26年卒
男性
- 早稲田大学
ES情報
学生時代に力を入れたこと
私は大学で○○サークルに所属しており、昨年秋に大学対抗の○○大会に出場しました。これは、全国の大学が○○のクオリティを競うもので、一昨年には裏方として参加したが他大学に圧倒され敗れてしまいました。その屈辱を果たすため、昨年は裏方のリーダーに自ら立候補し、約100人をまとめる立場として優勝を目指して練習に取り組みました。しかし100人もいれば皆が皆、優勝を目指して必死になるわけでもなくモチベーションはバラバラで、特に初めて参加する1年生のほとんどはやる気のない状態で参加していました。
そこで私はリーダーとしてメンバーのやる気を上げる方法を考え、ひとりひとりと話し合いをすることにしました。そして話し合いをヒントにどのような練習内容にすればメンバーが楽しいと思いながら活動できるか、考えを捻り出し、活動内容を大きく変えることで無事メンバーのモチベーションを引き出すことに成功しました。結果として総合優勝を果たすことができました。
学生時代に力を入れた事における課題
活動を行う中での大きな課題は、メンバーのモチベーションの低さと、彼らの統率が困難だったことです。
前者に関しては、負ける事の悔しさや勝つことの喜びをまだ知らない後輩が抱える問題でした。後者は、個人的に優勝するためには必ず解決しなければならない課題であり、人数が多いからこそ浮かび上がる問題で、メンバーそれぞれの価値観や○○に対する取り組み方、優勝へのこだわりなどを統一することは困難でした。
そこで、まず一つ目のメンバーのモチベーションの低さを解決するために、私は一人ひとりと話し合いの機会を設け、要因を探りました。話し合いの結果、要因の一つとして活動内容が後輩たちにとって興味をそそるものではなかったことが判明しました。そこで私は活動内容を以前より楽しく、自発的に参加したくなるようなものにするため、細かな作業だけではなくレクリエーションを考えたり、とできるだけ面白い活動にすることを心掛けました。
二つ目の統率の問題に関しては、まずメンバーが当時、大会の活動についてどのような考えを抱いているのかを聞き出しました。その結果、中には別に優勝を目指しているわけではないという考え方を持つメンバーも存在していることが分かりました。○○を成功させ、優勝するためには一人ひとりが同じ方向を向いて切磋琢磨しなければ難しいことを大学1年の時の経験から私は痛いほどよく理解していたので、皆に優勝へ向けて足並みを揃えてもらうために説得したり、6年前の優勝した瞬間の動画を見せるなど、優勝のビジョンやそこで得られる喜びが鮮明になるようにさまざまな策を講じました。
結果として、双方の課題をどちらも乗り越え、優勝を果たすことができました。