいきなり誤字を出す学生を、企業側は採用したいと思わないでしょう。

また、日常で使用するような言葉をエントリーシートにそのまま使用していると、社会人として通用するか不安視されてしまいます。

例文は極端な例ですが、せっかく内容自体は問題ない文章でも、誤字や話言葉など不適切な文章だと落とされる可能性が高いでしょう。

エントリーシートでは、誤字・脱字などのミスをなくすためにも、見直しや添削を徹底しましょう。

エントリーシートの悪い例をあらかじめ確認する

エントリーシートを書こうとしてもどのように書けばいいのか分からない、書いたエントリーシートが本当に正しい内容なのか不安になることは多いです。

エントリーシートの内容は人によって異なるため、正解はありません。

とはいうものの、エントリーシートに適さない書き方や構成があるのは事実です。

まずは悪い見本を確認し、同じようなエントリーシートを書かないように心がけましょう。

まとめ

エントリーシートは就職活動まで書くことがほとんどないため、適切に書けていないものが多数あります。

どのような書き方をすると落とされやすいか前もって確認しておき、落とされないエントリーシートを書くことが重要です。

ここで挙げた落ちる例文のようなエントリーシートは書かず、企業側が思わず読みたくなるような内容を書きましょう。

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