入社後に挑戦したいこと
海外事業部にて、海外における醤油の付加価値向上に挑戦したい。具体的には、海外生産拠点規模が八番目のブラジルにおいて、現地での醤油普及活動に努めたいと考える。こう考える背景には、ブラジル事業の将来性への期待がある。身近な例で言うと、貴社が2021年よりブラジルでの醤油普及活動を本格化したことと、ブラジル料理は煮込み系の料理が多く日本料理との親和性が高いという2つの要素が挙げられる。そして、現地での醤油普及のための施策は2点ある。1点目は、手巻き寿司の実演販売などをうまく活用することで、「日本食」それ自体を普及することである。現地日系移民は、1910年ごろから日本食普及活動を進めており、日本の農林水産省もこの活動を積極的に支援していると伺った。この動きをうまく活用し、日本政府や現地の移民と提携を結ぶことで、国規模での日本食普及活動に努めたい。2点目は、現地煮込み料理と醤油の相性の良さを見つけ出し、現地民の「醤油を使う習慣」を創出することである。具体的には、自らが現地料理の味覚研究をしたり、消費者の協力を仰いだりして新たなレシピを考案し、それをレストランやスーパーマーケットで売り出したい。