一次面接
基本情報
場所 | WEB |
時間 | 50分 |
社員数 | 1人 |
学生数 | 1人 |
結果通知時期 | |
結果通知方法 | 企業マイページ |
質問内容・回答
①自己紹介をお願いします。
〇〇大学〇〇学部4年の〇〇と申します。専攻は〇〇です。 大学時代には、国際医療支援のNGOに所属して発展途上国に対してボランティア活動をしていたり、○○サークルで○○をしていたりしました。 趣味は、ダンスやピアノ、犬と遊ぶことです。
②志望理由について教えてください。
「志望理由」には、職種を選んだ理由も含めてよろしいでしょうか? (→「はい」と言われたのち、)
志望理由を、以下の3つに分けてご説明します。 ①製薬業界を志望する理由、②その中でも貴社を志望する理由、③その中でもコーポレートスタッフ職という職種を志望する理由、の順に説明します。
①製薬業界を志望する理由について説明します。 まず、中高時代に、学校の授業において、世界には貧困や病気で苦しむ人が数多く存在することを知り衝撃を受け、世界の健康に貢献したいと思うきっかけを得ました。 そして実際に大学に入ってからは国際医療支援NGOでの活動や病院でのアルバイトを経験し、医療分野・製薬分野での活動の意義を具体的に感じるようになり、将来もこの分野で価値貢献していきたいと思うようになりました。
②次に、その中でも貴社を志望する理由について4つお話しします。 まず一つ目に、研究開発への積極的な姿勢です。売上に対する研究開発費の割合が同業大手他社と比較しても大きく、貴社でなら革新的な創薬で世界中の人々の健康に最も寄与できると考えました。 二つ目に、貴社はガン治療に強みを持っている点です。私自身、幼少期に祖父をがんで亡くした経験があり、その経験から、がんで苦しむ患者さんやその後家族を救うことができる貴社の強みに惹かれました。 三つ目に、「人」を最重要の資産とする企業理念です。健康経営に関する取り組みが国でも認められていたり、社員のワークライフサイクルを実現するための積極的な支援がなされており、社員一人一人を大切にする企業文化が醸成されていると感じています。 四つ目に、実際に働かれている社員さんのお人柄です。コーポレートスタッフ職で働かれている社員の方と個別にお話しする機会をもった際、私の疑問や不安に対しても親身に相談に乗ってくださり、とても温厚でありながらお仕事に対しては情熱を持っており、「このような方々と一緒に働きたいな」と思いました。
③最後に、その中でもコーポレートスタッフ職を志望する理由について述べます。 まず一つ目に、コーポレートスタッフ職は経営に近い位置から俯瞰的かつ戦略的に見つつ、製薬企業としての貴社を支える社員一人一人をサポートし活かしていく仕事だと考えています。
そこにおいて、自らの「広い視野・戦略的思考力」と、「人に共感し一人一人に寄り添うことができる力」が活かされると考えるからです。コーポレートスタッフ職の中でも人事に興味があり、労務や採用といった領域を経ながら、グローバルでの組織体制や人事制度の構築に取り組んでいきたいです。 二つ目に、貴社は現在海外にも大きく事業を展開しながら「グローバルヘルスケアカンパニー」への急速に成長している真っ只中だと認識しています。その際に英語を用いた円滑なコミュニケーションをとることができる人材が重要な役割を果たすと考えます。
私は、在学中に英検1級を取得したことに加え、国際交流の学生団体においても留学生などとコミュニケーションをとってきました。また、今年中に海外留学も計画し、より語学力を磨きたいと考えています。 自らの英語力も活かして、貴社のグローバルヘルスケアカンパニーとしての成長を支え、「世界中の人々の健康で豊かな生活」をつくっていきたいと考えます。
③学生時代に力を入れたことについて教えてください。
私が、学生時代に力を入れたことは、「母校の高校の後輩に対しての受験サポート」です。以下、①注力するようになった背景・動機・思い、②実際に行なったこと、③その結果、について話します。
①まず背景について、 私の母校は〇〇県の県立高校で、〇〇大学への現役合格実績も10年ほどなかったような高校でした。その高校から上京してみると、東京と〇〇県の間の情報格差に衝撃を受け、この影響で自分自身が受験において苦労したんだなということを感じました。後輩たちには同じような苦労をしてほしくないという思いもあり、自分にできるサポートをしてあげるようになりました。
②実際に行なったことを説明します。 大きく分けて二つあり、母校の全校生徒に対する受験情報の提供と、〇〇大学を志望する子に対する個別での継続的なサポート、です。 受験情報の提供に関しては、私と同じ学年の卒業生全員約300名に対してアンケートを送り、それに回答してもらう形で、受験情報やノウハウをまとめて一冊の本にし、在校生全員600名ほどに寄贈しました。
しかしそれだけでは受験をする中で日々生じてくる不安や疑問などに対してケアができないと思い、受験生個別にも継続的に支援することにしました。私自身は〇〇大学と〇〇大学の受験生を担当して、少なくとも月一回以上の頻度でやり取りをしたり、直前期には受験で気をつけることなどをまとめて伝えたりして、受験まで伴走しました。
③その結果として、〇〇大学の現役合格者に関しては私の時まで10年ほど0名だったところから、私の次の2年で4名に増加しました。
【深堀質問】
今後継続的に母校や地元に対して支援する予定はありますか?
【深堀質問回答】
はい、あります。 今後数年は、東京にいながら、母校や地元の後輩に対して、SNSなどオンライン上でサポートをしていき、その後は地元に帰って、学習環境を整える事業をしていきたいと構想もしています。実行にはまだ至っていないですが、具体的には、後輩のみんなが放課後に学習できる環境を地元に整えて、栄養のある食事を摂れたり、受験に関する情報も得られたりするような環境をつくっていきたいと思っています。
面接詳細情報
面接官の社員の特徴 | 人事 男性で30歳前後、スーツ |
面接官の印象 | ー |
学生の服装 | スーツ |
面接の雰囲気 | 和やかな雰囲気でした。 まず面接官の方が優しい表情と声のトーンで、質問の仕方なども威圧的でなく、「お話」するような感じでした。 深掘りする質問も、「嫌なところを突こう」としている意図は見えず、純粋にそのかたが気になったことを聞いてくださっていることが伝わってきたので、自然体で答えることができました。 |
評価されたと感じたポイント | 「対話」を意識したやり取りは評価されたと感じます。一方的に話しすぎることのないように、また、問われたことに的確に答えられるように、面接官の方が何を問うてくださっているのか確認しながら話すようにしました。 やり取りとしても、会話のような感じでスムーズに進みました。 |
対策やアドバイス | 企業が大切にしている理念や考え方を、その独自のキーワードと共に理解しておくことをお勧めします。 この企業の場合、「ワークライフバランス」ではなく「ワークライフサイクル」という言い方をしていたり、「グローバルヘルスケアカンパニー」を目指していたり、ということなどの独自の表現を把握しておくと良いでしょう。 |