一次面接
基本情報
場所 | web |
時間 | 90分 |
社員数 | 1人 |
学生数 | 1人 |
結果通知方法 | メール |
質問内容・回答
①自己紹介をお願いします。
〇〇〇〇と申します。私が大事にしている言葉として、サッカー元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニさんがおっしゃった、「大切なのは言うのではなくやることだ」というものがあります。その言葉に信念を持ち、私は学生時代、新たにサークルを設立したり、アルバイト先の短期離職問題の解決に尽力したりと何事も積極的に行動し取り組んでまいりました。本日はよろしくお願いいたします。
【深掘質問】
どうしてその方の名言を信念にしているのでしょうか?
【深堀質問回答】
幼いころからサッカーに取り組んでいた経験があり、2014年のワールドカップブラジル大会の際、テレビの中でアルベルト・ザッケローニ監督が話していたこの言葉がサッカー含め何事もうまくいかない自分自身に大きく刺さったからです。
②幼少期、①どのような出来事、取り組みがあったか、どのような成果をあげたか。②周囲とどのような関わりがあったのか。③どのような生活の状況だったのか。教えてください。
①当時3年間通っていた英会話教室で毎年行われる5分間の自己スピーチコンテストで入賞を目指した経験があります。私は当時から周囲からの評価を気にし過ぎてしまう性格であり、初めて参加したコンテストでは大観衆を前に緊張から声が詰まってしまい最後まで話すことができませんでした。
そんな自分にやるせなさを感じ、また友人が同コンクールで入賞をしている姿を見たことをきっかけに入賞をすることを目標に持つようになりました。私は入賞するためにまず講師に英語の発声の仕方や文章の作り方を繰り返し相談し、誰が聞いても伝わりやすいスピーチになるように工夫しました。
また練習は授業時だけでなく自宅でも家族を観客に見立てて行い、イメージトレーニングを何度も行いました。結果、私が参加した最後の3回目の大会では最後まで自信を持って話すことができ、見事入賞を果たすことができました。
②英会話を始め、水泳やサッカー、そろばんといった多くの習い事をしていたため、その先生やコーチと多くの関わりがありました。目標とする成果が出せなく悩んでいた際は優しく相談に乗ってくれ、私にとっての心の支えとなるような存在でした。また目指している目標を達成した際には自分事のように喜んでくれました。
③幼少期はとにかく習い事に熱中していました。英会話を始め、水泳やサッカー、そろばんといった多くの習い事をしており、その中で自分の目標を決め努力を続けていました。人との関わりは苦手であり、友人はほとんどいなかったため多くの時間を家で過ごしていました。
小学校時代になると友人が多くでき、朝早く登校して朝礼が始まるまでの間よく小学校の校庭でサッカーをしていました。また体育委員の委員長に立候補し運動会を成功に導いたり、水泳クラブでリーダーを務めたりするなど、多くのリーダーも経験しました
③中学時代、①どのような出来事、取り組みがあったか、どのような成果をあげたか。②周囲とどのような関わりがあったのか。③どのような生活の状況だったのか。それぞれ教えてください。
①所属していたサッカー部でレギュラーを獲得するために努力を行いました。私の母校はサッカー強豪校であり、当時私は実力がほかのメンバーよりも劣っていたためサブメンバーとして活動していました。そのため私が出場する試合の多くは試合結果が左右されない練習試合であることが多く、モチベーションが下がってきてしまっていました。
私はレギュラーを獲得しサッカーを楽しいと思えるようにしたいという思いから、自身の現状分析を行いました。日々の練習を通して分析をしていく上で、私は他の選手と比べてパスの精度が低く、特にロングボールを蹴ることができていないこと、逆に足の速さやシュート力には自信があることに気づきました。そこで私はディフェンダーからフォワードにポジションを変え、苦手分野の影響を少なくし得意を活かすことができるようにしました。
結果、ポジションを変えてから約1か月でレギュラーを獲得し、部活を卒業するまでレギュラーの座を維持することができました。
②運動部活動に所属していたこともあり、同級生に限らず先輩や後輩など年齢問わず多くの人と関わっていました。レギュラー争いもあったため競い合うことも多かったが、普段の学校生活では良き友人として深い交流関係を続けていました。友人にはよく学業や部活の悩みを相談し、時々喧嘩することもあったがお互い尊重し支え合っていました。
③私立の県外の中学校に通っていたこともあり、行動範囲が大幅に広がりました。友人とお互いが勧める飲食店に電車で行ったり、日帰り小旅行に行ったりすることも多く、その中で身の回りのものや場所に多くの興味を持ち探求心が鍛えられました。
例えば日光東照宮に旅行で赴いた際に世界遺産に興味を持ったことをきっかけに、世界遺産検定を受け合格をした経験があります。多くのことを始めて経験することを通して社会的視野や知見が広がりました。
④高校時代、①どのような出来事、取り組みがあったか、どのような成果をあげたか。②周囲とどのような関わりがあったのか。③どのような生活の状況だったのか。それぞれ教えてください。
①当時所属していた陸上部でリレー選手に選ばれるために試合映像の分析と練習内容の改善を行いました。私は高校2年生の陸上部の大会で、部内上位10%のタイムを出すことができず、リレー出場選手に選出されませんでした。努力が実らず自分に対する嫌悪感とやるせなさを覚えていましたが、試合映像の分析をコーチと行い相談を重ねた結果、出場選手と比べて基礎練習の面で劣っていたことが分かりました。
フォームの改善も図り個人練習にも力を入れ努力を続けた結果、次の年の同大会ではリレーの出場選手に選ばれることができ、そして部内では初の関東大会にも出場することができました。
②音楽に興味を持ったこともあり、同じ趣味の仲間とのコミュニティを形成しライブやイベントにたくさん行くなど、同質の友人と多くコミュニケーションを取って関わりを持ちました。同じ趣味を持つからこそ仲の良さも深まり、その友人と通うライブハウスが私にとっての第2の家のような場所となりました。
また大学受験のために塾に通い始めたため、その中で大学生のチューターの方と学業や志望校に関して沢山面談を行いました。大学合格に留まらずその先で何をしたいのかを相談して考え、やりたいことを明確にすることでモチベーション向上にも繋がりました。
③筋力トレーニングや陸上競技など興味を持ったことを深く追求し、とにかく楽しむことを目的にスポーツを楽しみました。私自身、中学校時代はライバルとの競争に意識が多く向いてしまっており、純粋に自分の好きなことを楽しむことができませんでした。
そのためあくまで自分自身が楽しむことを目的に陸上競技を始め多くのスポーツに取り組みました。また大学受験を通して初めて自分自身の限界まで本気で何かに取り組む経験もしました。この経験を通じて学力だけでなく、計画力や実行力といった社会的スキルも多く身につけることができました。
⑤大学時代、①どのような出来事、取り組みがあったか、どのような成果をあげたか。②周囲とどのような関わりがあったのか。③どのような生活の状況だったのか。それぞれ教えてください。
①アルバイトをしている塾のスタッフ短期離職問題を解決しました。塾内では、1年契約であるにも関わらず毎年1年以内に2割程のスタッフが退職してしまう状況でした。私は校舎の運営や人材育成を行うリーダーとして、生徒の信用や塾の評判を落としてしまうこの問題を早急に改善するため行動に移しました。
日々の仕事の取組みの様子からチームビルディングができていないこと、またそれに伴うスタッフの主体性の欠如が原因だと分析し、「ONE TEAM」をスローガンに掲げ、社員の方と相談のうえ以下を実行しました。
まず、各スタッフと毎月1回面談を実施しました。面談内において、生徒指導におけるその月の達成すべき目標や具体的な行動案を決め、不安や悩み事をヒアリングし、解決策を講じました。主体性を持ってほしかったため、面談を行う際は傾聴を心掛け、相手に考えさせることを意識しました。
更にスタッフ間での関わりを増やし、塾に対する帰属意識を高める施策を実施しました。食事会や親睦会といったプライベートでの関わりはもちろん、仕事に対する当事者意識を高めるため、現状の塾の課題解決に向けたディスカッションも複数回実施しました。
上記を約1年間続けた結果、次第に各スタッフから「最近生徒指導が楽しい」と何度も耳にするようになり、その年における離職率0%を達成することができました。
②好奇心を持って積極的に多くのチャレンジをしたことで老若男女問わず、多くの人と関わりました。
例えば、個人的に熱中していた○○というスポーツの魅力を知ってもらい、広めたいという思いから当大学では初めてとなる○○サークルを設立しました。約1か月間SNSやビラ配りを通じた宣伝活動や、入学式のタイミングを狙ってモルック体験会を実施した結果、私の予想を大幅に上回る32名のメンバーが新たに加入をしました。現在は大会で優勝することを目標に日々練習に取り組んでいます。
また友人に誘われて行った音楽ライブをきっかけにバンドに興味を持ち、バンド活動も始めました。最初は数人しか集まらなかったが、SNSでの告知、ビラ配りやなどを粘り強く続けた結果、有名アーティストもライブしたことのあるようなライブハウスでライブをし、数百名を集めることができました。
これら挑戦を通して「新たな出会いをくれてありがとう」と感謝されることが多くなり、私の好奇心が人の人生を少しでも変えていくことができたと感じ大きなやりがいを覚えました。
③アルバイト先の塾での学習指導リーダーや運営リーダー、○○サークルの代表といった、リーダーとしてチームの先頭に立つことが多くなりました。自分自身のことだけでなく組織としてチームビルディングを高めて成果を出すために、視座高く物事を俯瞰的に見て行動することを常に意識するようになりました。
例えばアルバイト先の塾で、生徒間での学習量やモチベーションの差が顕著になっている問題がありました。私は生徒自身の責任だけでなく、担当のスタッフの指導力の差も関係があるのではないかと考え、学習指導リーダーとして全スタッフに向けて生徒指導研修を実施しました。
上司からの指導レクチャーだけでなく、生徒役と先生役に分かれたロールプレイングも実施し、フィードバッグを念入りに行いました。研修後も常にスタッフに目を配り指導することで次第に全員が同じ質で指導できるようになり、結果的に生徒の学習量も大幅に伸ばすことができました。これらの経験を通して目の前の事柄だけでなく、長期的目線を持って考える力や課題をいち早く発見し解決に講じる課題発見力、課題解決力が身に付きました。
面接詳細情報
面接官の社員の特徴 | 人事、女性で30歳前後でオフィスカジュアルでした。 |
面接官の印象 | 笑顔も多かったため非常に話しやすかったように感じます。 |
学生の服装 | スーツです。 |
面接の雰囲気 | 面接というより、雑談をするようなフランクな雰囲気だでした。 自分自身に興味を持って質問をしてくれている雰囲気も出ており、笑顔も多かったため非常に話しやすかったように感じます。 緊張感もあまりなかったです。 |
評価されたと感じたポイント | 過去の原体験を振り返る面接だったため、どうしてそのように考えたのか、なぜそのように行動を移したのかといった理由をよく見ていた気がしました。 また用意されたスクリプトではなく、その場でしっかり話せている、会話になっているかもよく見られていました。 |
対策やアドバイス | 自分自身を幼少期から順に振り返り、なぜその行動をしたのか、どのような考えのもとそうしたのかなどをしっかり説明できるようにしておくと良いです。 事前に用意したライフラインシートを詳しく説明できるようにしておくことです。 |