総合職
26 年卒
女性
- 金沢大学
面接情報
最終面接
基本情報
| 場所 | 本社の会議室 |
| 時間 | 45分 |
| 社員数 | 2人 |
| 学生数 | 1人 |
| 結果通知時期 | ー |
| 結果通知方法 | 電話 |
質問内容・回答
①自己紹介
○○大学○○から参りました、○○と申します。
大学では○○に所属しており、主に○○の貧困について、所得や教育格差の観点で学びを深めております。
昨年の8月から5月頭にかけて、語学力向上や異文化理解を目的として、○○の○○に交換留学をしておりました。
学生時代に力を入れたことは、やはり語学力向上や国際交流であると自負しておりますが、そのほかにも、○○サークルへの参加や○○に関する団体の運営、アルバイトなど、関心のあることには様々取り組んでまいりました。
本日はどうぞよろしくお願いいたします。
【深掘質問】
卒業論文はどのようなテーマを考えているのですか。
また、どのような研究手法を用いようと考えていますか。
【深堀質問回答】
まだ模索途中なのですが、現時点では、途上国の中でもとりわけ貧困層の多い農村地域に焦点を当て、その地域に住む人々の所得向上に教育がどのように影響するのかについて研究したいと考えています。
研究手法については、計量経済学の統計的な手法を用いることを検討しています。
②志望動機
貴社であれば、私の「世界中の人々の生活の当たり前を支える」という夢を実現で きると考え、志望します。日本の製品を留学先で取得できた経験を通じ、物流の重要性を実感しました。加えて、物流が国や地域を問わず人々の暮らしを支える土台 となっている点にも魅力を感じ、国際物流に携わりたいと意識するようになりました。中でも御社は、3PL事業のリーディングカンパニーとして、業界を問わず多様な企業に最適な物流を提供し、広く社会基盤を支えている点に魅力を感じています。さらに、国際物流の売上比率が45%を占め、世界各国に拠点を有する貴社であれば、グローバルな視点から日本と世界の双方に貢献できると考えました。また、3PL事業以外にも、インフラに関わるような重量機工輸送にも携わっている点に強い関心を持っております。このような理由から、御社を第一志望としております。
【深掘質問】
これまでに内定を貰った企業はどこですか。
(それを受けて)陸運の企業が多いようですが、元々陸運を志望していたのでしょうか。
【深堀質問回答】
それまでに内定をいただいていた企業(4社)の名前を具体的に答えました。
(2つ目の質問について)陸運や海運など、様々な分野があることは理解しておりますが、そのどこか一分野に携わりたいと決めていたわけではなく、物流業界を幅広く見た時に、少しでも国際的な携わり方ができるかどうかという基準をもって選考に参加してまいりました。
③学生時代に力を入れたこと
私は大学時代、留学生寮での生活を通じて英語力を向上させ、○○留学を実現しました。元々長期留学に憧れていましたが、入学時点では英語要件を満たしておらず、また英会話の機会が少なかったため、英語を話すことに対して苦手意識がありました。そこで、英語を話さざるを得ない環境に身を置きアウトプットの機会を増やすことが必要だと分析し、1年次から3年半にわたり留学生寮で生活して苦手意識を払拭しました。さらに、3年次からは計4名の留学生のチューターを担当し、学業や日本での生活をサポートしたり、留学希望者向けの英語の授業を履修したりするなど、日常的に英語に触れる機会を増やしました。その結果、3年前期に目標スコアを取得し、4年次の夏に第一志望であった○○の大学への長期留学を実現することができました。この経験を通じて、自ら厳しい環境に飛び込み、時間をかけてでも目標を達成させることの大切さを学びました。
④留学中に得られたこと
留学中に学問以外で得られたことは、何事にも挑戦してみようという度胸と、「やればできる」と思うことのできる自己効力感が身についたことだと考えております。
留学当初は交友関係を築くことや学業についていくことに苦戦をし、なかなか思い通りの留学生活を進めることができませんでした。しかし、現地の学生やスタッフに助力を得ながら、留学先や留学先を離れて自身のやりたいことを計画し実践することができ、日本に生活していたころには得られなかった経験や心構えを得られたと思います。
⑤当社が中長期ビジョン(売上収益1.5兆円、海外売上比率50%以上)を達成するまでに直面する課題は何でしょうか?
課題は大きく2点あると考えます。
1点目は、既に事業を展開している海外地域において、売上向上のためのDX化の技術・仕組みの導入が難しい可能性があることです。日本や欧米などの先進国であれば、現在御社が売上向上のために注力されているDX化によるシステムは機能すると考えられますが、その他の地域で必ずしもそのシステムが最善とは限らないため、すべての国・地域において最善なシステムの構築という点が課題になると考えられます。
2点目は、アフリカ地域など現在日本の物流企業が進出していない地域へ事業を拡大することが難しい可能性があることです。御社が売上収支を中長期ビジョンに示しているように向上させるためには、現在事業を展開している4つの海外地域に加え、新たな国・地域への進出という手段が必要になってくると考えます。その際に、アフリカなど物流網の基盤が整っていない地域に進出することは、他の地域に進出する場合と比べても、土台を整えることから始める必要がある点で時間もコストもかかるため、課題になると考えられます。
面接詳細情報
| 面接官の社員の特徴 | 入社3年目の人事 男性で20歳半ば。スーツ 人事部長 男性で50歳前後。スーツ |
| 面接官の印象 | お二人とも非常に愛想が良い方で、こちらも自然と笑顔でお話しすることができました。 |
| 学生の服装 | スーツ |
| 面接の雰囲気 | 終始フランクな雰囲気で進みました。 人事部長が学問に強い関心を抱かれている方なのか、想定以上に専攻や卒業論文について深掘り質問をされました。質問事項が多かったためか、面接時間が延長されました(1時間前後になりました) |
| 評価されたと感じたポイント | 面接官(人事部長)が1つの質問に対してかなり深掘りをしてきたので、それぞれの質問項目についてどれだけ聞かれても困らないように、事前に考えを巡らせておく必要があると思います。 また、業界や企業についてどれだけ理解しているのかということを問われているように感じました。最後の質問については、他社の選考の逆質問で得られた知識を用いて回答することができ、「どちらもその通りである」と言っていただくことができました。同じ業界の他社の企業から得られた知識を積み重ねていくことも非常に重要だと思います。 |
| 対策やアドバイス | 他企業で面接を数回受けて慣れておくこと。 どれだけ深掘られても答えられるように、事前に想定質問を考え回答を用意しておくこと。 業界や企業についての理解を深めること、また志望理由を明確にしておくこと。 結論ファーストで相手に理解してもらいやすい受け答えを行うこと。 |