最終面接
基本情報
場所 | オフィス(本社の広い会議室のような部屋) |
時間 | 40分 |
社員数 | 8人 |
学生数 | 1人 |
結果通知時期 | ー |
結果通知方法 | 電話 |
質問内容・回答
①自己紹介と研究内容、志望動機を含めて3分程度でお話ください。
一次・二次面接とほぼ同じ内容を話しました。
【深掘質問】
目指していた〇〇病モデルマウスは、先行研究など、他の研究では確立されていなかったのですか?
【深堀質問回答】
〇〇病モデルマウスは様々ありますが、特定の受容体を活性化させている(その活性化を評価している)モデルはほとんどありませんでした。
②ESにアミノインデックスについて書いてありますが、具体的にはどんなことやりたいですか?
アミノインデックスを応用し、あらゆる生活習慣病の予防もできるようにしたいと考えています。そのため、血中アミノ酸バランスと生活習慣病発症・進行の関連を調べたり、また、尿や糞便など、非侵襲的にアミノ酸バランスが測定できるようなものの開発にもチャレンジしたいです。
【深掘質問】
1.基礎研究と商品開発の両方やりたいとのことですが、その順番にこだわりはありますか?
2.入社後はアミノインデックス以外のこともやる必要があるかもしれませんが、一番の想い(食を美味しく楽しみながら病気を予防したい)につながれば良いのですか?
3.食を美味しく楽しみながら予防・治療したいとのことですが、実際に食べてみて美味しくなかったものなどはありますか?
【深堀質問回答】
1.順番にこだわりはありません。どちらが先でも大丈夫です。
2.おっしゃる通りです。私の一番の思いが「食を楽しみながら健康寿命延伸を実現したい」というものでして、アミノインデックスはあくまでその手段の一つと考えています。
3.〇〇治療食は油っぽく、胸焼けがしそうで美味しく楽しめないと感じました。
③学生時代で力を入れたことについて、誰かと協力しながらやったと思うのですが、それはどうやって他者を巻き込んでいったのですか?
部費増額をまず最初に幹部のメンバーに提案しました。その際に、幹部のメンバーに具体的な数値と、「私たちの代で何かを変えなきゃ!」という気持ちの部分を両方説明することで、共感してもらいました。そこから幹部のメンバーと協力しながら、サークル全体の反対意見を持つ一人ひとりと話していきました。
④(ESに週70時間研究室にいたことがあると書いたため)そのモチベーションはどこから来るのですか?
モチベーションの原点は2つあります。一つは、目標と現状とのギャップを埋める過程が単純に楽しいという気持ちです。もう一つは、多くの人の役に立てると想像した時に感じるやりがいです。特に後者は、以前学会発表した際に、「この研究がうまくいけば本当にたくさんの人が嬉しいし救われるだろうね」というコメントをいただき、その言葉が私の中で非常に心に刺さりました。
新しい事実を発見する楽しさももちろんありますが、私が頑張ってこの研究が進めば、たくさんの人の予防・治療につながり、たくさんの人の力になれると想像することで、頑張ろうという気持ちになれます。
【深掘質問】
1.目標と現状とのギャップを埋める過程が好きというのは、その中でどんなことを意識していますか?
2.それは他の経験でもありますか?
【深堀質問回答】
1.一人よがりにならないこと、自分を客観視することを意識しています。
2.大学受験です。特に浪人時代は、予備校の先生と週に1回必ず話をして、第一志望校と現状の差を把握し、今何をすべきか、どんな勉強をすべきか客観的に分析していました。
⑤逆質問:
1.JANPSの、前後の食事で栄養の辻褄合わせをするというサービスが始まったと思うが、現段階での課題や今後の予定を教えてください。
2.貴社のグループで海外では、特殊な栄養ニーズを持つ患者様のためのメディカルフードを提供しているとのことですが、日本でやる予定はないですか?日本でやらない理由は何ですか?
3.最後に今まで伝えきれていない私の強みをお話しさせていただいてもよろしいでしょうか?
1.専門外なので答えられません。健康栄養研究の中には色々な分野があり、アミノインデックスとJANPSはかなり離れています。
2.元々は海外の会社が初めてそれを買収したため、今は海外が中心です。前に国内でもやっていたがやめてしまったです。日本でやるとなると他社企業がすでにやっていて、後追いのようになってしまうためしばらくはやらないかもしれないです。
【深掘質問】
3.(自己PRをした上で)好奇心が強く、興味を持ったらすぐ行動とおっしゃっていますが、入社後は興味がないこともやらなければならないが、そこは大丈夫か?
【深堀質問回答】
3.について、「これまでも中学時代のダンスなど、苦手なことや興味がないこともやらなければならないことがありましたが、その都度目標を立てて、目標と現状のギャップを楽しみながら埋めていった経験があります。入社後も与えられた仕事は精一杯取り組み、その後の自分のキャリアに役立つようにスキルアップしたいです」と返答しました。
面接詳細情報
面接官の社員の特徴 | (女性1人、男性7人) 各研究所長の方々と人事1人 全員50歳前後。人事の方はスーツでそれ以外は作業着を着ていた。 |
面接官の印象 | |
学生の服装 | ー |
面接の雰囲気 | 二次面接よりもさらに固い雰囲気で、にこにこしている人もいれば、全然笑ってくれない人もいました。挙手制でどんどん質問が来るので、焦らないように落ち着いて話すことが大切だと感じました。 |
評価されたと感じたポイント | 入社後やりたいことと、やりたいことではないことでもやってくれるか、という質問が2回も聞かれたため、「やりたいことはあるが、やりたくないことでもしっかりできる」という印象が評価されたように感じます。また、モチベーションの原点についても聞かれたため、学生時代に頑張ったように入社後も活躍してくれるかを見ているようでした。 |
対策やアドバイス | 最終面接当日の面接前20分間でアンケートを記入します。(他社の選考状況やおすすめしたい外食店など)。人によってはその内容を詳しく聞かれることもあるそうです。 |