ソリューションエンジニア
26 年卒
女性
- 早稲田大学
面接情報
最終面接
基本情報
場所 | WEB |
時間 | 40~45分 |
社員数 | 2人 |
学生数 | 1人 |
結果通知時期 | ー |
結果通知方法 | メール |
質問内容・回答
①自己紹介
本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。
早稲田大学から参りました〇〇と申します。
大学では生物学を専攻しており、現在の研究テーマはアロマの香りを嗅ぐことで、本当に痛みが緩和するのかというのを、脳血流量を測定することで検証しております。そしてこの研究結果を英語論文として発表することができました。
学部生時代に△△サークルに所属しており、そこでは幹事長を務めており、そこで大会を主催し、40万円を獲得した経験があります。また、研究室では、次期ラボリーダーを務める予定であり、研究室のゼミを週に1回から2週に1回に変えた経験があります。
これらの経験から、「自ら考え抜き、主体的に行動し、課題を解決する」ということが自分の強みであると感じています。
本日の面接でこの強みなどを伝えられるように努めていきたいと思います。
本日はよろしくお願いいたします。
②学生時代に力を入れたこと
私は△△サークルの幹事長として、8チーム、200人を超える規模の大会を主催し、サークルの活動費を赤字から黒字に転換した経験があります。
当サークルでは活動費の赤字から、このままでは活動が維持できない状況でした。
そこで、資金調達を目的に大会を主催し、参加費を活動費に充てる計画を立てた。そして、目標金額として15万円、目標人数として80人と設定しました。
大会の成功には宿泊施設やコートの手配が課題でした。特に、宿泊施設手配に関しては私たちの力だけでは対応が困難でした。そのため、普段から合宿でお世話になっている企業に協力を依頼し、宿泊施設とコートの手配を委託しました。
一方で、私たちは大会運営と参加者募集に専念しました。集客では、他大学のサークルに積極的に声をかけるとともに、大会の魅力を伝えるチラシやSNSを活用しました。
この取り組みにより、8チーム、人数で言うと200人を超える参加者を集めることができました。そして、40万円の収益を上げることができました。
このように活動費を黒字化し、サークル活動を存続させただけでなく、大会を通じて多くの人に楽しんでもらうことができたことに大きな意義を感じました。
この経験から、主体的に行動し、限られたリソースを最大限に活用することで、目標を達成するための調整力やチームでの協力の大切さを学びました。
入社した際には、この経験で培った主体性や調整力を活かして、御社に貢献したいと考えています。
【深掘質問】
①なぜ活動費が赤字になったのですか。
②なぜ大会を主催することにしたのですか。
③大会の主催を言い出したとき、どのように周りを納得させましたか。
④企業と協力したとありますが、どのように企業を納得させたのですか。
⑤この大会は現在も続いていますか。
【深堀質問回答】
①本来ならば活動費は15万円ほど貯金があるのですが、私の1つ上の先輩方が全て使い切った状態で引退してしまい、私が幹事長を引き継いだときには貯金が1円も無い状態になっており、赤字になってしまいました。
②初めは会費の値上げを考えていましたが、それだと何の責任もないサークルメンバーに負担させることになってしまうことが、心苦しかったため、サークルメンバーに負担のかからない集金方法を模索して大会の主催を思いついたからです。
③数字を用いて納得させました。サークルは当時40人ほどだったので、1人1000円値上げしても4万円しか集まりません。しかし、大会を主催することで15万円は獲得することが出来ると考えていたため、より回収金額が大きい大会の主催をするべきだと言いました。
④企画書の用意とプレゼンをしたことで納得させました。ただ話を持っていくだけでなく、きちんと大会の内容や予算などを計算し、まとめることで企業にいかに本気で主催したいかをアピールしました。その結果、企業を納得させることが出来ました。
⑤はい。続いております。後輩に大会の運営方法をきちんと引継ぎ、現在でも毎年開催されております。私もOBチームとして毎年参加しております。
③志望理由
貴社を志望する理由は2点あります。
1点目は、貴社が圧倒的な技術力を誇る自社製品を持つ企業であるということです。
AIのIBM Watson、クラウドプラットフォームのIBM Cloud、そして量子コンピューティングのIBM Quantumなど、貴社は自社で研究開発を進めながら、業界をリードする製品を生み出しています。特に、長年にわたり培われたエンタープライズ向けソリューションの開発力と、世界12カ所にある基礎研究所の革新的な技術力は、他の企業にはない貴社ならではの強みだと考えています。また、自社製品を持っていることで、社内での活用事例があることや、クライアントからのフィードバックを直接開発に反映でき、ニーズに合わせたカスタマイズがしやすいといった利点があります。こうした最先端技術と自社製品を活用しながら、クライアントの本質的な課題を解決できる環境に大きな魅力を感じています。
2点目は、貴社の「Think」の精神に共感したからです。
私は△△サークルの幹事長として、自ら考え抜き、主体的に行動して、大会を主催した経験があります。結果として、200人を超える規模の大会を開催することができ、40万円の収益をあげる事が出来ました。私はこの経験から、自ら考え抜き、主体的に行動することで、どのような課題も解決することが出来ると感じました。
貴社の「Think」という理念は、私の強みである「自ら考え抜き、主体的に行動する姿勢」と強く共鳴すると考えています。
【深掘質問】
①なぜ生物系の学部からITを志望するのですか。
②どのような事業に関わってみたいですか。
③なぜソリューションエンジニア職なのか。なぜテクノロジー事業本部なのか。
【深堀質問回答】
①研究でRを用いたことがきっかけです。普段ならエクセルで計算したり、図を作ったりしていることを、一度プログラムを書くことによって圧倒的な時間短縮が出来たことから、ITに興味を持ちました。個人で書いたプログラミングだけで、ここまでの時間短縮が出来るならば、さらに大規模なIT技術を用いることでさらに大きな社会課題の解決に活かしたいと考えたからです。
②スポーツ事業に関わってみたいです。スペインのサッカークラブ、セビージャFCは、選手のスカウティングプロセスを強化するため、IBMのAIプラットフォーム「watsonx」を活用した生成AIツール「Scout Advisor」を導入したという事例にとても興味があります。
③2点あります。
1点目は、自社製品を扱っているということです。貴社は自社製品を扱っており、お客様の要望に合わせた最適なソリューションを提供する事が出来ます。IT業界は変化が激しいため、スピード感が求められると考えています。なので、自社製品を持っている方がスピード感を持ってお客様に最適なソリューションを提供することが出来るからです。
2点目は、お客様とも技術とも近い距離で仕事が出来ると言うことです。技術を学ばなければ、そもそもお客様に提案できません。技術を学ぶことはもちろん、お客様との距離が近いので、お客様の課題を理解し、最適な解決策を導き出す力を磨くことが出来ると考えているからです。
④長所と短所
私の長所は行動力です。
そのエピソードとして、専攻内の8研究室を横断し、教授陣を含めたお花見を企画・実施した経験があります。私の□□専攻では研究室間での交流がほとんど無く、他研究室の人とはほとんど話したことがないという環境でした。なので、研究室間の交流を促進したいと考えました。
そこで、教授陣を含めたお花見を企画しました。しかし、教授陣の多忙により日程調整が困難でした。そこで、毎週の教授会議の時間を活用する提案を教授8人全員に行い、効率的な時間活用を強調することで了承を得ました。また、集客においてはポスターを作成するだけでなく、各研究室のラボリーダーに依頼し、研究室内での周知も依頼しました。結果として教授全員と60人以上の学生が参加するお花見を実現しました。その後、研究室間の交流が活発になり、学際的な議論の機会が増えるなど、継続的な影響を与えることができました。この経験で培った行動力を活かし、新たな課題に対しても迅速な意思決定と実行力を発揮したいと思います。
短所は楽観的なところです。専攻全員での卒業論文発表でスライドの文字が見えなくなってしまった経験があります。卒業論文発表は、自分の研究であり、何度も進捗報告などで発表スライドを作っていたため、発表練習しなくても大丈夫だと高をくくっていました。しかし、いざ本番になり、スライドを投影すると、表などがうまく投影されず、なにが書いてあるか分からないという事態に陥りました。結果として、質の低い卒業論文発表となってしまいました。
この経験から、自分がなんとかなる、どうせ大丈夫と感じた時は、必ず立ち止まり、本当に準備が足りているのかを再確認するように徹底しています。
【深掘質問】
普段の生活で楽観的になってしまうシーンはありますか。
【深堀質問回答】
普段のレポートの提出などでも、1日あれば終わると楽観的に考えてしまい、提出がギリギリになることがあります。
面接詳細情報
面接官の社員の特徴 | 2人 ソリューションエンジニア職(管理職 男性 50歳前後 オフィスカジュアル / 女性 40歳くらい オフィスカジュアル) |
面接官の印象 | ー |
学生の服装 | スーツ |
面接の雰囲気 | 終始フランクな雰囲気で進みました。 面接官は穏やかな人であり、こちらが話すと、向こうも自身の話をしてくれるなど、堅苦しい雰囲気は無かったです。 |
評価されたと感じたポイント | 聞かれることは予め予想して用意していたので、詰まる事が無く、面接を受けることができました。 学生時代に頑張ったことの深掘りで、議論の時に数字を用いて相手を説得すると回答したのだが、数字を用いるという姿勢が良いと直接評価されたと思います。 |
対策やアドバイス | 他企業で面接を数回受けて慣れておくこと、 ES含めて軸が一貫した受け答えを意識すること、 企業研究をし、求められている人材をイメージして自分に落とし込むことです。 |