課題を改善するために創意工夫しリーダーシップを発揮したエピソードについて、背景にある自身の信念や価値観も記載400-600字
高校3年次、吹奏楽部においてコロナ禍での演奏会を実現させるため尽力した。私はパートリーダー長と技術面のサポートを担う学生トレーナーを兼任し、組織と技術の両面から部を支えることに努めた。当時コロナウイルスが猛威を奮い、十分に練習できない日々が続いていたため、そのような状況の中でも「部員全員が平等に部活動を楽しんでほしい」という想いをもとに活動に励んだ。活動が困難になる中、演奏会実施方法や新たな活動方法、部員のモチベーション維持が課題として挙げられたため、運営間で協議するだけでなく、部全体に向け施策を募集した。このことで部員一人一人に当事者意識を持たせることができたと考える。その上でYouTubeライブなどを活用したオンラインでの練習環境を整え、新たな練習環境作りを進めた。また部員のモチベーション維持のため後輩と密に連絡を取り状況を把握した上で、個人に合った練習メニューを考案しオンラインでも合奏できる環境を整えるなど、練習をより楽しめる工夫を凝らした。これらにより、技術力を保つことができた上、演奏会成功という目標に向け一体となることができた。結果オンライン上での演奏会を実施でき、生配信により多くの方に演奏を届けることができた。この経験から、困難な状況でも仲間一人一人と向き合い、課題を適切に対処する力を養うことができた。今後もこの力や柔軟性、チームを巻き込む力を活かし社会に貢献したい。