はじめに

企業の選考を進んでいく際に、「あなたらしい写真」の提出を求められることがしばしばあります。写真は手元にあっても、企業選考でどんな写真を提出するべきなのか困った経験はありませんか?
今回はそんな就活生に向けて、「あなたらしい写真」とはどんな写真を提出すべきなのか。また、人事側の意図していることはなにかなど、今後の判断基準となる情報を紹介できればと思っています!
「あなたらしい写真」ってどんな写真?
あなたらしい写真とは、結論から書くと「自分の個性を表現できている写真」のことを指しています。具体的にいうと、「趣味の登山で山頂付近に到達できた写真」や「友人と遊びに出かけているシーン」などが該当します。
恐らく多くの就活生が悩んでいることは「どこまでプライベートな自分の写真を提出してもいいか」ではないでしょうか。次はその点について詳しく見ていきます。
どこまでプライベートな自分の写真を提出してもいいの?
あなたらしい写真の提出を求められても、プライベートが前面に出ている写真は、就活に適当なのか不安に思われることがあるかもしれません。
結論から言うと、写真の内容によって異なるというのが解答になってしまいます。社会人としてモラルの範囲に収まるのであれば問題ないでしょう。
「あなたらしい写真」にぜひ選びたい写真は?
誰が見ても一瞬であなただと認識できる写真
「あなたらしい写真」にふさわしい写真の条件の1つ目は、「誰が見ても一目であなたを認識できる写真」です。
誰が見てもどれが自分かわかるという条件は、人間性をアピールするためというよりは、提出する写真の最低条件です。
複数人いる写真が必ずしもダメとは言えませんが、数百人以上の写真を見なければいけない人事の目線に立ってみると、一瞬であなただと認識できる写真のほうが好印象なのは間違いないでしょう。
趣味やインターンなどで活動している写真
条件の2つ目は、趣味やインターンなど、没頭して行っている活動に関する写真が良いでしょう。なぜなら、例えばインターンで精力的に働いている画像を見れば、恐らく「将来のことを考えている計画性の高い人物」であったり「挑戦することに躊躇しない前向きな人物」など、その人の印象と重ねやすいからです。
また当然面接の際に「あなたらしい写真」について質問をされることもありますが、事前にどんな質問をされるのか想定しやすく、面接選考を有利に進めることができます。写真を選ぶ条件として、ぜひこの点を意識してみてください。
「あなたらしい写真」に選んではいけない写真は?
ギャンブルや飲酒などの写真
趣味としてお酒やギャンブルを嗜むこと自体はいけないことではありませんが、社会人として「だらしがない」という印象を与えかねません。ギャンブル、特にパチンコなどは衰退傾向にあり、人事側で良くないと思っている人もいるかもしれません。良くない印象を与える可能性があると分かっているのであれば、避けるのが無難でしょう。
画像が荒すぎる写真
画像が荒すぎるのも良くないでしょう。前提として、人事は数百人もの多くのエントリーシートや写真を見なければいけません。そんな中、画質が荒い写真は良い印象を与えるとは言えないです。むしろ、相手に対して配慮に欠けていると思われたり、画質が悪くても提出するほどに雑な人間であると思われたりするかもしれません。
加工しすぎている写真
前提として加工して自分の顔写真に清潔感を持たせることは非常に大事ですし、社会人のエチケットとして必要な配慮です。しかし加工しすぎて原型を留めていない自画像などは、かえってマイナスの印象を与えてしまいます。必要最低限の加工に留めておきましょう。
「あなたらしい写真」を求められる意図は?

「あなたらしい写真」とは、自分の人間性をアピールできる写真のことです。写真を求められる際には証明写真も同じく提出を求められることが多いですが、なぜわざわざ写真を2枚も求めるのでしょうか。企業の人事目線で考えてみると、エントリーシートの「あなたらしい写真」だけでなく、就活全体を有利に進められます。ここから先は、一緒に「あなたらしい写真」を求められる意図を考えてみましょう。
人事は就活生の人間性を確認したいから
エントリーシートや自己PRだけでは、就活生がどんな人間性を兼ね備えているのか判断しきることは難しいです。今、誰でも簡単に先輩たちが書いたエントリーシートを見ることができるようになっており、多くの就活生の文章は、平均的にレベルが上がっていると言えるでしょう。反対に、エントリーシートの文章だけでは、就活生の文章力を確認したり、どんな人間なのかを確認することも難しくなっていると言えます。
また、証明写真も同じような絵になってしまうことからも判断を難しくしているとも言えるでしょう。
よって、人事側は「あなたらしい写真」を求めることで、就活生の人柄を見つけようとしているのです。
写真を探す前にアピールしたい人間性を決めよう
写真を探して提出する前に、自分が相手に印象付けたい方向性を決めましょう。人事がエントリーシートと「あなたらしい写真」で人柄を判断しようとする際、写真と文章の特長が合わさっているかも当然判断します。もし2つがバラバラの方向性だとしたら、それはかなり危険です。
また、何をアピールするか決めてから探したほうが、時間効率の面でも良いでしょう、1つに絞り込む必要はありませんが、3つほどに絞り込んだうえで提出する写真を決めるようにしましょう。
「あなたらしい写真」に添える説明文はどうすればいい?
「あなたらしい写真」は提出するだけでなくて、その写真に対して説明を求められることが多いです。説明文を書くときに意識する順番は以下の3つです。
- 状況説明
- 写真のどの部分が自分らしいのか
- その写真を選んだ理由
一つずつ見ていきましょう。
状況説明
状況説明とは、その写真が「いつ・どこで・なにをしている」かを記載するようにしましょう。いわゆる「5W1H」を意識した文章を作成しましょう。人事は、その就活生のことを何も知らないわけですから、写真を見ただけでは内容を理解することはできません。どんな状況で撮影された写真かは、丁寧に記載をするようにしましょう。
写真のどの部分が自分らしいのか
次に選んだ写真のどの要素が自分らしいのかを説明しましょう。写真の内容と、他のエントリーシートに記載している内容と方向性をずらさないように、人事側が想像できる内容で記載をするようにしましょう。
その写真を選んだ理由
数ある写真のなかからなぜこの写真を人事に見てもらおうと思ったのか、しっかりと理由付けを行いましょう。会社によっては、文字数制限によってここまで記載することが難しい場合もあります。しかし、面接時に質問が来ても返せるように、しっかりと考えて選考に望みましょう。
「あなたらしい写真」の頻出質問についてご紹介

質問①:ディズニーの写真は問題ないですか?
「あなたらしい写真」に関するよくある質問1つ目は、「ディズニーの写真を使うのはあり?」です。結論としては、ディズニーの写真を使ってもよいです。
ただし、その写真のどこにあなたらしさがでているのかをきちんと説明できなければなりません。あなたらしさを説明できるのであれば、ディズニーの写真であっても使って良いです。
質問②:マスクをしている写真を使うのはあり?
「あなたらしい写真」に関するよくある質問2つ目は、「マスクをしている写真を使うのはあり?」です。結論としては、できればマスクをしていない写真を使った方がいいです。
理由は、あなたの表情が見えづらく面接官に良い印象を持たれない可能性があるからです。
よって、「あなたらしい写真」にはマスクをしていない写真を使うようにしましょう。
質問③:複数人で写っている写真を使うのはあり?
「あなたらしい写真」に関するよくある質問3つ目は、「複数人で写っている写真を使うのはあり?」です。結論としては、複数人で写っている写真を使ってもよいです。
ただし、あまりにも人数が多い写真を使ったり、自分が小さすぎる写真を使うのは避けた方がいいです。複数の写真であっても、自分らしさをアピールできるのであれば、複数人の写真を使うのもありです。
質問④:趣味全開の写真を使うのはあり?
「あなたらしい写真」に関するよくある質問4つ目は、「趣味全開の写真を使うのはあり?」です。結論としては、趣味全開の写真を使っても良いです。
しかし何度も記載していますが、その趣味があなたらしさにどう関連しているのか、そしてそれが面接時に聞かれても、しっかりと納得感を持たせて説明することができる内容がいいでしょう。
まとめ
ここまでで、「あなたらしい写真」を求められる理由や、求められた際にどんな写真と文章を提出するのがいいのかを紹介していきました。もし、いろいろ検討した中でお目当ての写真がなければ、友人に撮影を頼むのも一つの方法でしょう。自分が人事に訴えかけたいイメージにそぐわないけど、写真がないから適当に選ぶのだけはやめましょう。なぜなら、提出してからの面接選考などで、写真について質問を受けたり、写真から受けた印象と大きなギャップがあるだけでも、面接官の印象は悪くなりやすいです。自分が納得できる写真を選んだうえで、提出するようにしましょう。