最終面接
基本情報
場所 | オフィス |
時間 | 50分程度 |
社員数 | 3 |
学生数 | 1 |
結果通知時期 | ー |
結果通知方法 | 電話 |
質問内容・回答
①簡単な自己紹介と学生時代に力を入れたことを教えてください。
〇〇大学〇〇学部3年の〇〇と申します。本日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございます。私は大学で〇〇サークルに所属しており、2年生の時には学園祭の企画運営として新たな企画コンセプトを打ち出し、全員で協力して企画を成功させました。ここで培った他者との信頼構築力と実行力を、価値の共創を掲げる貴社で最大限に発揮したいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。
学生時代は前述のサークル活動に力を入れていました。私の所属するサークルは150人規模と、学内サークルとしては最大級でした。メインであるステージ企画ではこの人数を活かし、観客の笑顔という目標に向けてそれぞれが個性をぶつけ合うことで企画のクオリティを高めていました。しかし、私が担当した喫茶企画はサブ扱いであり、一部の人しか参加しないのが通例でした。私はこれに勿体なさを感じ、参加意思のなかったメンバーへの聞き取りと課題の解決を通して「全員が楽しんで参加できる企画」への変革を目指しました。
聞き取りの結果、ステージと異なり一対一の会話形式であることが最大の不安だと判明したため、実際に運営同士で会話のシミュレーションを行い、動画化してメンバーにイメージをつけると共に、過去の企画に参加していた先輩に聞き取りを行って実践的な会話マニュアルを作成しました。
こうした改革の姿勢が功を奏し、参加メンバーを大幅に増加させることができた他、学祭当日も接客に慣れたメンバーがフォローに入る仕組みを整えるなど、運営として出来る限りのサポートを行い、参加した全員が笑顔で企画を終えることができました。また企画が飲食部門3位に入るなど、企画のクオリティも引き上げることができ、当初の目標を全て達成できたと考えています。
【深掘質問】
その経験は、弊社の業務にどう活かせると思いますか?
【深堀質問回答】
貴社のOB訪問や座談会などを経て「他者との協働」を非常に重視する社風であると感じたので、そういった点で日々の業務全般にこうしたチームプレーの経験が活かせると考えています。また私の目標である異業種間の協働事業についても、異なる価値観、立場の人をいかに団結できるか、同じ目標に向かわせることができるかという点でこの経験が活きてくるのではないかと考えています。
②志望動機を教えてください。
私は貴社の掲げる理念『従業員の物心両面の幸福』について、サークル活動やビジネスコンテストでワンチームとなって課題を乗り越えた経験から強く共感しました。そしてOB訪問や座談会などを通してこうした風土が社員の方々一人一人に根付いていることを知り、そういった自分とマッチする環境で働きたいと考え、貴社を第一に志望しております。
③就職後のキャリアプランを教えてください。
まずは新規のサービス企画や異業界間の連携プロジェクトに参加し、貴社の強みである通信インフラを活用した価値創造の基礎を経験したいと考えています。同時に現場へ積極的に向かって顧客のニーズを隅々まで把握することで、新規企画、事業が「何の課題、ニーズを解決するものなのか」という所を詰めるのに必要な種を自分の中に蓄えていきたいです。
またコーポレート業務も経験できれば、経営に近い目線で俯瞰する力も身に付くと考えています。これら3つを活かし、10年後には人々の生活の未来を創る新事業について、自分の目標である「人々の生活に笑顔と未来を」を実現できるスマートシティ、地方創生分野について通信を基盤とした新事業を立案、最前線で実行できる人材を目指したいです。
④弊社についての気になるニュースとその理由について教えてください。
高輪ゲートウェイシティの開発事業が一番気になっています。「人々の生活に笑顔と未来を」が実現できるスマートシティ事業という自分の目標はこの事業に影響されたものであり、通信事業会社としての貴社の強みと「異業種間の協働」という理念を体現した事業だと考えているためです。
【深掘質問】
私は高輪の事業のチームリーダーなのですが、あなたの目線から見て「KDDIと関連企業以外に」どういったステークホルダーの存在が考えられますか?
【深堀質問回答】
泉岳寺駅の利用者と都営地下鉄が考えられます。泉岳寺駅は高輪ゲートウェイシティから徒歩1分の場所にあり、開発に大きく影響を受ける立地となっています。事業の成功によって集客は望めるかもしれませんが、泉岳寺駅を日頃から利用する方々にとっては「混雑率の増加」と「開発による出入り口の制限」というデメリットがあり、かといって高輪ゲートウェイ駅に利用客が流れれば都営地下鉄にとって損失となり得ます。こうした点も考慮しながら、開発を進めていくべきだと考えました。
面接詳細情報
面接官の社員の特徴 | 中堅〜 |
面接官の印象 | |
学生の服装 | |
面接の雰囲気 | 想像していたものより、最終とは思えない穏やかさでした。待合室に並んでいた時にも、人事の方が「和やかな感じで進んでいくので安心してください」と声をかけてくださいました。面接が始まり、緊張していましたが、アイスブレイクから始まり、言葉につまってもフォローしてくださいました。 |
評価されたと感じたポイント | チームで引っ張る役ではなく「調整型」のリーダーとして努力した経験が、フィードバックで評価されていました。 |
対策やアドバイス | 緊張していることは面接官も把握していますし、一次/二次面接である程度話す内容は把握されているので多少のミスは問題ないと思います。おそらく「この人はうちの会社に入って上手くやれるだろうか?」というカラーや性格の一致が最も重視されているので、そこを意識しつつ今までの全てをぶつけてください。 |