一次面接
基本情報
場所 | web |
時間 | 45分~60分 |
社員数 | 1 |
学生数 | 1 |
結果通知時期 | 一週間以内 |
結果通知方法 | メール |
質問内容・回答
①天敵昆虫の課題点は何ですか。
天敵昆虫の課題点は主に2つあります。一つ目が圃場への定着性の低さです。生体をそのまま使用するため、圃場に定着する前に別の圃場へ逃避してしまうことが懸念されます。二つ目は、撒く時期の見極めが重要であることです。使用者の知識に効果が依存してしまうため、圃場内で生体のサイクルが回るよう改善していくことが求められています。
②実験手法について、知らない名前が多かったため具体的な話をお願いします。
私の扱うRNAシーケンシングでは、実験昆虫から抽出されたtotal RNAを調整し、遺伝子情報の網羅的な解析を行います。この情報の中から、私が求めている遺伝子配列を抜き出し、近縁種と比較することを目的とした分子系統樹の作成や別組織から抽出され、これを鋳型に合成されたcDNAを用いたRT-PCRを行っています。これを行うことで、昆虫生体における遺伝子発現を確認することができました。
③卵母細胞を用いた機能解析の話が出てきましたが、これは何ですか?
先ほどのRNAシーケンシングにおいて、目的の遺伝子配列であると推定された遺伝子を、〇〇の卵母細胞膜上に発現させます。そこに刺激を加えることで、膜内外のイオン流入に関係するチャネルが活性化し、電位の変化が起こります。この変化を記録することで反応の強弱を測定できます。
面接詳細情報
面接官の社員の特徴 | 人事 男性で30〜40代。スーツ |
面接官の印象 | 人事の方が親身に、かつ丁寧な言葉でご指導してくださるので、とても勉強になる雰囲気があります。 |
学生の服装 | スーツ |
面接の雰囲気 | 威圧的な様子はなく、この面接は最終面接に向けた準備段階のようなものです。詰めが甘いところはその場で指摘され、質問されます。 |
評価されたと感じたポイント | 研究内容についてとても深堀されました。志望動機やいわゆるアルバイトなどのガクチカよりも、自身が行ってきた研究や、学会の経験があれば学会でどのようなことがあったかなども併せて聞かれると思います。研究背景から手法に至るまでの道筋がしっかりしているかが、一番の評価ポイントです。 |
対策やアドバイス | 自分の研究について、全く知らない人に説明する準備をしておくのが重要です。 |