デロイトトーマツコンサルティング合同会社

最終面接

基本情報

質問内容・回答

①1分くらいで自己紹介をお願いします。

〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。私は海外の方と関わって新しい価値観を知ることが好きな人間で、大学時代は海外インターンシップや留学、バックパッカー旅行など、海外に行けるチャンスがあれば積極的に行くようにして、現地の方と交流してきました。ここで培ったコミュニケーション力や異文化への抵抗のなさを活かして活躍していきたいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。

【深堀質問】

海外に興味を持ったきっかけは何ですか。

【深堀質問回答】

幼少期を中国で過ごす中で、海外の方と話すのは楽しいと感じたことがきっかけです。現地の方と話す中で拙い中国語や英語でも会話ができることは面白いと思いました。

②大学では具体的にどのような勉強をされていますか。

金融の〇〇ゼミに所属しておりまして、グループ論文では企業のAIへの関心と企業価値の関連について研究しました。方法としては企業の有価証券報告書をPythonを使ってテキストマイニングすることで企業のAIへの関心をはかり、それと企業の財務データから算出した企業価値の相関を分析していました。

【深堀質問】

テクノロジーに関心があるんですか。

【深堀質問回答】

特に関心があったわけではありませんが、グループ論文のメンバーとテーマを決めた時に、AIはトレンドだという話になり、それに関連した研究をすることになりました。

【深堀質問】

グループの人数は何人でしたか。

【深堀質問回答】

私を含めて4人のグループでした。

【深堀質問】

その中ではどのような立ち位置でしたか。

【深堀質問回答】

データを集める役割でした。膨大な量の企業データを扱う必要があったため、Pythonを使ったデータ整理の方法をインターネットで調べて活用しました。その結果1500社以上のデータを整理することができ、有意な結果をだすことに繋がりました。

【深堀質問】

チーム内で協力する時に心掛けていたことはなんですか。

【深堀質問回答】

チーム内で役割を分けていたので自分がやっていることを共有することを意識していました。これによって、データを分析する係のメンバーにもどのようなデータがあるかを伝えることができ、スムーズな進行に繋がりました。

③学生時代に力を入れたことは何ですか。

留学中に日本人留学生と現地学生が仲良くなるきっかけとなるイベントを企画したことです。現地で過ごす中で日本人留学生と現地の日本語学習者の双方が「お互いの国の友達を作りたいが、きっかけがない」と感じていることに気づき、その解決に向けて交流イベントを企画・運営しました。

まずは学生や教師にヒアリングを行い、目的やニーズを整理しました。そして、「継続的な関係構築」を目的に、現地の友人と協力して企画を立ち上げました。初めての企画だったため、会場の確保や集客方法など多くの課題がありましたが、日本語の授業の先生にも協力をお願いしたことで解決することができました。

このイベントは学期中に4回開催し、現地学生25名、日本人留学生10名が参加しました。会場でSNSを交換して、その後遊びにいったという話も聞いたので、イベントの目的は達成できたと考えています。

④なぜコンサルティング業界を志望しているのか教えてください。

クライアントごとに異なる課題に対し、最適な解決策を柔軟に設計・実行できる点に魅力を感じているからです。インドの言語学校で日本語の個別授業を担当した際、短期間での成果が求められる中、最初に生徒一人ひとりの学習目的を丁寧にヒアリングしました。その上で、目的に応じて授業内容や教材を個別に工夫し、理解度やモチベーションに合わせた進行を心がけました。

その結果、全員から高い満足度を得ることができました。この経験を通じて、「相手の立場で課題を捉え、最適なアプローチを構築し、成果へ導く」力を培うと同時に、表面的な要望にとどまらず、本質的な課題を見極めて価値に変えるプロセスにやりがいを感じるようになりました。今後もこうした経験を土台に、実行力と国際感覚を磨き、企業の海外進出を支援するコンサルタントとして成長していきたいと考えています。

⑤弊社を志望している理由を教えてください。

2つあります。 1つ目はグローバルな繋がりがある環境があると感じたからです。実際に働く方のお話を聞く中で、グローバルな繋がりも活用して、クライアントに合わせた提案ができるというお話があり、私がやりたい仕事に当てはまると感じました。

2つ目は、社員の方々の人柄に惹かれたことです。東京キャリアフォーラムのブースやOG訪問で社員の方々とお話する機会があり、その際、私の質問の意図を聞き返してから丁寧に回答してくださいました。

このように、社員一人一人が「人を育てる文化」を体現していることを感じ、そんな環境で自分も成長したいと強く思いました。 これらの理由から貴社を志望しています。

⑥逆質問：転職で入る人が多い中で、新卒で入るからこその強みは何だと思いますか。

まっさらな状態であることが強みだと思います。コンサルタントとしての考え方を身につけてそれを活かして早い段階から経験を積めることが強みです。転職で入って来られる方は業界の知識があるということが強みですが、コンサルタントとしての考え方を身につけることからスタートしたり、前職の経験が逆に足を引っ張ることもあるという弱みもあります。

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