ニ次面接
基本情報
場所 | 本社で対面。やや厳かな印象で重厚感のある会議室のような場所。狭め。 |
時間 | 40分 |
社員数 | 1人(30代支店長) |
学生数 | 2人 |
結果通知時期 | 当日 |
結果通知方法 | 別室に移動し、結果を通知 |
質問内容・回答
①学生時代に頑張ったことはなんですか
2022年から現在まで、3年間従事しております飲食物の販売を行うアルバイトで、混雑時のお客さま対応改善に貢献しました。私の働く店舗は、1日あたり100万円を売り上げる大規模店にも関わらず通路が狭く、並び列が不明瞭となりやすいことで月に一度ほど、レジの待ち列に関するクレームが発生しておりました。その状況はお客さまにとっても、店舗にとっても打破したいと考えたため、聴覚的・視覚的にアプローチする2つの施策を実行しました。結果的にクレームは半年に一度ほどに、大幅に減少することができました。
※一次面接の際と同様の回答。
【深掘質問①】聴覚的・視覚的なアプローチとはなんですか?
【深堀質問回答】
一言で言うと、聴覚的にはスタッフ全員での声掛けの実施、視覚的にはプラカードの作成を行いました。
前者の声掛けに関しましては、自分から積極的にお客さまに声をかけたうえで同僚や後輩にも声掛けを指導し、並び方を周知する声掛けをスタッフ全員で行う職場の雰囲気作りに尽力しました。また、プラカードの作成については、バイトリーダーがいない職場で私に権限があるわけでは無かったため、まずは店長に相談し、作成を提案しました。結果として店頭2か所にプラカードが掲示され、お客さまにとって視覚的にも分かりやすい環境整備に取り組みました。
【深掘質問②】特に苦労したことは何ですか?
【深堀質問回答】
特に、後輩の指導に苦労しました。クレーム改善の策として、初めに思いついたのは声掛けでしたが、店舗が横に長く、混雑時は騒がしいため、どうしても自分の声だけではお客さまに届かず、お客さまのそばまで移動してお声掛けする場面もありました。ですが、その度に自分の作業が中断されるのは効率的ではないと考え、周りにいるスタッフにも声掛けをするよう働きかけた、という経緯があります。
当時は入ったばかりの後輩が6人ほどおり、ごく一般的な、自分からやり方を示したり、やり方を言葉で教える、などの指導を行っておりました。しかし、新人のうちはお客さまに積極的に声をかけたり、大きな声で周知したりすることが困難であったため、私を含めたベテランのスタッフがやはり自分の作業を止めて声掛けに行く状況が発生してしまうという困難がありました。
【深掘質問③】この経験から学んだことは何ですか?
【深堀質問回答】
前提として、足元には「ここからお並びください」というような文言の、整列を促すテープが貼ってありました。スタッフである自分自身はその存在を認識しているため並ぶ列はその場所だと理解しておりますが、その当たり前はお客さまにとっては当たり前では無いことを学びました。そのため、自分の認識が全てでは無く、お客さまの視点で分かりやすいこと、お客さまの立場に立って思考するような「顧客視点」の考えが重要だと実感しました。また、自身が目的を持って達成したい目標に対し、同僚や上司といった、周囲を巻き込んで解決する行動力を培ったと考えております。
②理想のオフィス長(リーダー像)とはなんですか
私の考える理想のオフィス長とは、独裁的で自分の考えに絶対従わせるような方法では無く、周囲を巻き込みながら同じ立場で、後ろから後押しできる存在だと考えています。
アルバイトにおいて、同僚や店長に相談や協力を行った経験があります。そのため、一言で言えば独裁者のような、強い主導権を持つ存在ではなく、周囲と協働しながら一丸となって目標達成に向けて働きかけることのできるリーダーこそ、みんなに慕われ、大勢をまとめるオフィス長にふさわしいと考えたからです。
【深掘質問】リーダーシップを発揮した経験はありますか?
【深堀質問回答】
周囲を巻き込む実行力、と言い表せるようなリーダシップを発揮したと考えます。私の働く職場にはバイトリーダーの制度はありませんでした。そのため、絶対的な権力を持つリーダーとしての統率力では無く、「クレームを削減したい」という目標に向けて周囲の協力を仰ぎ、相手を巻き込んで課題達成を目指す形でのリーダーシップが私の得意とする行動スタイルです。
このようなリーダーシップは、中学時代のソフトテニス部部長の経験、高校時代の文化部のリーダーの経験によって培いました。
③弊社の志望度はどのくらいですか?
第一志望です。
【深掘質問①】なぜそのように考えているのですか?
【深堀質問回答】
一番の魅力は、自身の成長機会が著しい点だと考えています。インターンシップでは、5年間の教育カリキュラムを経て、6年目からオフィス長としてマネジメント業務を行えると伺いました。
その中で、周囲を巻き込む実行力、と言い表せるようなリーダシップを発揮したいと考えています。私の働く職場にはバイトリーダーの制度はありません。そのため、絶対的な権力を持つリーダーとしての統率力では無く、「クレームを削減したい」という目標に向けて周囲の協力を仰ぎ、相手を巻き込んで課題達成を目指す形でのリーダーシップが私の得意とする行動スタイルです。
機関経営職の人間として、行動力を持って周囲と協働した経験は、オフィス一丸となって目標達成に取り組む雰囲気作りに活かすことができると感じております。
【深掘質問②】他に志望している企業はなんですか?
【深堀質問回答】
金融業界を幅広く見ておりますが、その中でも優先順位としてはお客さまの人生に一番寄り添えると考えて、生命保険業界を第一志望業界として、貴社の他に数社受けております。どの企業でも顧客視点を重視して、常にお客さまのためになる仕事ができるかを重視しております。その中でも貴社はやはり新たなことへの挑戦心があるという点において、特に魅力を感じ、第一志望と考えております。
【深掘質問③】弊社で、他に志望している職種はありますか?
【深堀質問回答】
ございません。自身が将来的に最も大きく成長できると考えているため、機関経営職でこそ働きたいと思っております。
面接詳細情報
面接官の社員の特徴 | 30代支店長 |
面接官の印象 | 少し冷ややか |
面接の雰囲気 | とても厳かな雰囲気で、面接官の方は少し冷ややかな印象でした。「御社が第一志望です」と伝えた際も、真顔で「ありがとうございます。なぜそのようにお考えですか?」と続けられたので、怖いと感じました。 また、学生が2人であったため、どうしても相手ばかり深堀しており、自分は上手く答えられなかった気がしていました。 しかし面接が終わった直後、そのまま別室(徒歩20秒程)へ移動したところ、人事の方が2名おり、「通過です!」と告げられ、そのまま次の面接の日時を決めました。 |
評価されたと感じたポイント | 事前に就活情報サイトを見ながら、想定質問の返答を考えていたため、結論ファーストで落ち着いて話すことができたと感じます。そのうえで、今回も集団面接だったため、自分だけが話し過ぎることの無いよう、時間を意識しながら、少し物足りないくらいで話し終えていました。もっと深掘したいと面接官の方が感じてくだされば、さらに質問していただけるだろうと考えていたためです。 |
対策やアドバイス | 対面で冷ややかな印象を感じる面接官だと緊張してしまいますが、とにかく落ち着くことが重要だと感じました。機関経営職という職種なので、人前に出ることも多く、プレッシャーも多いだろうと思うので、ここで怖気づいたり緊張したりせず、落ち着いて論理的にはっきりと話せる人間、ということを装えると上手くいくのではないかと思います。しかし、選考要素は薄いように感じたため、あまり心配しなくても良いかもしれません。 |