あなたがイーピーエスで挑戦したいこと、その理由について教えてください。(900字程度)
私は、オンコロジー領域で新薬開発を通じて貢献したい。大学で大腸がん治療に関する研究を行ったことをきっかけにがんに対する強い関心を持つようになった。病院実習では、がん患者を担当する中で、既存の治療法では改善が見られず、新薬を求めて治験に応募する患者の姿を目の当たりにした。この経験は、新薬開発が患者にとってどれほど重要な希望であるかを深く実感させた。また、がん患者の副作用モニタリングを行い、予想外のタイミングで発現する副作用に対処する場面に何度も直面した。電子カルテから副作用の症状を評価し、その深刻度に応じて適切な治療の導入を検討するなど、患者の治療最適化に努めた。このような経験を通じて、治験が患者に与える影響の大きさを実感し、患者に寄り添う重要性を強く感じた。貴社は、受託領域のうち約3割をがんが占めており、豊富な経験と確かな実績を持ち、治験の立ち上げから終了まで一貫した環境を提供している。私は、この環境を最大限に活かし、バイオ医薬品など複雑なプロトコルを必要とする試験でも、治験の高い品質とコンプライアンスを確保しつつ、患者に最適な治療を届けられるよう尽力していきたい。
次に、グローバル試験の促進である。留学中に医薬品市場に関して日米で違いがあることを学んだ。そこで日本の課題としてドラッグラグの拡大を認識した。御社はアジアをはじめとした場所でグローバル試験実施を支援し、重要な役割を果たしている。私は留学で培った英語力を活かし、グローバル試験を円滑に導入することで、最新の治療を早期に受けられるよう貢献したい。
最後に、医療機関での症例組み入れ促進である。希少疾患では患者数が少なく、症例数を集めることが困難である。しかし、貴社は「Virtual Go」を実施し、デジタル技術を活用した患者中心の治験を積極的に導入・運用している。治験の組み入れが進むことで、新薬の早期承認が可能となり、より多くの患者に新しい治療の機会を提供できると考えている。わたしはサークル活動では、夏合宿の参加人数を10名から37名に増加させた経験がある。この経験を活かし、医療機関の課題を分析し、組織的に症例数を増やすために働きかけたいと考えている。
以上の挑戦を通じて、患者にとっての価値創出に貢献していきたいと考えている。
『あなた』について自由に紹介してください。(550字程度)
私の強みは課題解決能力である。大学時代、合宿係として合宿参加者募集に注力した。社会情勢で2年ぶりの開催で練習に参加する学生が10名程度の中、例年通り30名の参加者を目標に掲げた。合宿参加をためらう要因を1点目:ウイルス感染への懸念、2点目:普段の練習に参加していないことだと分析し、それぞれに対する対策を立てた。
1点目:コロナ感染への懸念については、学生に安心感を与えるため、感染症対策を徹底した。生協と連携し、食堂の収容人数が多い施設を中心に選定することで、食事中の感染リスクを低減させることに寄与した。また、移動中のリスクを減らすため、例年通りのバス移動ではなく、現地集合・現地解散とすることで、移動中の三密リスクを低減させた。
2点目:練習に参加していない学生が多いことを踏まえ、友人を誘いやすい環境を整えた。練習2日前にアンケートを実施し、参加状況を可視化することで、参加を促進した。また、初心者でも参加しやすい雰囲気を作るため、練習部長と連携し、初心者向けメニューを新設した。
これらの対策を通じて、結果的に37名の学生が合宿に参加し、評判が広がり、翌年からは40名以上の参加者を集めることができた。この経験を通じて、課題を論理的に分析し、解決策を組織全体で協力して実行する重要性を学んだ。私の課題解決能力は、組織における課題を分析し、効果的な対策を講じる力を磨き上げた。