広報コンサルタント
26 年卒
女性
- 法政大学
面接情報
最終面接
基本情報
| 場所 | 本社 |
| 時間 | 30分 |
| 社員数 | 4人 |
| 学生数 | 0人 |
| 結果通知時期 | ー |
| 結果通知方法 | 電話 |
質問内容・回答
①自己紹介と志望動機をお願いします。
初めまして。○○大学から参りました○○と申します。文化系のサークルに属しており、幹部を務めておりました。また、サークルの個人の活動としてはスピーチ活動にて全国大会に出場した経験もございます。
志望動機は3点ございます。1点目は「信頼に厚い届け方ができる点」です。前向き広報と危機管理の両方携わられており、中でも危機管理の部門があるからこそ、前向き応報単体の会社よりも「信頼」がより厚く生まれている点に魅力を感じました。特に危機管理の領域で、面談や面接を通して、「クライアント企業が都合の悪い事実を隠すことがあれば契約を切る」また「クライアントさんに対して他社さんよりも速いレスポンスをしたり助言の際に言い切る」という姿勢を取っているように、社会に信頼を届けることを徹底していると感じました。
2点目は「やりがいの大きさ」です。国内外の大手やトップ企業との長期的な関わりを築いていることから、自分の関わった仕事が、世の中に大きく影響していく感覚を持ちながら働けるのは、私にとって大きなやりがいです。同時に外資系の企業案件も多いとお伺いし、その案件を頂いたときに自分の「グローバルに渡り合える力」や「異文化理解の力」を活かせると感じました。その点でもやりがいを感じることができると考えています。
3点目は「社員の方々の好奇心を持って学び続ける姿勢」です。面接やランチなどを通して社員の方々から、広報の仕事を心から楽しんでいる様子が伝わってきました。特に、危機管理トレーニングで実際に起こりそうなシナリオを書き、それを基に対応を検討する業務があると伺いました。業界や企業の課題を深く学ばなければならず大変なはずですが、それを前向きに学びとして受け止めている姿勢が印象的でした。私自身も好奇心が強く、そうした探究心を持つ方々と一緒に働くことで、自分の成長にもつながると感じています。
②最近気になったニュースを教えてください。
沖縄の観光施設が広告CM過剰表現で炎上したニュースです。広告の「主観性」と「お金を積むことで表現が豊かになる」という特性が悪く出てしまったニュースだと感じました。
【深掘質問】
そのニュースを見て何を思いましたか。
【深堀質問回答】
届けたい世界観と実体験の整合性が大事だと思いました。また、客観性が高く信頼できるPRが必要だと考えました。対比的な例として、万博はPRが成功した事例だと考えます。広告CMでは、キャラクターと大屋根リングの象徴的なモチーフを印象付けるに留まったことが良かったと思います。実際に身近にいる行った人の感想を聞いてから、それがさらに人を呼ぶという仕組みが私の身の回りでもできていましたし、客観性の高いPRでした。
③広告と広報の違いについて理解しているものを教えてください。
広告は、直接的かつ的確な表現、限られた枠内で届ける手法です。広告枠が決まっているため、時間やスペースに制限はありますが、ターゲットを絞って計画的に発信できます。一方でPRは、間接的に情報を広める手法です。メディアに取り上げてもらう話題作りでビジネスパーソンや社会に知ってもらう。掲載のコントロールは難しいという面もありますが、その分客観性や信頼性が高まり、より広い層への波及効果が期待できるのが特徴だと認識しています。
【深掘質問】
先ほどの事例以外に、違いを感じた実体験があれば教えてください。
【深堀質問回答】
私はサークルの幹部で書記をしていました。仕事内容として、毎回のイベントのパンフレット作成をしてサークルのライングループに電子媒体として流し発信していました。夏合宿のパンフレットを作り、いつものように発信したところ、それをサークル員が気に入ってくれ、インスタグラムに載せたいと言って、感想を添えて載せてくれました。すると、普段ライングループを面倒で見ない人も見てくれ、反応が一気に広がりました。その結果、私に直接「目を引いた」だったり「夏合宿楽しみだ」という声が直接届くことが増えました。
今振り返ると、幹部という公式の立場にいない人が発信した、その人の感性を通して発信したからこその信頼があった点と、幹部じゃない人が発信しているというところで好奇心が沸いたからこその影響だったと思います。私のいつもの広告的な動きでは届けられなかった層に、その子のPR的な動きだったからこそ信頼感と広がりを持って届けられたと感じました。この経験を通して、信頼や共感を起点にして人の行動に影響を与えるPRに携わりたいと考えました。
面接詳細情報
| 面接官の社員の特徴 | 社長、副社長、取締役、人事1人(進行のみ)。 社長、副社長、取締役は男性で50~60代。オフィスカジュアル。 |
| 面接官の印象 | ー |
| 学生の服装 | スーツ |
| 面接の雰囲気 | 厳かな雰囲気で進みました。相槌はほぼないですが、表情が柔らかい社員の方もいらっしゃっいました。逆質問の時間の方が雰囲気としては柔らかく進みました。 |
| 評価されたと感じたポイント | コンサルタントとして様々な人と話す職種であるため、対面面接で年の離れている社員の方とも怖気ず話せることは見られていると思いました。 また、広告と広報の違いを理解した上で、なぜ広報に携わりたいのかを説得力のあるエピソードと共に話せることです。 幅広い業界への理解が求められるため、ニュースへの関心の高さも見られています。 |
| 対策やアドバイス | 他企業で対面の面接を数回受けて慣れておき、ニュースを見て自分の意見と共にまとめておきましょう。 広告と広報の違いを理解しておくとよいと思います。 |