最終面接
基本情報
場所 | オフィスでの対面 |
時間 | 30分 |
社員数 | 2人 |
学生数 | 1人 |
結果通知時期 | 当日中 |
結果通知方法 | ー |
質問内容・回答
①志望動機をお願いします。
私の2つの就活軸に当てはまっているからです。1つ目は、いろいろな業界に携わることができ、知見を広げられる環境です。2つ目は、誰かの挑戦に対して伴走者として寄り添いながらサポートすることができる環境です。これら2つを満たす業界を考えた際に、金融、その中でも特にメガバンクが一番自分の理想実現には近い環境だと考え志望しております。
【深掘質問】
1次面接同様、「これらの軸を思った背景は?」、「その中でもなぜうちの会社が一番なの?」というこの2つを聞かれました。それに加えて、「なぜベンチャー支援をやりたいのか」というところまで原体験を深掘りされました。
【深堀質問回答】
1つ目に対しては、「これは、私自身非常に興味を持ちやすく、新たな知恵を獲得した際に大きな喜びを得てきた経験が多かったこと、そしてこれまでの〇〇経験で組織を引っ張ることが多く、組織に対しどのような行動が最も貢献できるかを考え行動するのがやりがいだったからです」と回答しました。
2つ目に関しては、「私自身、ベンチャー支援という枠に非常に興味があり、そこに一番強いとされる貴社が自身のフィールドとしては最適であると考えたため、貴社を第一志望としております」と回答しました。
最後の質問に対しては、「私の友人が起業しており、創業当初は手伝いを良くしたのですが、その際彼らが一番困っているところが資金繰りのところでした。そこで、『アイデアがあるのに資金によってその可能性を潰すのはもったいないと思った。そんな人たちにもチャンスを与えられるような働き方をして日本で新たな産業を作っていきたい』と感じたからです」と回答しました。
②学生時代に頑張ったことを教えてください。
私が学生時代に力を入れたのは、〇〇サークルの活動です。私たちの団体は、先輩の不祥事により活動停止期間があり、私が2年の半ば頃に活動が再開しました。その際、チームに先輩がおらず、チームとしても確立した戦術がなく、なかなか試合に勝てない時期が長くありました。私はそんなチーム状況の中、失点が多かったチームのリーダーとしてリーグ優勝のために守備強化のための練習方法を提案し続けました。以上が、私が学生時代一番頑張ったことになります。
【深掘質問】
「失点が多い原因はいったい何だったのか」、「その中でも一番困難だったことは何だったか」、また「この困難や1年の活動停止もあった中でどのようなことをモチベーションとして最後までやり切ることができたのか」という3点について特に深掘りされました。加えて、理想のリーダー像についても聞かれました。
【深堀質問回答】
1つ目に対しては、「戦術が確立されていないことが一番大きな原因だと分析しました。活動停止前の活動が少なかったことに加え先輩がいなかったこともあり、チームに代々引き継がれる戦術が私たちには身についておらず、各々が思い思いのプレーをしていたため、本来組織だって行わなければいけない守備がうまく機能していないと分析しました」と回答しました。
2つ目に関しては、「最も困難だったことは、守備の重要性を理解してくれない選手が多かったということです。やはり〇〇は攻撃の方が楽しいので、攻撃陣はみんな守備がおろそかになってしまうような状況でした。そこで、攻撃陣一人ひとりに対して守備の重要性となぜ練習をわざわざやるのかという根拠を論理と熱意を存分に押し出し説得を行い巻き込みました」と回答しました。
3つ目に関しては、「私自身、仲間と何かを成し遂げた際に得られる感動が非常に好きで、大学でも活動停止によって一度離れ離れになった仲間と再び共闘できるチャンスを獲得したため、何としてでも目標のリーグ優勝をしてみんなと喜びを分かち合いたいと思ったからです」と回答しました。
最後の質問に対しては、「仲間と同じ目線に立ちながら誰よりも行動して姿勢で示すことで信頼を獲得し、周囲を指揮していく人が自分にとって一番の理想です」と回答しました。
③諦めずに困難に立ち向かいやり切った経験について教えてください。
高校時代の〇〇部で2軍ベンチ外から1軍レギュラーを目指し、3年間毎日欠かさず自主練習を行った経験です。もともと中学まで地区選抜に選ばれており〇〇には自信があったのですが、入部当初は二軍のベンチにも入れず非常に悔しい思いをしました。しかし、ここで腐るよりも諦めずチームの勝利に直接貢献するほうが楽しいし格好いいため、そのような人間になりたいと思い行動し続けました。
【深掘質問】
「チームのレベル感はどのくらいだったの?」、「そのような状況の中でのモチベーションは一体なんでしたか?」、これらに加えて「一番この中で工夫したことは何?」ということを深掘られました。
【深堀質問回答】
1つ目に対しては、「〇〇県でベスト16に入るチームでした。〇〇県はいわゆる一強ではなく、強豪校が非常に乱立して毎年どこの高校が〇〇に行くか分からないような環境だったので、個人的には自分の学校もハイレベルであったと感じております」と回答しました。
2つ目に関しては、「モチベーションは試合に出られないことへの悔しさでした。どうしても勝利を自ら掴み取り、仲間と喜びを分かち合いたいという思いがありました」と回答しました。
3つ目に関しては、「一番の工夫は1軍のレベルを知り続けるということを意識した点です。具体的には、同期で1年からレギュラーで出ている選手に自主練習に毎日付き合ってもらい、改善点やアドバイスを常にもらい続けたことで、1軍に必要な視座と技術を養い続けたことが大きな工夫だったかなと考えています」と回答しました。
面接詳細情報
面接官の社員の特徴 | 人事、二人とも男性で推定30~40歳。 オフィスカジュアル |
面接官の印象 | ー |
学生の服装 | スーツネクタイ着用 |
面接の雰囲気 | 全体的にはフランクな雰囲気で進みました。途中で笑いも起きたり、面接官の方が「大変だったね」と声をかけてくれることもありました。自分のことを知ろうとしてくれる姿勢を非常に感じることができた点ではとてもありがたかったですが、それゆえに鋭い質問が飛んでくることもありました。しかし、「お時間いただいてもいいですか?」といえば「どうぞどうぞ」と優しく時間をくださったので、考えて何とか根拠立てて回答することが重要だと思いました。 |
評価されたと感じたポイント | 質問数がとにかく多かった印象があり、そこに食らいついていけるかが大きな鍵だったと思います。また、ただ答えるだけでなく、しっかりと頭でいったん考えてから一貫性にずれがないかという点も非常に見られていたと思います。このあたりを意識できたことが内定に繋がったと考えております。 |
対策やアドバイス | 他企業や面接練習で面接を数回受けて慣れておくこと。ESを含めて軸が一貫した受け答えを意識すること。1次面接の内容やESの内容を再確認しておくこと。自己分析を綿密に行っておくこと。志望動機について、なぜうちの会社なのかというところを徹底的に固めておくこと。 |