エンジニア職
26 年卒
男性
- 電気通信大学大学院
面接情報
二次面接
基本情報
場所 | WEB |
時間 | 60分 |
社員数 | 1人 |
学生数 | 1人 |
結果通知時期 | ー |
結果通知方法 | メール |
質問内容・回答
①自己紹介をお願いします。
〇〇大学大学院 〇〇専攻 修士2年の○○です。 学生時代は主に研究活動に注力し、国内外での学会発表や英語での論文執筆、研究留学などに挑戦してまいりました。 趣味は○○で、部活動で10年間続けてまいりました。 本日はどうぞよろしくお願いします。
【深掘質問】
出身はどちらですか?
【深堀質問回答】
○○県です。大学進学を機に上京しました。
②グループで取り組んだエピソードについて教えてください。
留学中、約2か月間取り組んだ再生可能エネルギー導入に関するグループプロジェクトに挑戦した経験です。 チームは、アメリカ・インド・ドイツなど多国籍の学生で構成され、とある施設に最適な電力導入戦略を提案する課題でした。私の主な役割は、施設の電力使用量や各電力会社のコスト変動データをもとに、どの事業者を選ぶべきか分析することでした。 しかし、初期段階では価値観の違いから対立が起きました。私は環境重視の立場だったのに対し、コスト重視のメンバーもいて、チームの方針がまとまらなかったんです。 そこで、各意見を整理し、両者のニーズを満たせる形として、「目的を使用者側に委ねる柔軟な提案」という形に落とし込みました。この方針により、全員が納得し、議論が前進しました。 最終的には高評価を得ることができ、異なる文化・立場を持つ中での意見調整と、共通のゴール設定の大切さを実感しました。
【深掘質問】
①どうやって対立を乗り越えたのですか?
②あなたの工夫は?
③グループ活動で大事にしていることは?
④その経験をどう活かしたいですか?
【深堀質問回答】
①意見がぶつかったときは、まずそれぞれの「目的」「理由」「課題」を整理して、共通点と違いを明確にしました。その上で、両者が納得できる落としどころとして「単目的最適化」というコンセプトを提案しました。
②価値観の対立を避けるのではなく、それ自体を構造化して設計に活かす、という考え方を取りました。議論が”誰が正しいか”ではなく、”どう課題を解決するか”という方向に向くよう意識しました。
③「全員が同じ方向を向けているか」を一番大事にしています。最初にゴールや目的の認識をそろえることで、細かい違いがあっても大きくズレずに進められると思っています。
④こうした「課題を構造的に整理する力」や「価値観の違いを越えて合意を形成する力」は、ビジネスの現場でも必ず活きると思います。特に関係者ごとに重視する視点が違うようなプロジェクトでも、共通ゴールを見据えて前に進めるような動きをしていきたいです。
③熱意を持って打ち込んだことについて教えてください。
初めて英語論文を執筆したときの経験です。 当時卒論書き終わってすぐなんですが、英語で論文を執筆し国際ジャーナルへの投稿に挑戦することにしました。 しかし、英語による考察文の執筆が特に難航しました。当時はゼミも休みで、最初は一人で進めていたのですが、なかなか書き進まずに行き詰まってしまいました。 このままでは良い論文にならないと感じ、博士の先輩や同期に相談し、週2回のペースで定期的にミーティングを行ってフィードバックをもらえる体制を作りました。ミーティングに合わせてPDCAを回すことで、論文を試行錯誤しながら作り上げました。 その結果、論文をより良いものに仕上げることができ、最終的には、無事に国際ジャーナルの査読を通過し、世界に公表されることができました。さらに、大学からも学生表彰を受けることもできました。 自分としてはかなり試行錯誤した経験ですので、たくさん聞いていただければと思います。
【深掘質問】
①困難だったことは何ですか?
②工夫したことは何ですか?
③なぜ最後までやり切れたのですか?
④どんな姿勢で研究に取り組んでいましたか?
⑤どうやって周囲の協力を得ていましたか?
⑥その経験を今後どう活かしたいですか?
【深堀質問回答】
①英語での論文執筆が一番大変でした。最初は機械翻訳をそのまま使っていたんですが、どうしても文章が長くなりすぎてしまって。それで、海外の英語論文をいろいろ読んで、シンプルで伝わりやすい言い回しを真似するようにしました。
②小さくPDCAを回すことを意識してました。例えば、途中の成果物でも早めに共有することで、他の人の視点を取り入れやすくしたり、早い段階でズレに気づけたりします。完璧を目指すより、まず出して直す。この繰り返しで多くの学びを得られたと思います。
③正直、途中で手を止めたくなることもあったんですけど、やっぱり「やり切った」という達成感が欲しくて。あとは、留学に行きたかったので、向こうで信頼してもらえるように何かしら成果を残したかったんです。
④ミーティング前には必ず、自分の考えや仮説を整理してから臨むようにしてました。協力してくれていた人たちの時間を無駄にしないように、効率よく議論できるように心がけてました。
⑤お願いしっぱなしにならないように、自分も相手の作業を手伝ったり、相互に助け合える関係を意識していました。
⑥貴社のように、職種を超えて協力しながら進める環境では、こうした「巻き込み力」や「共創する姿勢」が活きると思っています。専門家と一緒に議論しながら、データを本当に価値あるものにしていける人になりたいです。
面接詳細情報
面接官の社員の特徴 | 人事:女性で30歳前後、オフィスカジュアル |
面接官の印象 | ー |
学生の服装 | 私服 |
面接の雰囲気 | 終始フランクな雰囲気で進みました。 愛想がとてもよく、深堀のタイミングや内容もよく、話しやすかったです。 面接終盤で、あなたは多分次の選考進めると言われました。 |
評価されたと感じたポイント | 自分の経験について、価値観を紐づけて考えられているところが評価されたと思います。 |
対策やアドバイス | 自己分析を綿密に行っておくことが重要です。 |